お初作家のエリザベス・スチュワート。先月のA・エイムスに続き、「Elloras Cave」からの作品です。
売れっ子作家のエルギンは、周辺で続いているストーカー行為を無視していたが、ある日エルギン
を脅したホームレスが殺害され、エルギン自身も襲われてしまった。三ヶ月の間都会を離れる事に
決めたエルギンは、ボディーガードのハームと共に湖畔の別荘へ向かい、二人は惹かれ合うが・・。
初っ端からなんですが(苦笑)・・・いや〜・・・読むのにしんどい事この上無しでした。( ̄_ ̄|||)以下
ネガティヴな内容につき、未読の方やこの作品をお好きな方はスルーかバックして下さいね。
ストーカーに付け狙われる売れっ子官能小説家のヒロインとボディーガードを務めるヒーローの
お話ですが、このヒロインがとにかく耐え難い。よくいる危機感が欠如した、「私は大丈夫」なヒロイン
というだけで無く、思慮や知性が全くもって感じられない言動の数々には、不快指数がMAXに到達
しました(爆)中でも決定的だったのが、ボディーガードの言う事を聞かずに美容院へ行った挙句、
ヒロインを庇って車に轢かれ、重体に陥ってしまったボディーガードの為に自腹で著名な外科医を
呼ぶ事を決めた時のやり取り。その際に言った友人に言った、「私がドクターを雇った事を知られ
ると、私が間違っていたのを認める事になる」というセリフには、そういう問題じゃないだろっ!と怒る
やら呆れるやらで、ただただ唖然・・・・( ̄д ̄)これで罪悪感を感じているとは到底信じられずだし、
その後も、事件が起こったのは犯人とヒーローと友人のせいだとか、ヒーローを自宅から追い出そう
として、レイプ未遂云々の無茶苦茶な発言が続いたりと、ウンザリしっぱなし。別荘に行ってからは
言動が落ち着いてきましたが、前半の悪印象を挽回する程でも無く、とにかくキャラ的に何の魅力
も深みも見られないヒロインでしたね〜(呆)100頁を過ぎたあたりで、完全にさじ投げしました(爆)
ヒロインのキャラを理解出来るような背景や設定が何かしら盛り込まれていれば、汲み取れるもの
もあったかも・・とも思うのですが、そういった要素だけで無く、ヒロインがヒーローに惹かれていく
心情面の動きなんかもろくに描かれていなくて、何か粗略な感じが否めずだし、一方のヒーローも、
これがまた印象薄でしたね・・・(^^;)そもそもこのヒロインに惚れる事自体私には謎ですよ(ぼそっ)
まあ、前妻に関するエピソードとか感受性を窺わせるような面もあったけれど、特に個性が立つわけ
でも無く、ヒーロー側の感情描写も浅くて、二人の関係を巡る感情の機微や趣きが読み取れず
でした。湖にまつわる小話やヒロインの友人の存在とかは割と気の利いた描かれ方をしていたよう
にも取れますが、ストーリーの流れには噛み合わず、活かされきれていない風に思えましたね〜。
ヒロインを付け回すストーカーに関するサスペンスは、犯人の意図も明確で、思いがけずまともと
言える(笑)内容でしたが、ヒロインの救いがたいキャラがどうにも致命的だし、ストーリーそのもの
も張りが無く、ラブシーンも盛り上がらずに上滑り状態。終始ダメダメに尽きた作品でした(−_−)
読む本が何冊かパッとしない事が続きましたが、ここまで難儀を極めた作品は本当に久し振り
ですね・・・(疲労困憊)あっ、否定的な内容ですが、一個人の意見に過ぎませんので、ご了承を〜。
- 2007/05/15(火) 22:46:12|
- ラズベリーブックス|
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