Sweet 'n Lowdown Style-Zakki

海外のロマンス小説をメインとした感想雑記です。

My Best Titles 2006

今年も残すところあと数時間となりました。好き勝手なレビューを垂れ流し続けた一年でしたが、
本を通じてお友達も出来たりと嬉しい事もあり、充実したネット生活だったと思います(^^)来年も
こんな感じで暑苦しく(笑)マイペースに楽しくやっていくつもりです。足を運んで下さるゲストの方々
に深く感謝しつつ・・・皆様、良いお年をお迎え下さいませ。来年もどうぞ宜しくお願い致します(^^)

えー・・・10冊限定ピックに見事挫折しました(爆)散々迷った挙句、とりあえず特別枠扱いの
SEPとブロックマンを合わせると4冊なので、他作品を16冊ピックして、トータルでキリ良く(?)
20冊という事で落着にしちゃいました(^^;)バッサリと切れない己の甘さに呆れています(笑)
なおSEPの「トスカーナの晩夏」は他作品の為、やむを得ずランキングから外しました(><)

以下私的ベストタイトル20冊になります。今年4冊出たリサ・クレイパスは切なさの度合いでセレクト
しました。コニー・ブロックウェイはどちらも甲乙なので、よりストイック感が強い方を選出(^^)
大好きな「T-FLAC」はアニキ愛とヒロインの魅力が勝る海verに軍配ですね(笑)また変身系の
パラノーマルに目覚めた年でもありました。後半に読んだタイトルの方が多いんだよね〜(^^;)
来年も素敵な本にたくさん出合えますように・・・。

あなただけ見つめてあなただけ見つめて
スーザン・エリザベス フィリップス Susan Elizabeth Phillips 宮崎 槙

二見書房 2006-12
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あなたがいたからあなたがいたから
スーザン・エリザベス フィリップス Susan Elizabeth Phillips 平林 祥

原書房 2006-03
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キスミーエンジェルキスミーエンジェル
スーザン・エリザベス フィリップス Susan Elizabeth Phillips 数佐 尚美

原書房 2006-07
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緑の迷路の果てに緑の迷路の果てに
スーザン ブロックマン Suzanne Brockmann 阿尾 正子

ヴィレッジブックス 2006-09
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わたしを愛した狼〈上〉わたしを愛した狼〈上〉
ケリー アームストロング Kelley Armstrong 山口 緑

扶桑社 2006-05
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わたしを愛した狼〈下〉わたしを愛した狼〈下〉
ケリー アームストロング Kelley Armstrong 山口 緑

扶桑社 2006-05
売り上げランキング : 61981

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メープルムーンの輝き〈上〉メープルムーンの輝き〈上〉
バーバラ デリンスキー Barbara Delinsky 佐藤 知津子

扶桑社 2006-05
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メープルムーンの輝き〈下〉メープルムーンの輝き〈下〉
バーバラ デリンスキー Barbara Delinsky 佐藤 知津子

扶桑社 2006-05
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運命に導かれて運命に導かれて
シャノン マッケナ Shannon McKenna 中西 和美

二見書房 2006-08
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キスは極上キスは極上
ジェニファー クルージー Jennifer Crusie 中村 三千恵

二見書房 2006-07
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さざ波に寄せた願いさざ波に寄せた願い
ローリ フォスター Lori Foster 白須 清美

ヴィレッジブックス 2006-11
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冷たい指の手品師冷たい指の手品師
パトリシア ルーイン Patricia Lewin 石原 未奈子

ソニーマガジンズ 2006-05
売り上げランキング : 163319

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緋色の十字架〈上〉緋色の十字架〈上〉
キャサリン サトクリフ Katherine Sutcliffe 鈴木 美朋

ソニーマガジンズ 2006-03
売り上げランキング : 258075

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緋色の十字架〈下〉緋色の十字架〈下〉
キャサリン サトクリフ Katherine Sutcliffe 鈴木 美朋

ソニーマガジンズ 2006-03
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楽園の死の香り楽園の死の香り
チェリー・アデア 小林 令子

ランダムハウス講談社 2006-07-01
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いにしえの月に祈りをいにしえの月に祈りを
レベッカ・ヨーク 佐久間 伸子

ランダムハウス講談社 2006-09-02
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マイアミ弁護士 ソロモン&ロード(上)マイアミ弁護士 ソロモン&ロード(上)
P. ルバイン 細美 遙子

講談社 2006-10-14
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マイアミ弁護士 ソロモン&ロード(下)マイアミ弁護士 ソロモン&ロード(下)
P. ルバイン 細美 遙子

講談社 2006-10-14
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誰かに見られてる誰かに見られてる
カレン・ローズ 長野 きよみ

文藝春秋 2006-03-10
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汚れた指汚れた指
アレックス カーヴァ Alex Kava 新井 ひろみ

ハーレクイン 2006-09
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グッバイ・エンジェルグッバイ・エンジェル
シャロン サラ Sharon Sala 新井 ひろみ

ハーレクイン 2006-02
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薔薇色の恋が私を薔薇色の恋が私を
コニー ブロックウェイ Connie Brockway 数佐 尚美

原書房 2006-05
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もう一度あなたをもう一度あなたを
リサ クレイパス Lisa Kleypas 平林 祥

原書房 2006-12
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舞踏会のレッスンへ舞踏会のレッスンへ
ジュディス アイボリー Judith Ivory 落合 佳子

原書房 2006-08
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  1. 2006/12/31(日) 19:56:53|
  2. My Best Titles|
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恋のタイミング

文庫と文庫の間にちょっと小休止でDを一冊。短編が二話収録された2in1です(^^)

J・ホールの「紳士のキス」は「聖なる恋」のヒロイン、マットの双子の妹リサのお話ですが、これが
何ともパンチが無いというか(笑)グッと盛り上がる局面があるわけでも無い、極々平坦な内容で、
スカって程でも無いんだけれど、ちょっとお手軽な印象は否めず。これって短編ならではの展開と
言えるとか?でももっとロマンスならではの機微が欲しかったなあ〜と私的に思いました。ウルフ家
のアンソロジーが出ているみたいですが、他のウルフ団のお話もあるのでしょうか。「さすらいの狼」
と呼ばれている(笑)、タナーのお話は何となくありそうな感じがしないでも無いかな・・・?(^^)

お次はE・べヴァリーの「最後の一夜」。カリブ海の島でダイバー業を営むヒロインとヒーローの
お話ですが、これが当たりでした(^^)永続的な関係を求めるヒロインと一時的な楽しみに
生きるヒーローっていう絵柄はお約束なパターンだけれど、ヒロイン、ヒーロー共に感情の動き
がしっかりと描かれていたし、自由きままなお気楽アイランダーのヒーローが、ヒロインへの
愛情を徐々に自覚していく姿は特に良かったですね〜(^^)どちらが先に沈船を見つけるかと
いう賭けで、わざとヒーローに勝ちを譲ったヒロインの女心も印象深いし、ヒーローがヒロイン
に想いを伝える最後のシーンも真摯で素敵♪ギュッと面白さが詰まった良作でした(^^)

・・・「文庫新刊年内救済中」のはずが思うように読めず、来年に持ち越しとなりそうです(^^;)

恋のタイミング恋のタイミング
ジョーン ホール エリザベス ベヴァリー Joan Hohl

ハーレクイン 2006-12
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  1. 2006/12/30(土) 22:28:01|
  2. HQ&SIL系他読書雑記|
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17777HITSのお知らせ

サイトのカウンターがキリ番の17777に到達しそうです(^^)踏まれた方はTOPに貼ってあるバナー
からキリ番に関するページに飛んで頂いて、ご一報下されば幸いです。宜しくお願い致します♪

  1. 2006/12/29(金) 18:14:18|
  2. お知らせ&ご挨拶|
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死は聖女の祝日に

「文庫新刊を年内に救済しよう」中。といっても残り後3日ですが(^^;)とりあえずL・ジャクソン読了。

ニューオリンズで全裸女性の惨殺死体が発見され、現場には聖人のメダルが手がかりとして
残されていた。透視能力を通じて犯行現場を見たオリヴィアは、警察へ行き事情を説明するが、
担当した刑事のベンツはオリヴィアの言う事を信じなかった。だが別の被害者が発見されて・・・。

記憶がかなり薄れている前作を引っ張り出そうかと思いながらも、とりあえず取っ掛かりましたが、
読んでいく内に前作の「ロザリオ殺人事件」のネタにも触れている箇所があったので、徐々に
記憶が蘇ってきた感じ(笑)前作刊行からいくらなんでもちょっと時間開け過ぎだよなあ〜(^^;)

