以前から興味があった、C・コールターのヒストリカル作品。まさか翻訳されるとは思いもせずでした〜(笑)
伯爵のダグラスは、国で一番の美女と名高いメリサンドとの結婚を前に急遽フランスへ赴く事になり、親戚
のトニーに花婿代理を任せる事にしたが、花嫁に一目惚れしたトニーがメリサンドと駆け落ちしてしまった。
愕然とするダグラスだったが、更にメリサンドの代わりに妹のアレクサンドラが嫁いで来たと知らされて・・・。
前評判をちらっと目にしてしまい、苦手系のお話っぽいなあ〜と警戒していたのですが、その後大丈夫そう
とのお声を聞き、テンションも上向きになっていざ取り掛かりましたが・・・。まあ、難なく読めたし、中々面白
かったけれど、普通にロマンスを堪能したとは言えないかな(笑)以下
ネタばれアリです。ご注意を〜。
いつもならヒロイン、ヒーロー語りから入るのですが、今回はこのネタから(苦笑)定期的に行われている
らしい、シャーブルック兄弟の「庶子数報告会議」に仰天したのは私だけでしょうか(^^;)しかも次男のライダー
の子供は現在7人で、更に妊娠中の相手が2人居るという種馬振りにはただただ唖然呆然{{{{(+_+)}}}}
確かM・ムーアの作品に庶子が数人いるヒーローが居たけれど、このライダーには到底及ばずですよ(呆)
それにそんな会議は聞いた事無いんだけれど(^^;)責任感が強いとは言っても何か違うような(爆)そして
そういったやり取りをあっけらかんとした調子で交わすものだから、絶句しつつもあまりの突拍子の無さに
笑うっきゃないような(?)妙〜な気持ちになったり(爆)と、そんなこんなで妹のシンジャンと三男のタイセン
を含めたシャーブルック兄弟のエキセントリック振りが初っ端から露呈したのですが、この時点で挫折しなか
ったのは何よりな一方で真面目なテンションは最後まで上がらずじまい(^^;)しっかし・・・驚いたわ(汗)
さてヒロインのアレックスですが、貧窮した公爵家の末っ子で、姉のメリサンドが駆け落ちしてしまった為に、
急遽ヒーローのダグラスの花嫁として嫁ぐ事になります。始めこそダグラスの暴言にひたすら耐え忍んでいま
したが、熊手やらテーブルやらを持ち出しての逆襲(?)で見せたガッツには胸がすく思いだったし、強く出る
ようになって以降は愛らしくしっかりとした個性が堂々と立つ感じで良かったなあ〜とも(^^)個性的な脇役に
負けていないのがあっぱれ(笑)C・コールターらしい、同性からも好かれるようなヒロインと言えるかな(^^)
元軍人で伯爵でもあるヒーローのダグラスですが、よくいる傲慢バカヒーロー系とでも言うか(笑)怒るのも
わかるとは言え、アレックスに対する暴言の数々はやっぱり聞き苦しいし、「してやった」などの物言いが時に
は恩着せがましく、無駄に偉そうにも思えたり(爆)でもアレックスの巨乳に萌えて、ドレスの胸元の上げ
下げに口を出したりや自制心が吹っ飛んでがっつく姿なんかは、中々可愛げがあって笑えたりもしました
が、長男という条件にも心を動かされず、私的にはトニーの魅力に持っていかれたなあ〜といった感じ(笑)
そして何とも妙ちきりんを極めている脇役陣は、頭が良くて食えないシンジャンのキャラが一番目立っていた
かな〜。茶目っ気たっぷりのトニーが、メリサンドを大らかに包み込みながら、上手く操縦していく様も微笑
ましくて○。さらっとしたスマートさが魅力的でした(^^)とにかく個性が強烈な面々ですが、行き過ぎない程度に
手綱を締めつつ、明快にストーリーを盛り立てているあたりにコールターならではの巧みさが光っていました。
アレックスとダグラスは結婚生活を始めますが、軍務で関わっているフランス王統派の首領が、ダグラスに
愛人を強姦されたと誤解し、復讐の為にアレックスに接近します。ストーリーは終始からっとしたテンションで
描かれていて、個性的な脇役を妥当に配置しつつ、内容的に勢いがあり、厚みも感じられましたね。ロマンス
部分は萌えを感じずでしたが(笑)、お話としては楽しめました。ただ最後の流産のエピソードは無くても良か
ったような〜。カラーが独特なので、好き嫌いが分かれると思いますが、私的には中々といった所でしょうか。
この「Bride Series」ですが、二作目はライダーがヒーローになる「The Hellion Bride」で三作目が
「The Heiress Bride」。シンジャンがヒロインです。MIRAという事で翻訳は安泰と見ていいのかな?(笑)
- 2007/09/20(木) 23:04:20|
- MIRA|
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