Blogの新管理画面に慣れないです、ええ(苦笑)とりあえずジェイン・アン・クレンツの新刊をレビュー。
地球系惑星セント・へレンズに住むプリズム能力者のアマリリスは、「アイスマン」の異名を持つ トレント
から、 会社の情報を横流ししているスパイと仲介人の調査の補助を依頼され、一緒にパーティーに出席
した。スパイの一件は早急に片付いたが、会場である事が気になったアマリリスは調査を始めてしまい・・・。
今年になってクレンツ作品が連続して翻訳されている中、私的には当確作家なので、大抵は危なげ無く
楽しんで読めちゃうのですが、この作品も見事に当たり。申し分の無い面白さで一気読みでした(^^)
ヒロインのアマリリスは、人材派遣の会社に勤めるプリズムという能力集中者。設定がSFで場所がニュー・
シアトルだろうと、クレンツのヒロインは相変わらずでしたね(笑)結婚や家庭の結束が重んじられるセント・
へレンズで私生児として生まれ、伯父夫妻に引き取られるものの、世間からは冷たい目を向けられてきた
為に倫理観を絶対として、真面目に生きてきたアマリリスですが、しっかりとした意志や優しさがファニーな
雰囲気の中にしっくりと納まっていて、スマートで自然体なキャラがいつもながら良い感じなんですよね〜。
融通の利かない堅物と言われても、窮屈な感じがせず、洞察力が確かで一本芯が通っているのがクレンツ
のヒロインならではの個性なんだよな〜と再認識しつつ、一人でクラブに出向く際には、ルーカスが心配する
かも〜と留守電にメッセージを残しておく几帳面さが何気に好きだったり(^^)終始魅力が光っていました♪
ヒーローのルーカスは、「アイスマン」の異名を持つ超能力者で、妻と会社の共同経営者に裏切られた過去
があります。このルーカスもまた家族に恵まれなかった生い立ちや兄弟は無くとも、弟代わりの存在が居た
りとクレンツ・ヒーローズのルーツがしっかりと流れた(?)キャラで、クールに構えつつも、アマリリスのペース
に巻き込まれながらメロメロになっていく姿がとっても可愛かったです(^^)妻と共同経営者に騙された事や
スパイの一件からは人の良さとも言える隙が窺えるし、西諸島での事件の真相にあえて口をつぐむ優しさや
相手への思いやりも○。オスカー伯父とのバトル(笑)や麦わら桃のパイの下りも微笑ましかったなあ〜。
一匹狼として生きてきた不器用振りと共にルーカス側の感情面の動きが明確に読み取れるのが良かったし、
キャラの輪郭も力強くて、クレンツらしい妙味で色付いた個性が、抜群に立ったヒーローだったと思います(^^)
ルーカスの一件は片付いたものの、パーティー会場で強い超能力者とプリズムの存在を感じただけで無く、
恩師でもある大学教授に関する謎めいた電話を受けたアマリリスは、事故死とされた教授の死に疑問を抱き、
ルーカスと共に調査に乗り出す事になります。今作は設定がSFという事で、地球系惑星セント・へレンズの
ニュー・シアトルという街が舞台となっていましたが、セント・へレンズの歴史やカフェ茶マシーンや西諸島
ファッション等の小道具がユニークさに興が尽きない中、とりわけ結婚に関する世情は、アマリリスとルークの
現状に絡めながらユーモラスに盛り上げていて、小道具を始めとして、随所にクレンツ・テイストが見て取れる
あたりもおいしかったです(^^)また軽快に進んでいく流れにおいて、アマリリスとルーカスのコンビネーション
が小気味良く弾みを見せるし、互いの能力をリンクさせてのラブシーンは、独特の風合いを醸し出していて
印象的でしたね。そしてSFな背景とクレンツの特色が見事に融合したストーリーは、目新しいと同時に
安定した面白さが活きた内容で、筆のノリが顕著に感じられたりも〜。今年翻訳されたクレンツ作品の中
では、一番のお気に入りと言えるかな(^^)あとはスピンが順調に翻訳される事を願うばかりですね〜(^∧^)
さてスピンですが、「Zinnia」と「Orchid」。ヒーローズは「アマリリス」でもしっかりと存在感を感じさせたニック
とレイフという事で期待も高まりますが、ちゃんと翻訳してくれるんだろうなあ〜と信じたい(笑)>ハヤカワさん
- 2007/09/19(水) 21:28:00|
- 早川書房|
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昨日サイトのカウンターが40000に到達致しました〜。いつも来て下さる皆様のおかげです。
いつもありがとうございます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します(^^)
キリ番の申告ですが、24日(月曜日)を締め切りとさせて頂きたいと思います。24日中に
ご一報頂ければ有効ですので、お心当たりのある方はお声をかけて下さいませ(^^)
- 2007/09/19(水) 10:52:30|
- お知らせ&ご挨拶|
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