まずヒーローは良かったですね〜。年齢的な深みとも言える、良い意味でちょっとくたびれた渋さ
といかにも刑事臭い無骨さが印象的なキャラを作り上げていたし、妻と異父弟の浮気や玩具の銃
を持った子供を撃ってしまい、その後酒に溺れたり等重い過去を背負う一方で、現在は立ち直って
実直に暮らしていながらも、思うように心を開けない姿が、味わい深く描かれていて○でした(^^)

ただヒロインが何とも微妙でしたね〜(笑)短気というか、割と感情に走るタイプで、ヒーローに
対する言動の中には、頷けない部分もあったかな。あとヒーローの異父弟で司祭との関係もまあ
一線は越えないにしろ、何だかなあ〜と思ったりも。でもそれを言うと、他の女性陣にも正直
ちょっと疲れました(笑)特に夫の浮気に悩むヒロインの親友の泣き言(?)にはイライラだし(^^;)、
ヒーローの娘に関しても家庭環境や多感な年齢等事情はわかるんだけれど、反抗的な態度が常に
前面に描かれていたせいか、そういう印象で固まってしまった感じなんですよね。怒りや反抗心
の裏にある彼女の寂しさなんかをもっと明確に感じ取る事が出来れば、少しは違ったかもなあ〜。

ストーリーは、ヒロイン、ヒーロー、ヒーロー娘に犯人の4つの視点に分けて展開していきますが、
透視能力によるヒロインの証言等から、犯人が聖人の祝日に殺人を犯すという事実が判明
する中、ヒロインは、自分には一歳年上の養子に出された兄がいるという事実を突き止めます。
犯行現場を透視して見る度に犯人との繋がりを感じるヒロインは、その兄が殺人犯なのでは無い
かと疑い始めますが、サスペンスとして段階も踏んでいるし、犯人の歪んだ心理なんかも描かれ
ているのに、恐怖心や緊迫感を煽られる事無く進んでいってしまう感じでしたね〜。犯人が
ヒロインやヒーロー娘を拉致した後のバタバタとした流れも私的にはいまひとつといったオチで、
しかも後味がすっきりとしないのもちょっとなあ〜(^^;)ヒーロー異父弟の最期も哀しいし、ヒーロー
と娘の関係に関しても、事件をきっかけに心が通じ合うという形よりも、それとは別にストーリーの
過程の中で読みたかったなあ〜と思いました。エピローグで前作カップルの結婚式が描かれまし
たが、相棒モントーヤの恋人の失踪を含めて、事件のオチのまとめが、どうにも苦さが拭えず
だったので、そのせいで幸せな光景に水を差したかなとも(笑)決して面白く無いわけでは無い
けれど、頁数に見合った内容とは言えないかな。人間関係についても複雑というか、割と入り
組んで描かれていたので、そのあたりとかにもっと感情面に響くものが欲しかった感じもアリです。

全体的に見るとまずまずってところかな〜。ロマンス的には淡白な内容でした。ヒーローの相棒
で伊達男のモントーヤが主人公になる「Shiver」は今年の4月に刊行されたばかりみたいです(^^)

死は聖女の祝日に死は聖女の祝日に
リサ ジャクソン Lisa Jackson 富永 和子

ヴィレッジブックス 2006-09
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  1. 2006/12/28(木) 11:59:37|
  2. villagebooks|
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愛に裏切られても

待望(?)のキャッシュとティピーのお話。焦点は例の珍現象が起こるか否かですね(爆)

女優をしているティピーは映画撮影で訪れたジェイコブズビルの町で警察署長をしている
キャッシュと一夜を共にして妊娠するが、撮影中に流産してしまった。そんな時弟のローリーが
母親の愛人に誘拐されてしまい、ティピーはキャッシュに助けを求めるが話を聞いて貰えず・・・。

まず珍現象はちゃんと起こりましたよ、ええ(爆)前作時のあのかっこよさは一体何だったんだ?
ティピーと一夜を共にした後の聞き苦しいセリフに始まり、ティピーの流産に関するタブロイド紙
ネタを鵜呑みにしたりと初っ端からバカ男モード全開で(注・おバカではありません・笑)、初めから
この勢いでいっちゃうと、すぐにバッテリー切れしちゃうんじゃないかなどとわけのわからない心配
をしましたが(爆)、ティピー救出以降は大してジタバタせずだし、やっぱり息切れしたかもね(笑)

脇役だと冴えるのに、主役に昇格した途端株が大暴落するっていう珍現象が起こるか否かに
興味の大半が集中してしまったせいなのか(?)、ティピーとキャッシュそれぞれの悲惨な過去
の部分や妊娠から始まる一連の出来事等、二人のロマンス面に感情が動かされなかったんです
よね〜。ストーリー自体は軽いペースでさくさくと進んでいくのですが、二人が相手に過去を打ち
明けるシーンも親密さに欠けるというか、どうもあっさりし過ぎな印象で、深く響いてこないんだ
なあ〜(^^;)手ごたえ無く、淡々と読んでしまった感じでした。あと幾つかの既刊の作品の中
で触れられていた、ティピーの誘拐事件に関するネタから、私が勝手に事件を大きく膨らませて
いた感があって。なので、ティピーの怪我自体は重いものだったけれど、もっと派手なサスペンス
が絡んで来るのかな〜とか思い込んでいたので、そのあたりも私的には空振っちゃったかなと。
やっぱり歪んだというか邪な(笑)気持ちで本を読むのはいかんかも・・なーんて思ったりね(^^;)

でもその中でもティピーの弟のローリーのキャラがしっかりと光っていましたね〜(^^)この作品の
真のヒーローは、実は9歳の彼では無いかと(爆)キャッシュとティピーとローリーの三人が川の字
になって眠るシーンは微笑ましかったです♪あとティピーのフライパンによる侵入者撃退の顛末
はダイアナらしいエピソードでしたね。どうやらグリア兄弟がジェイコブズビルに越してきそう
な感じでしたが、ここまで来ちゃうと誰が誰とどう繋がっているのか、相関図が入り乱れて頭の中
ごちゃごちゃ(^^;)その内グリア兄弟のスピンも描かれると予測ですが、とりあえずお次の登場
はコルビー・レインみたいですね(^^)こちらはサスペンス度が上がる事を期待だなあ〜。

総括すると、読むのに苦だとかそんな事は全然無いんだけれど、盛り上がりに欠ける内容だった
かな〜とは思います。でもお馴染みの名前が出てきたりと、シリーズならではの楽しみは味わえる
かな。あとキャッシュを好きな方は読まない方が良いかも(笑)株はしっかりと暴落したので(爆)

愛に裏切られても愛に裏切られても
ダイアナ パーマー Diana Palmer 霜月 桂

ハーレクイン 2006-12
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  1. 2006/12/26(火) 23:16:54|
  2. HQ&SIL系他読書雑記|
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白い雪の誓い

クリスマスという事で、MIRAから出たアンソロジーをセレクト。去年刊行された「シーズン・フォー・
ラヴァーズ」よりも、内容的には今年の方が好きだなあ〜。さて、さくっとレビューします♪

ノーラのマクレガーとC・キャンプの作品がヒストリカルで、S・ウィッグスが現代物でしたが、
マクレガーは既読だったので、軽く再読しました。イアンがアランナに言うプロポーズ(というか
結婚強制宣言・笑)のセリフが、短編集の「花婿たち」の中で現代のイアン(ややこしいなあ〜)
がナオミに言うセリフと被る感じで、思わず思い出し笑い(^^)キャラ立ちやストーリーの勢い
等全体的にノーラらしくきっちりと仕上がった内容で、短編ながらも十分に楽しめました。

C・キャンプの作品は、未亡人のヒロインが、牧場主のヒーローに家政婦として雇われるお話。
妻子を亡くした過去のせいで気難しい振る舞いを見せるヒーローが徐々にヒロインによって癒されて
いく過程が、ペース良く無理の無い描かれ方で○。荒み切ったヒーローの家の中を手際良く綺麗に
していくヒロインの前向きで温かなキャラもナイスだったし、お料理や飾り等随所にクリスマスらしさ
が漂う、ほんわかとした雰囲気が好印象でした(^^)手堅くまとまっていて読みやすかったし♪

S・ウィッグスの現代物は三作品の中では一番ページ数が少ない内容でしたが、いかにもテキサス
なヒーロー(笑)が魅力的で、ちょっとした御伽噺的な風味が効いたストーリーも微笑ましく、短い
なりにも感触良く描かれて良かったですね(^^)また、短編やクリスマスという背景のせいか、S・
ウィッグスならではの敷居というか(笑)、質感が優しく和らいでいたのも好材料だったと思います。

三作品揃って中々の出来って珍しいなあ〜。珍しいと言えば、さくっとレビューで終了します(笑)

白い雪の誓い白い雪の誓い
ノーラ ロバーツ スーザン ウィッグス キャンディス キャンプ

ハーレクイン 2006-11
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  1. 2006/12/25(月) 23:15:04|
  2. MIRA|
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長い夜の終わり

特殊空挺部隊のメンバーをヒーローにしたシリーズも、この作品で完結の模様です(^^)

理学療法士の傍ら経営難の農場を切り盛りするダニーは、特殊空挺部隊の隊員で幼なじみの
カーターの帰郷に心を動かされるが、腐れ縁の二人は過去三度に渡って別れを経験している為、
ダニーは今度こそカーターと距離を置く事を考えていた。そんな中、町で不審火が連続して・・・・。

ストーカーに追われる母親と逃亡生活を送ってきたダニーが12歳の時に落ち着いた町で、異父弟に
相続させる農場を懸命に切り盛りしている所に、ゲリラの捕虜として捕らえられた後に脱走して生還
したカーターが軍隊を離れて帰郷しますが、まずこの二人のロマンス。最初こそ良い感じだったん
だけどなあ〜。ドタバタと続く事件ややたらと多い登場人物に押されて、うっちゃり気味になって
しまい、最後までピンボケなままの残念な内容でした。キャラの描き込みも明らかに不足だったし。
そして不審火や駝鳥の脱走やらのサスペンス面については、現在の事件が最終的にヒロインの
過去に繋がっていく展開で描かれますが、ごちゃごちゃとした印象でこちらも始終冴えず(><)
町の人々の存在とか無駄に多いように思えました。如何せんまとまりに欠けるんですよね〜。

サスペンスにしろロマンスにしろどちらも不発な内容でシリーズの終わりを迎えるのは何とも
がっかりな感じもしますが、都会っ子のウェストが、馬を前にして乗れない発言や脱走した駝鳥
の捕獲にてんやわんやだったのにはニンマリでした(笑)あと最後の結婚式でちらっと登場した
ヒロインの異父弟君が凄く良い子だったので、町の人々よりも彼をもっと出して欲しかったくらい(^^)

フィオナ・ブランドは最近ではMIRAからシングルタイトルを出しているみたいですが、こちらも
いつか刊行されるかな〜とちょっと期待。例によって(笑)リンダからの賛辞付きだしね(^−^;)

長い夜の終わり長い夜の終わり
フィオナ ブランド Fiona Brand 氏家 真智子

ハーレクイン 2006-11
売り上げランキング : 132187

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  1. 2006/12/24(日) 23:19:35|
  2. LS&LS読破強化中|
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翡翠の誘惑

SEP愛のせいで放置プレイされたF・ブランド。前作時から気になっていたウェストのお話です。

タイラーは、オークション・ハウスで翡翠の工芸品を扱う仕事をしていたが、ある日貴重な翡翠が
盗まれてしまい、タイラー自身が何者かに襲われた所を、五年前から別居している夫のウェストに
助けられた。身の危険を感じたタイラーはウェストと行動を共にし、事件解決に臨むが・・・。

こんなにスマートな元サヤ物を読んだのは初めてかも〜(笑)過去に振り回されて感情に走る
わけでも無く、過去を傍らに置きながらも、目線はちゃんと現在に向けられているし、率直に自分の
想いを伝えるウェストに対してタイラーは彼のよそよそしい態度の裏に孤独を感じ取り、相手を
再発見する事によって、愛情や理解が深まっていく流れが淀み無い描かれ方をされていて、とても
自然で良い感じでした(^^)言葉数は少ないけれど、ウェストのタイラーへの想いがちゃんと伝わ
ってくるし、素直で賢明なタイラーもヒロインとして好印象。雰囲気の良いロマンスが当たりでした。

ただ翡翠の盗難に関するサスペンス面はイマイチかな。犯人の行動とかやけにややこしい感じが
したし、もっとシンプルでいいから、内容の充実さが欲しかったと思いました。でもウェストらしい
ロマンスに満足だし、楽しく読めたのでトータルでは○。二人は「長い夜の終わり」に再登場します♪

翡翠の誘惑翡翠の誘惑
フィオナ ブランド Fiona Brand 高瀬 まさ江

ハーレクイン 2006-10
売り上げランキング : 213385

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  1. 2006/12/24(日) 23:18:19|
  2. LS&LS読破強化中|
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あなただけ見つめて

SEPスキーにしてスターズ及びボナー家狂愛にとってこれは待望の一冊ですよね〜(嬉)一語一句
丁寧にじっくりと味わいながら、SEPワールドを堪能しました。以下想いのままに書き散らした長文
レビューになります。お目汚し必至ですので、私の超ウザレビューに慣れている方のみどうぞ(^^;)

フィービーは疎遠だった父親の遺言で、一時的にNFLの「シカゴ・スターズ」のオーナーを務める
事になった。フットボールの事など何一つわからないまま、周囲の協力を得て、オーナー業を
こなしていきながらチームへの愛情が芽生えていく中、フィービーとコーチのダンは惹かれ
合い、二人は関係を持つが、ダンは過去の結婚の失敗から、家庭的な女性を求めていて・・・・。

ちょうど「ロマンティック・ヘヴン」でSEPデビューをしたのが一年前で、それ以来SEP危険激愛に
突っ走ってきましたが、ようやくスターズ原点に辿り着く事が出来ましたね〜!感動で呆け気味(笑)
SEPの作品は勿論全部好きなんだけれど、スターズとボナー家はとにかく特別に愛しているので、
ワクワクしつつ、若干緊張にも似たような想いで読み始めましたが、冒頭の葬儀のシーンから幸せ
一杯のエピローグまで、甘くて可笑しくて温かなSEPだけの魔法に満ちた最高の作品でした(^^)

プードルのプーとゲイの友人ヴィクターを伴い、とても葬儀向きとは思えない派手な格好をした
(ベルトにぶら下がるイチジクの葉っぱがツボ)フィービーが父親の葬儀に出席しているシーンから
お話はスタートしますが、プーが引き起こした、まるで某バウンティー・ハンター作品のような騒ぎ
にまず爆笑(^^;)その後悩殺ボディをあえて強調するような服装で、いかにも遊び慣れたタイプ
を演じて見せるフィービーの秘めた内面が徐々に掘り下げられていきますが、冷血な父親の侮蔑
を浴びて育ち、従兄のイジメや肥満気味だった思春期を経て、18歳の時のレイプ事件やその件に
関して父親が自分の言い分を信じてくれなかった事などの辛い過去から、わざと軽薄に振舞って
は自分の心を隠すようになったフィービーのキャラが、いつもながら巧みに深く描き出されていて、
異性に対するトラウマや感情に走っては失言したりと言動の数々から浮き彫りになるフィービーの
強さと脆さが率直に響いてくるんですよね〜。自分の胸の内を隠すフィービーのやり方には笑いが
あると同時に切なくも映って、そのバランス感がとにかく絶妙だし、美人でやり手の完全無欠な
イメージだったフィービーのありのままの姿がとっても魅力的でした。そして勿論SEPのヒロイン
らしく大胆で突飛な面もアリで、それがまたキャラを鮮明にし、味わいを与えるだけで無く、ストー
リーにとっても欠かせないスパイスの一つになっているんだなあ〜と感じる事しかりでしたね(^^)

一方のダンですが、気性の激しいフットボール男そのもの。その短気振りはモリーとケヴィンの
一件の時にも垣間見れましたが、現役時代の武勇伝は数知れずで、コーチになった現在も熱烈さ
は相変わらずな一方で、どうしようも無い両親の元で育ったが故に家庭願望は人一倍強かったり
なんだけれど、やっぱり可愛いおバカ振りを見せてくれましたね〜(^^)「愛国者の義務」でもある
元妻との倒錯プレイ(爆)は笑えたし、フィービーの事が欲しくて仕方が無いのに、家庭向きの相手
と結婚して子供を持つという将来設計を守るべくプラトニックに留まろうとしながらも心は憂鬱に
なったりとダンの悩める(笑)胸の内を読みつつ、スターズの愛すべきおバカトリオと比べると、現役
とコーチという立場の違いからか、幾分落ち着いている(?)面もあるけれど、パワフルなキャラが常
に際立っていましたね〜。ダンの「度のすぎた男っぽさ」の中にある人間臭さがとても好きです(^^)

今回はサイドストーリーは無しでしたが、それでも各々の個性がしっかりと光っていましたね〜。
15歳になるモリーは、フィービー同様に父親の蔑みを受けながら育ち、18歳離れたフィービーとは
ほとんど係わり合いが無かった上に、フィービーだけが父親に愛されていると思い込んでいる為、
フィービーに対しても中々心を開けずにいる、頭でっかちで感受性の強い孤独な少女そのもの
でしたが、ダンとの間に通う優しさをきっかけにモリーの頑なさが徐々に解れていって、最後に
姉妹が理解し合って語らうシーンはジーンと温かくて◎。そしてその後モリーが引き起こす奇行の
数々を思い出してニンマリ。なので「湖〜」を引っ張り出して再読三昧(^^;)ホント、好きだねえ(笑)

それからロンが冴えてましたね〜。フィービーが一目で親しみを覚えてしまったT・クルーズ似の
キャラっていうのも何かとっても微笑ましいし、冷や汗かきかきのはったりもナイス(^^)ダンとの
バスケとは言えないような(笑)バスケのシーンも、よく男同士が殴りあった後に友情が芽生えて
ってパターンの如くの清々しさで印象的だったし、フィービーとのはったり演技における名コンビ
振りに至っては痛快の一言に尽きましたO(≧∇≦)Oそして私としては、スターズのメンバーの
中で忘れてはならないのが若きボビー・トム(笑)25歳でまだまだオイタが止められない盛りです
が( ̄ー ̄)、フィービーとのキスネタとか俳優に似ている云々のネタもやっぱりおバカで可愛い
のよねえ〜(嬉)あと出番は少なかったけれど、強面でも意外と(笑)一途なダーネルとフィービー
の交流も印象深く残っています(^^)ダーネルの恋もちゃんと実って、めでたしめでたし。

一時的なものだったオーナー業をこなしていく内に、フィービーにとってスターズがとても大事な
ものになっていきますが、コーチとしては優秀でも、その厳しさ故に選手を縛り付けてしまうダン
のやり方にきっぱりと自分の考えを主張して譲らないフィービーの勇ましさがあっぱれであると
同時にフィービーがスターズに対して抱く想いの熱さにグッときました。またスターズを筆頭
にフィービーを取り巻く周囲のアメリカン的なノリがご機嫌でたまらなかったし、溢れるような
臨場感の中にアメリカならではの空気が始終息づいていて、思い切り堪能して楽しめました♪

過去のトラウマを乗り越えて、ダンと関係を結んだフィービーはダンを愛するようになりますが、
肝心のダンは明るい家族計画(爆)を立てていて、フィービーとの関係を深めずに、意中の母親
候補(笑)で幼稚園教諭のシャロンとの結婚を真面目に考え始めながらも、フィービーとの間に
起こる化学反応を前にすると、どうしてもシャロンが物足りなく感じてしまったりと葛藤する中、
スタジアムの契約に関して、実業家達を前に見事はったり演技をやってのけたフィービーを前に
ダンは自分が完壁に陥落したと悟りますが、ストーリーはいつもながらの着実な手ごたえでペース
良く展開していくだけで無く、ユーモアとウィットに富んだ素晴らしい内容で、全てが納まるべき
所に納まっていく・・・みたいな完全さがあるんですよね。シャロンの存在の発覚時には、自分は
肉体面でしか求められない女だと思い込んでしまうフィービーの胸の内に切なさを覚えるし、ダン
に逆恨みする元スターズ選手の父親が、フィービーを拉致して、試合に負けるようダンに要求
する怒涛の終盤には緊迫感が募っていき、ダンがウイニングボールを投げて、見事フィービーの命
を救うシーンまで、感情的に圧倒しながら、惹き込んでがっつりと読ませます。優勝のお祭り騒ぎ
の真っ最中に掛かってきた大統領からの電話を取ろうとしたフィービーにダンが「いま」を言うシーン
はツボ直撃だし、フィービーの代わりに電話に出たシャロンの応対振りにニンマリしつつ、従兄の
落とし前もきっちりとついて、ドームの真ん中での最後のオチにも笑みが止まらずでした(^^)

豊かな感性と温かな作風で描かれるストーリーは、SEPならではの機知と妙が冴えまくる素晴ら
しい内容だし、心の殻を打ち破り、自分の在り様を見出していくキャラの感情面の描き込みも
深く、トータルで満点な圧巻の一冊。これがスターズの始まりなんだね〜(感動)甘くて優しくて
心地良い温度感に包まれて、読後はただただ至福の極致。「Match Me If You Can」の翻訳も
二見さんから出るそうで、来年の内には読めるのかな〜。こちらもとっても楽しみです(^^)

あなただけ見つめてあなただけ見つめて
スーザン・エリザベス・フィリップス 宮崎 槙

二見書房 2006-12-19
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  1. 2006/12/22(金) 19:54:06|
  2. スーザン・E・フィリップス|
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17777HITS!

サイトのカウンターがキリ番の17777に近づいてきました。もう少し差し迫ったら再度お知らせを
出しますが、年内に到達するか否か微妙なところですね(^^)お手数ですが、サイトにいらして
下さる方は、カウンターをチェックして頂けると幸いです。どうぞ宜しくお願い致します♪

今年最後の大本命SEPの新刊を読了致しましたが・・・もうただただ感無量の極みで、シリーズ
全部引っ張り出して再読しては笑い泣きの危険著しい状態に陥っています(爆)レビューも
いつも以上(異常)に暑苦しくしつこく鬱陶しい長文になる事必至です(^^;)慣れている方
はお付き合い下さいね〜(笑)明日にはUPしたいなあ〜と思っています(^^)はあ・・幸せだわ〜。

  1. 2006/12/21(木) 16:47:17|
  2. お知らせ&ご挨拶|
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傷だらけの恋人

昨年刊行されたDの中では、私的に当たりだった「タナー家の遺産」シリーズの続編です(^−^)

この作品ではヒロインがタナー兄弟の従妹で、ヒーローはタナー家の牧場に勤める牧童という設定
ですが、まずシリーズならではの楽しみが味わえなかったのが残念だったなあ〜。ヒロインが自分
の母親と兄弟達の父親の間で起こった事が原因で、兄弟達を嫌っているので接触がほとんど描か
れなかったし、このヒロインですが、人の善意をお節介と受け止めてしまうタイプで、自立心旺盛
というよりもただの強情っぱりといった印象の方が強い感じもして、自分の言動を省みて悔いたり
はするけれど、読んでいて引っ掛かる事が少なからずありました。あとヒロインが兄弟達を嫌う
理由に関しても、憎むべきは兄弟達の父親なのに、その息子だからというだけで嫌な連中と決め
付けてしまう短絡的な見解にはいい大人が何だかなあ・・・・と感じるのは否めず(^^;)などなど
ちょっと微妙な面が目立ってしまったキャラでした。ちゃんと存在感はあるんだけれどね(笑)

ただ良かったのはヒーローかな。三作目の「ドクターの束縛」で馬を助ける為に酷い火傷を負った
彼の再登場がまず嬉しかったし、ヒロインとタナー兄弟の間でどっち付かずの態度とかちょっと
した突っ込みポイントもあるけれど(笑)、ヒロインがそんな感じなので、穏やかで素朴なキャラ
に逆にホッとしたというか(^^)ロマンス面では、最後のプロポーズまでほとんどヒロインが主導権
を握っていた事には思わず笑ってしまいましたが、ヒロインを守ろうとする真摯な態度等トータル
で中々でした。特に何があるってわけでも無いけれど、極々普通な感じが○だったな(^^)

兄弟達との絡みが読みたかった気持ちがあるので、シリーズの作品として見ちゃうとやや物足りなく
も思えるけれど、ストーリー自体は展開もスムーズだし、全体的にきっちりと描かれています(^^)
このシリーズはどの作品も手堅い内容でお薦めですが、今の所続きは無いみたいで残念(^^;)

傷だらけの恋人―タナー家の遺産傷だらけの恋人―タナー家の遺産
ペギー モアランド Peggy Moreland 渡辺 千穂子

ハーレクイン 2006-12
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  1. 2006/12/19(火) 20:56:12|
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燃えつきた絆

B・バートンの新刊。この表紙さあ・・・男性モデルのウエストの所に保安官バッチ(?)みたいなもの
がついているんだけど、保安官はヒーローの弟なんだよね( ̄_ ̄|||) 今に始まった事じゃないけど
もうちょっと話の内容に合った画像を使うべきでしょ。一体どこから持って来たんだか(苦笑)

ディアナは父親が目の前で殺害されたショックで記憶障害に陥った為に、交際を反対されていた
恋人のルークが殺人犯として有罪判決を受けるのを救う事が出来ず、結果ルークは刑務所に入り、
ディアナはカリフォルニアの精神病院へ入院させられた。それから十五年後、意を決したディアナ
は故郷へ戻り、失ったままの記憶を取り戻してルークに着せられた汚名をそそごうとするが・・・。

以前にB・バートン自身が「再会物のロマンスを書くのが一番好き」とおっしゃっている記事を読み
ましたが、この作品も再会物ロマンスにプラスして身分違いの恋、ヒロインの妊娠&流産、ヒーロー
の冤罪等の要素が盛り込まれたパワフルな内容に仕上がっていて、全篇を通して描かれたヒロイン
とヒーローの感情のやり取りは、その濃密さ故に切なさも伝わって来るし、比較的オーソドックスな
ネタを、エモーショナルな作品として読ませるあたりはさすがだなあ〜といった感じでした(^^)

ヒロインが断片的に記憶を取り戻していきながら、徐々に犯人像が見えてくるサスペンス面は
特に捻りとかは無い普通のオチでしたが、真犯人やその周囲の人間が自己保身の為にヒーローに
罪を着せた事や真実を突き止めようとする娘に対するヒロイン母の言動は、到底許しがたかった
ですね〜。ただロマンス的には、ヒロイン側の事情を知らずに裏切られたと憎み続けてきた
ヒーローの胸中で繰り返される葛藤とそんなヒーローに心を開いて貰おうと懸命に努力する
ヒロインの真摯な態度が丁寧に綴られていてとても読み応えがあるし、特に私生児として生まれて、
辛い目に合ってきたヒーローが唯一愛したヒロインとの事で打ちのめされて、自分には何の価値
も無いと思い込み、以来人をよせつけずに生きている姿は辛かったなあ〜。二人の思い出の小屋
を燃やしてしまったエピソードはいかにヒーローの傷が深いかを物語っていたし(><)なので、
エピローグで優しく晴れやかなハッピーエンドが読めたのには安堵だし、嬉しかったですね〜(^^)

来月には「狼たちの休息」の新作、「砕かれた永遠」が刊行されますが、シングルタイトルで
書かれたものなので、作品的にグッと面白みを増す内容である事を期待(^^)楽しみです♪

燃えつきた絆燃えつきた絆
ビバリー バートン Beverly Barton 漆原 麗

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  1. 2006/12/19(火) 20:47:20|
  2. LS&LS読破強化中|
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お騒がせなクリスマス

笑えると言ったらこれっきゃない(笑)「4」にしようかなあ〜と思いつつも、クリスマスシーズンと
いう事で短編で描かれた特別編をチョイス。お腹の底から思い切り笑って、気分爽快です(≧∇≦)

バウンティ・ハンターのステファニーは、サンディ・クローズという名前の法廷未出頭者を
追いかけていたが、ある日自宅のキッチンにディーゼルという名の男がどこからとも無く現れた。
ディーゼルがつきまとう為二人は行動を共にするが、サンディの行方が明らかになって・・・・。

クリスマスの魔法では無いけれど、軽いファンタジーテイストで描かれていて、相変わらずの
ドタバタ振りは健在(笑)ミステリー面は長編に比べるとあっさりとした仕上がりになっていても、
面白さは全開の内容で、私は「3」までしか読んでいませんが、「4」以降で描かれたエピソード
や状況の変化が作中で見られても、読むのに支障はありませんでした(^^)ステフが、キッチンに
突如現れた不思議な能力を持つディーゼルと一緒に「サンディ・クローズ」なんて言う冗談みたいな
名前の(笑)法廷未出頭者を追いかける展開がストーリーのメインになりますが、ディーゼルが
追いかけている人物とサンディが昔からの敵同士なので、ステフの仕事と自然に繋がっていく中、
その追いかけている人物の正体と意外な(?)オチには爆笑しつつも、思わずニヤリでした( ̄ー ̄)

中盤過ぎあたりから終わりに至るまで、期待通りの爆笑ポイントがゴロゴロと転がっていましたが、
ルーラの登場も嬉しいけれど、やっぱりプラム家のドタバタに尽きましたね〜( T ▽ T )ノ_彡☆
大好きなメイザばあちゃんのぶっ飛び振りは健在で、通夜に出ては恋人探しに勤しみ、どうやら
運命の人に巡り合えたりと(待ち合わせが葬儀会館っていうのがこれまた・・(>y<) )、まさに
絶好調なんだけれど、入れ歯紛失事件(?)には涙流しながら爆笑。モレリを捕まえて、盗難届
を出すとか言い出した挙句、終いにはマーカーで装飾された入れ歯を平然とはめ込んでにっかり
と笑うシーンは・・(爆)いやいや・・・ヴァレリーの妊娠騒動も含めて母さんがこっそりアルコール
を引っ掛けたくなるのもわかるくらいの凄まじい状況下ですが(笑)、お気に入りのレンジャー
が出てこなかったのがちょっと残念だけれど、モレリがステフに「友情」の指輪を渡すシーンが
ほんのりと良い感じだったし、ステフの車にしっかりと落とされた恒例の厄災(笑)もアリで、
トータルで期待通りのとんでもなく面白いお話でした。少しは腹筋が鍛えられれば良いけれど(笑)

ミステリーとしては短編的な軽めの内容だけれど、プラム家ならではのぶっ飛んだクリスマスの
光景が見られだけで大満足の一冊。最近涙涙のタイトルばっかり読んでいたので、笑い泣きは
したものの、読後はスカーっと清々しい気分ですO(≧∇≦)O近々「4」も読まなきゃね〜♪

お騒がせなクリスマスお騒がせなクリスマス
ジャネット イヴァノヴィッチ Janet Evanovich 細美 遙子

扶桑社 2003-10
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  1. 2006/12/18(月) 18:58:01|
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ブルー・クリークで待つ虹

年内最後のシャロン・サラ。やっぱり涙涙でしたね〜(><)最近は読んでは泣くの繰り返し(苦笑)

妻子を失い、PTSDに苦しむウェスは軍を離れて放浪の旅に出たが、やがてブルークリークという
小さな町に行き着き、足の不自由なアリーと知り合い、家を貸りる事になった。町で仕事を得た
ウェスはアリーとの交流で徐々に癒されていくが、山奥に住む男の挙動に不審な点が見られ・・・。

妻子を失ったヒーローはロマンス小説の中で少なからず見かけますが、その過程が進行形で
描かれている作品は初めてかな。なので序盤から描かれたウェスの境遇が哀しいの何のって。

父親の髭剃りを真似する愛らしい息子とPTSDに苦しみながらも、愛情溢れる眼差しで息子を
見つめるウェスのやり取りとその直後に降りかかる悲劇は到底涙無しには読めず(><)両親
や弟に妻子まで・・・という喪失の連続からウェスがどう立ち直っていくのかっていう部分ですが、
恩給目当てでウェスを引き取った義弟の元を出て、ヒッチハイクをしながら辿り着いた先が
ブルークリークという小さな田舎町でアリーと知り合う中、アリーとの触れ合いは勿論の事、
静かに日々を過ごしながら内に巣食う闇と向き合い、徐々に心を取り戻していく過程が、感情の
機微を丁寧に織り交ぜながら、無理の無い自然な流れでじっくりと描かれていました。やがて再生
に辿り着くウェスの姿には安堵がこみ上げる感じで、「嘆き悲しむ事は癒しになる」というセリフに
どん底から立ち直ったウェスの強さが垣間見れたように思えたし、ヒロインのアリーも純粋で素朴
なキャラが立っていて、二人の間に通う優しい希望に癒される思いでしたね〜。あとアリーの
父親と二人の兄の存在ですが、アリーに対する態度が配慮に欠けるような印象で、勿論性格悪
とかでは無いけれど、愛情溢れる男達だとばかり思っていたせいか、意外な感があったかな〜。

ブルークリークに落ち着きつつあるウェスとアリーの関係が徐々に近づいていく一方で、新種の
麻薬を作って一儲けしようと企む科学者が、山奥にある家の敷地内に植えた草の刈り込み作業
にアリーの二人の兄を雇いますが、この草のせいで心身に異常が出始めた事から二人は草や
科学者の家に火を放ち、結果火は広がって大規模な山火事になってしまい、ウェスに助けを求めた
アリーは町へと避難しますが、ストーリーは中盤過ぎあたりから一気に加速する感じで、サスペンス
のネタとしても興味深いものでしたが、草刈りのせいで発狂してしまったアリーの二人の兄達の
最期を思うと、苦みが残るなあ〜っていうのは否めず。緊迫した状況下で無事アリーを救い、
乗り切ったウェスの再起が見られたのでヨシなんだろうな〜と思いつつも、私的にはもう
少し明確な温かいオチ(エピソードとか)を読みたかったっていう気持ちが残ったかな(笑)希望
はちゃんと感じるけれど、苦味が薄れる要素があればもっと良かったなあ〜といった感じです。

最初から最後までシャロン・サラな物語性(笑)に満ちた一冊。いつもながらの手堅い内容で、
感情的に揺さぶられながらしっかりと読ませます。さすがに次は笑える作品が読みたい〜(^^;)

ブルー・クリークで待つ虹ブルー・クリークで待つ虹
シャロン サラ Sharon Sala 新井 ひろみ

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  1. 2006/12/17(日) 23:47:18|
  2. MIRA|
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聖なる恋

先日読んだ「ウルフにまかせろ!」シリーズの続編。キャメロンとサンドラの娘マットのお話です。

警官は恋愛に向かないと思い込むマットが、教会の聖母像がいたずらされた事件をきっかけに
元特殊部隊隊員で牧師のマックと知り合いますが、苦しんだ過去を含めてよく描かれているマック
に対してマットのキャラがちょっと物足りないように映る感じが否めずだったかなあ〜(^^;)

愛情深い家庭で育った割には、両親の固い結びつきよりも、法執行官との生活につきものの
不安要素を気にかけるマットの心情がイマイチ理解出来ずでしたが、マックの魅力でストーリー
自体は難なく一気読みでしたね〜(^^)絶品パスタソースや様々な種類のパンを焼いて持って
きたりと料理上手な男に弱い(笑)私のツボをくすぐるキャラが始終光っていて○でした♪

続いてマットの双子の妹のお話の「恋のタイミング」にいきたい所なんだけれど、1年待たされた
「タナー家の遺産」の最新刊もあるし、LSもだいぶ溜まってきているしなあ・・・。まあ、とりあえず
今度こそ(笑)シャロン・サラを読みますo(^−^)o明日か明後日にはレビュー出来るかな。

聖なる恋―ウルフにまかせろ!聖なる恋―ウルフにまかせろ!
ジョーン ホール Joan Hohl 谷原 めぐみ

ハーレクイン 2006-11
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  1. 2006/12/16(土) 21:34:22|
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メープルムーンの輝き

「湖畔の情熱」のスピンで四ヶ月後の設定で描かれたお話です。ようやく読了しました〜(^−^)

レイク・ヘンリーで電話代行サービス業をするポピーは、姉が巻き込まれたスキャンダルの際に
知り合ったライターのグリフィンに惹かれていたが、ある日友人のへザーが十数年前に起こった
殺人事件の容疑者として逮捕されてしまい、そのきっかけを作ったのがグリフィンだと知って・・・。

私の良くない癖と言えるのが、これから読もうとする本に対して期待をし過ぎる事(勿論全部に
対してでは無いですが・笑)。その勝手な期待のせいで実際読んで外した時には、その分がっかり
も大きかったりするのですが、この作品は期待以上というか、もう本当に良かった〜の一言(><)
前作同様に人生の機微を決して飾らずに、奥深くありのままに描き出した秀逸作品でした。

ストーリーは「湖畔〜」のヒロインの妹ポピー&フリーライターのグリフィンとメープルシロップ職人
のマイカと恋人のへザーの二つのカップルを中心に展開していきますが、十数年前に西海岸
で起こったひき逃げ事件の容疑者としてへザーを逮捕しに、FBIが現れるシーンから始まります。
緩やかな出だしの前作とは全く変わった入り口で、静かな空気の中にひしひしと緊張感が高ま
っていく感じがその後のストーリーの流れにしっかりと持続しているのがとても巧みでしたね〜。

夜が明けるか否かの暗く寒々しい情景の中に取り残されたマイカに、知らせを聞いたポピーや
弁護士のキャシーが対応に動き出す中、実はヘザーを逮捕したFBI捜査官がグリフィンの兄で、
兄のオフィスに貼ってあった写真を見たグリフィンが何気なくぽろっと漏らした言葉が逮捕の
きっかけになってしまった事から、責任を感じたグリフィンは急遽レイクヘンリーに飛んで情報
を集めながら、ヘザーを助けようと行動を起こしますが、前作の時から感じてはいたけれど、
このグリフィンが主役になってより一層魅力的(^^)ノーラ作品のヒーローを思わせる所が
少しあるんだけれど、キャラの輪郭としては(良い意味で)もっとやわらかい感じかな〜(^−^)

町の人々に余所者扱いされてもあきらめずに粘り強く接するガッツもあるし、物事に対してだけ
で無く人と向き合う時にもひたむきで誠実。失踪してしまった妹に対しての想いも比較的さらっと
描かれているんだけれど、あきらめずに探す姿にその資質が垣間見れるし、関係を深めようと
せずに、頑なに自分の殻に閉じこもるポピーに対しても決して待つだけで無いスタンスが良いん
だよね〜。自分の意思は伝えるけれど押し付けないし、ガツガツもせずに、ただ包み込むように
愛するグリフィンがとってもチャーミング(^^)ポケットにチョコを入れて「キス欲しい?」って聞く
のも好きなんだけれど、猫をお腹に隠していたシーンは特に微笑ましくて、癖の無い極々ストレート
なキャラが全篇を通して冴えまくりで◎。前作のジョンの落ち着き振りとはまた違った印象でした。

スノーモービルの事故のせいで対麻痺の障害を負い、車椅子で生活をしているヒロインのポピー
ですが、障害のせいで自分が役立たずのように感じている為に自立にこだわって素直に人を
受け入れないような所があったり、事故の際にスノーモービルを運転していたのが自分で、同乗
していた当時のBFを死なせてしまった事実に罪の意識を感じていて、心の奥底ではずっと自分を
罰していたりと、中々グリフィンに心を開けずにいますが、グリフィンの存在や言う言葉が徐々に
ポピーの心に浸透していき、最後にようやく自分を許せるようになるまでの過程がじっくりと描かれ
ていく中、気持ち的にはポピーの変化を見守っている感じだったなあ〜。ポピーの心情の機微
が無理なくこまめに伝わってきたし、やたらと感情を振り回したりしない、近くにいそうな温度感
を感じさせるキャラには親近感や好印象を覚えたし。葛藤の果てに最後には自分の足で歩くべく
立ち上がったポピーが、死んでしまったBFのお墓に行って、感情を解き放つラストのシーンは涙
無しには読めませんね〜。様々な想いを抱えながら一生懸命に生きている姿にはただ感動でした。

前作でもリリーと母親の理解し合えない関係が描かれていましたが、今回もポピーと母親の微妙な
心情のすれ違いが表面化しつつも、前作では情の薄い冷たいキャラと思えた母親の内面に変化が
見られて、ひた隠しにしていた自分の過去をポピーに話したりと今までの自分を省みて、不器用
ながらも心を通い合わせようとする姿勢には安堵というか、良かったなあ〜と思いましたが、末妹
は相変わらず性格がきつくて、当たり前だけど完全に上手くはいかないなあ〜と感じましたね(笑)

さてさてストーリーですが(笑)、逮捕されたヘザーが過去のひき逃げ事件の犯人とされるリサという
女性なのか否かという部分に焦点が集まりますが、弁護士のキャシーが私生活を犠牲にしてまで
友人の為に立ち回り(キャシーのご主人も素晴らしい)、ポピーがマイカの二人の娘の面倒を
請け負い、グリフィンが情報網を駆使する中、肝心のへザーは固く口を閉ざしてしまい、マイカ
はメープルシロップ作りのシーズン到来で一人で仕事をこなさなければいけない不安やヘザーの
秘めた過去についてあえて探ろうとしなかった事に対する苦悩や怒りや孤独、そしてヘザーに抱く
深い愛情等混沌とした想いに苦しみますが、ヘザーの視点から読めなかった分、マイカの心情が
際立っているように思えましたね〜。黙々と仕事に徹する姿に誇りと同時に寂寥感が漂っていて
本当に切なかった。人に胸の内を明かせないタイプだけに余計にね(><)周囲に諭されて、
ヘザーが語ったある人物の名前から、秘めた過去が明らかになっていきますが、二人を助けよう
と懸命に頑張る周囲の姿が、人と人の繋がりの大切さを強く物語り、胸に響くものがありました。

よくある小さな町の賑やかな面々とは全然質や色合いが違うのですが、前作とこの作品を
通じて描かれている、極めて素朴なんだけれど、得がたい温かさに感動する事しかりでした(^^)
戻ってきたへザーを何も言わずに抱きしめるマイカに泣き、そこから最後のポピーのシーンまで
泣きっぱなし(涙)自分の人生の豊かさを悟るマイカの胸の内が印象深く残っています。

メープルシロップを作る過程がかなり丁寧に盛り込まれていますが、ストーリーは始終淀み
無いペースで進んでいくし、キャラの心理描写は丁寧かつ味わい深く書き込まれていて、ロマン
ティック・サスペンスなんて謳われているけれど、私的にはドラマ性の高さを推したいですね〜。
泣かされて癒されて満たされた(笑)感動の一冊。レイク・ヘンリーを舞台にした別の作品を
また描いて欲しいなあ〜とつくづく思います。デリンスキーの長編は今後も要チェックですね(^^)

メープルムーンの輝き〈上〉メープルムーンの輝き〈上〉
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  1. 2006/12/14(木) 23:59:02|
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私的今年の10冊は?

年末に今年出たタイトルの私的BEST10をピック(文庫のみ)しようと思っていますが、あれこれ
挙げて見ると、なぜか1月〜6月あたりに読んだタイトルが少ないんですよね〜(笑)時間が経つ
につれてインパクトが薄くなっているせいもあるかな〜とか思ったりしつつも、実際そうでも
無いみたい。でも今年はよく読み、素敵な本にたくさん巡り合えた幸せな一年でした(^^)

このBEST10ですが、SEPとブロックマンは抜きでピックします(笑)この二大激愛作家だけで
10冊の半分は占めちゃうので(^^;)まだ手付かずの新刊がちらほらと残っていますが、
こちらの年内着手は厳しいなあ・・・。来年気持ちが乗った時に読む事になりそうです(^^)

MIRAとHQが発売になりましたが、来週にはvillageさんと二見さんが出るし、SEPは年内最後の
大本命という事で今から鼻息荒いの何のって(笑)とりあえずはS・サラを読書予定です(^^)


  1. 2006/12/13(水) 20:51:46|
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碧の眼差し

毎度こき下ろすくせになぜか新刊で買ってしまう世にも不思議なSG−5シリーズですが、面白さを
求めてでは無く、いかになんちゃって諜報員かっていう部分に着眼しています(苦笑)それって某
大作家の脇役→主役=株大暴落の方式を期待して読むのと同じある種の歪んだ感覚よね〜(^^;)

マンハッタンのエンジニアリング企業で秘書として働くエマは、上司のハンクに呼び出され、そこに
いたK・Jが仕事でミスをした為にアリバイ工作用のビデオを作成するので、K・Jの恋人の振りを
して欲しいと頼まれた。以前からK・Jに惹かれていたエマはその仕事を引き受けるが・・・。

ヒーローがカメラに映ってしまうドジを踏むシーンに始まり、最後まで相変わらずの調子で、まさに
期待通りの内容でした(笑)アリバイ作り用のビデオを作る為にヒロインと恋人同士の演技を
するっていう設定も無理が見え見えで、仰天するくらい薄っぺらい本なのに突っ込みポイントが
しっかりと存在しているのはさすがSG−5といった感じ(爆)良かったのはヒロインだなあ〜。意志が
感じられる個性の持ち主で、でも押し付けがましくないバランス感が中々の好印象でした。

ヒーローは諜報員としてはダメっぷりを露呈しまくりで、見せ場はラブシーンのみ(爆)過去なんか
にも触れて描かれているんだけれどね〜。如何せんページ数が少ないので、過去が挿入されても
何か馴染まない。しっくりこないというか。長編で物語性の高い内容ならこちらの受け止め方も
違ってくるんだろうなあ〜とは思うけれど、このテンションでの長編は正直勘弁願いたい( ̄_ ̄|||)
短くても長くても結局ケチはつくんだよね(^^;)まあ、でもいきなりマトモに活躍されたらそれは
それで引くし、世にも不思議な諜報員組織という事で落ち着いて(?)きたかも知れないですね(笑)

お約束のテンションなんだけれど、短いせいか(?)読むのにシンドイという事は無かったです。
事件面はひたすらへなちょこなので、やっぱりロマンスだけなんだよね〜(^^;)次回作は来年
早々に読めるそうですが、別にそんなにペース良く出してくれなくても・・・モゴモゴ(以下自粛)

碧の眼差し SG-5ファイル 4碧の眼差し SG-5ファイル 4
アリソン・ケント 上中 京

ランダムハウス講談社 2006-12-02
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  1. 2006/12/12(火) 18:53:18|
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もう一度あなたを

今年はリサ・クレイパス作品がよく出ましたね〜。外れない作家なのでありがたい限りです(^^)

伯爵令嬢のアリーンは、馬丁のマッケナと愛し合っていたが、二人の関係を知った父親から
マッケナの身を守る為にわざと冷たい態度を見せ、屋敷から追い出されたマッケナはその後
渡米した。そして十二年後、実業家として成功したマッケナがアリーンの前に姿を現して・・。

身分違いの恋&再会物っていう王道パターンのストーリーですが、クレイパスならではの優美で
丹念な筆が冴える内容で、展開としては読めちゃうのに、ラストにはウルウル状態(涙)
形の違う二つのロマンスのどちらも良かったです。とってもエモーショナルな作品でした(^^)

父親からマッケナを破滅させると脅されたアリーンがわざと酷い言葉をマッケナに言い、自分の
元に留まらないように仕向けてから十二年後に二人は再会し、マッケナはアリーンに復讐するつもり
で近づきますが、アリーンを憎いと思いながらも、自分の「分身」として心身で渇望している姿や
かつては真面目で優しい青年だったマッケナの変貌振りが何とも痛々しくて、怒りに突き動かされて
いるような暗くシニカルな言動の裏に見える傷の深さが切なかったですね〜(><)キャラとしては
「ふいにあなたが〜」のジャックやマーカスの方が厚く描き込まれているとは思うんだけれど、アリ
ーンにプロポーズを断られて泣く姿なんか可哀想で仕方が無かったし、パッと魅力が輝くっていう
タイプでは無いけれど、じわじわと訴えるような印象があって、それはやっぱり抱えている暗い
激しさと深い傷のせいかな〜。泣くヒーローにめっぽう弱い私はしっかりと貰い泣きしました(苦笑)

一方のアリーンですが、マッケナが去った後に起こった事故のせいで両足にやけどの痕が残って
しまい、以後人と深く関わらずに生きてきますが、十二年前の別れがいかにマッケナを傷つけた
かを知り、復讐の為に自分を誘惑しようとしているマッケナと向き合って、足の事を隠したまま
一度きりの関係を持った結果、今度は自分が傷つきたくないが為にマッケナのプロポーズを断って
しまうんだけれど、足の事を言えないアリーンの気持ちも伝わってくる反面、マッケナが自分自身
を無防備にさらけ出して懇願している事を思うと、勇気を出して欲しかったなあ〜とも思うけれど、
でもそこに人間としてあって当然と言えるアリーンの弱さが見えるのもまた事実なんですよね。
十二年前にわざとマッケナを追いやった事なんか決して容易い事では無いだけにアリーンの愛情
の強さは十分に伝わってくるし、二人のそれぞれの想いが切なくて泣かされましたね(;>_<;)
なのでアリーンがマッケナを追って真実を告げる終盤のシーンは盛り上がったなあ〜。マッケナ
がアリーンに言う言葉の数々にも愛情が溢れていたし、勿論マーカスのヘルプもナイスでした(笑)

そしてサイドで描かれたアリーンの妹のリヴィアとショーのロマンスもこれまた素敵でしたね〜(^^)
婚約者を事故で失い、流産してしまったリヴィアとアルコールに溺れて堕落的に生きるショー
が己の殻を破って心を触れ合わせる過程が何とも優しくてピュアで新鮮な感じでしたv

自分の為に生き方を変えてほしくないと言うリヴィアの気持ちや自分自身の力でアルコールを
断って、立ち直ろうとするショーの姿勢も前向きで◎。二人の出会いのシーンやショーがリヴィア
に自分を愛しているならまばたきをして欲しいと頼んだり等のエピソードも印象的。それなりに
ラブシーンも挿入されていたし、頁もかなり割かれていたので、サイドというよりはもう一つの
メインと言ってもいいような良い出来のロマンスでした。二人の素直さが良かったなあ〜(^^)

ストーリーは二つのロマンスをテンポ良く切り替えながら描かれていきますが、二人の妹が傷つ
かないようにと心を砕く兄マーカスがとにかく素敵!雇い主でもヨシ、ヒーローでもチャーミング、
そして兄としても最高っていう、何度でもおいしいキャラですね〜(^^)マーカスがアリーンに言う
「必要なリスク」の下りにもマーカスならではの洞察力と説得力だけでは無く、妹の幸せを願う
兄としての純粋な愛情が見えるし、アリーンの足に対して何もしてやれない事で自分を無力に
感じてしまうのもまたマーカスらしいなあ〜と。自分の思い通りに物事を仕切ろうとするらしさ
にもニンマリだし、どこを取っても魅力的なキャラで、ジャックよりも好きなのよね、実は(^^;)

先月に読んだマーカスのお話とはまた違うトーンだったのも良かったかなあ〜。二つのロマンス
からそれぞれの持ち味がしっかりと感じ取れたし、クレイパスらしい艶やかなタッチで、情感が
丁寧に深く描き出された秀逸な作品でした(^^)先月に続いての当たり作品で嬉しいですね♪

もう一度あなたをもう一度あなたを
リサ・クレイパス

原書房 2006-12
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  1. 2006/12/11(月) 20:13:11|
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いつわりの微笑み

やっとこさ読み終えたS・キャメロンの新刊。本国ではスピンが先月に出たばかりみたいです。

トゥーサンでベーカリーを営むジリーは、ニューオリンズ警察を休職中の刑事で、町のスタンド
を手伝っているガイと友人以上の関係になりたいと思っていたが、恋人を殺害された過去を持つ
ガイはジリーに惹かれてはいるものの、曖昧な態度を見せていた。そんな時、ジリーの店の裏
で死体が発見され、その少し前にニューオリンズで起きた殺人事件との関連が浮上して・・・・。

前作の「過去をさがさないで」に比べると、サスペンスの内容は今回の方が良かったかな。ジリー
とガイのロマンスを中心に小さな町ならではの密度の濃い賑やかなやり取りがたっぷりと挿入され
ていて、三作目ともなるとキャラにもしっかりと馴染みがあるので、シリーズならではのお楽しみが
味わえたのも良かったですね〜(^^)関係を深めたいジリーと恋人を失くした過去のせいで曖昧に
振舞うガイのロマンスもホットで中々の内容でしたが、感情面に響くとなると前作の方が好みです。

私的にはメインのロマンス以外の部分に気持ちが向いちゃったんですよね〜(笑)まずデヴォル家
の近況(?)にはビックリ。ヴィヴィアンの流産ってさあ・・・( ̄□ ̄|||)前作も夫婦仲がちょっとした
ピンチに陥って、確かスパイクが神頼みしてなかったっけ?(苦笑)で、ようやく落ち着いたと信じて
いたのに、そんな事になっていたとは驚き。なので悩めるスパイクとホーマーの父子の会話や帰宅
したスパイクをヴィヴィアンが寝ないで待っているシーンにはじわっと来るものを感じました。

そしてサイラスとマージの関係ですが、やり場の無い想いを交わす二人の心情が何とも切なか
ったです。この二人はどうしようも無いのかなあ〜。ヴィヴィアンとスパイクにはこれ以上厄災
が降りかからないように祈るばかり。あっ、でもホーマーとシャーロットの婚約にはニヤリ( ̄ー ̄)
婚約指輪の事で父親をからかうスパイクもおかしかったし(^^)めでたくて何よりでした♪

ワゾーを筆頭に町の面々がしっかりと登場していましたが、ニューオリンズのアンティーク業者
と再婚したジリーの母親が娘との関係をやり直そうしていたり、再婚相手やその息子夫婦など
いかにも怪しい連中がストーリーに絡んでくる中、パターンとしては前ニ作品と同じで、犯人も
簡単に目星が付きますが、冒頭で起こった殺人事件とトゥーサンの殺人事件がニューオリンズで
過去に起こった未解決の殺人事件と未成年売春斡旋組織に辿り着く一方でジリーの車のブレーキ
が利かなかったり、自宅に何者かが侵入したり等の事件もまた同じ犯人に繋がっていく展開は、
様々な要素が盛り込まれていて、内容としては面白く読ませるんだけれど、ガイがちょっとなあ〜。
刑事にしては鈍いというか、働きがへタレで、そのせいか終盤はややもたつく感じが否めず。あと
事件の真相が明らかになっていく下りに関しても、もっと別の描かれ方の方が私的には良いなあ〜
とかあるけれど、トータルで見ると中々の内容で、最後まで楽しんで読めたのでまあヨシかな(^^)

トゥーサンを舞台にしたシリーズの続編「A Marked Man」はパラノーマル系みたいですね(^^)
あと気になっているのが「血のキスをあなたに」の前に刊行されている「French Quarter」と
「Cold Day In July」の二冊。いつかは邦訳にありつけるのかなあ。どっちも評価高いんだよね(笑)

いつわりの微笑みいつわりの微笑み
ステラ キャメロン Stella Cameron 大嶌 双恵

二見書房 2006-11
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  1. 2006/12/09(土) 00:23:27|
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異国の薔薇

D離れとは言っても山積みになっているのを見ちゃうと、読まざるを得なくなりますね(苦笑)なので、
割と巷で評判が良かったタイトルをセレクト。これも寝かすつもりじゃなかったのにねえ・・(^^;)

お互いに一目で惹かれ合った二人の結婚式からお話は始まりますが、ろくに口もきいた事が無い
為に相手の事を全く知らない状態の二人が、生まれ育った環境の違い等から言い合いを繰り返し
ては関係を深めていき、徐々に真の愛情と信頼が芽生えていくというロマンスが、Dらしいホット
なテイストで率直に描かれていて、雰囲気の良い甘さが堪能出来る素敵な作品でした(^^)

この作者の作品を読むのは三冊目になりますが、癖の無い作風がポイントかな〜。この作品の
ヒロイン&ヒーローは相手の話をちゃんと聞くし、自分の非を素直に認めて謝る所なんかも微笑
ましくて○。あと「シークにさらわれて」のカップルの再登場もちらっとアリで懐かしかったです(^^)

異国の薔薇異国の薔薇
ナリーニ シン Nalini Singh 山田 信子

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  1. 2006/12/08(金) 22:02:43|
  2. HQ&SIL系他読書雑記|
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逃走

またしてもお薦め頂いたタイトル。無事(?)年内に読み終える事が出来て、すっきりしています(^^)

特別スクールの教師をしているローラは、子供達と一緒に校庭で過ごしていたが、いつも通りが
かる老紳士が目の前で殺害される場面に遭遇した。その老紳士がマフィアのボスで、ローラが
受け持つ双子の自閉症児が犯人の顔や乗った車のナンバーを覚えていた事から、ローラは双子と
共に警察の保護下に置かれる事になり、隠れ家に向かったが、やがて情報がリークされて・・・。

とても実直なサスペンスで、ストーリーの大半を主人公達が殺し屋に追われながら過ごす展開
ですが、最後まで緊迫感が持続する面白さだし、個性と魅力が溢れる脇役の存在や子供達への
思いやりに満ちた眼差しにしっとりとしたロマンス等、全篇に渡って味わい深さが漂う作品でした。

まるで計ったように、毎日必ず同じ時間に学校の前を通りかかる老紳士が目の前で殺害され、
数字や記憶に図抜けた才能を持つ、自閉症の双子が事件の唯一の目撃者になりますが、双子の
父親は妻亡き後は子供を学校に預けっぱなしの状態で、国内に居ない為に教師のヒロインが
子供の世話役として、検事補のヒーロー他FBIの捜査官等の護衛と行動を共にする中、とにかく
状況がハード。当然楽な逃亡生活なんて無いけれど、常に後ろを気にしなければいけない
かたわら、変化を嫌う双子が少しでも落ち着いて過ごせるように、部屋の中を出来る限り日常と
同じようにセッティングし、安心させるように努めながら、日々の授業もこなそうとするヒロイン
の献身振りには頭が下がる思いだし、子供達は人生を愛する事が出来るし、人生を生きる権利が
あると信じるヒロインの思いが心に響いてくると同時に主人公達に活力を与えている双子が、
いろんな意味で無くてはならない存在でしたね。元警官で負傷後、検事補になったヒーローの
フットワークの良さが際立っていましたが、共に苦い過去の持ち主であるこの二人のロマンスも下手
すれば取ってつけたような内容になりそうな所を、過酷な状況下で相手を信頼し、関係が築かれて
いく過程が優しく何気ないタッチで描かれていて、自然な心の触れ合いが良い感じでした。

仕事を与えた下っ端の勝手な行動のせいで、マフィアのボスが殺害されてしまった事態を収拾
すべく目撃者を消そうと、自分のドジを隠す為の作り話をでっち上げたコロンビア人カクテルの
幹部が殺し屋を何人か雇い、ヒロイン達の後を追わせますが、マフィアのボスの殺害の裏には
国際問題に発展しかねない事情が絡んでいたり、警察内部から情報が漏洩されるだけで無く、
新聞にまでネタが売られたりなどストーリーは起伏に富んだ展開で読ませるし、登場する殺し屋
のキャラも個性豊かに描き分けられていたりと全体的に上手さが行き届いていると感じでしたが、
中でもヒーローの昔馴染みで、撃たれたFBI捜査官の治療をしてくれるおじいちゃんドクターが
素敵なキャラで、年寄りキャラ好きのアンテナが激しく反応してしまいました(笑)家族を次々に
失ってしまった孤独の中で暮らしている姿に譲れない強さや気骨が垣間見えて、わかってはいた
けれど、FBI捜査官同様にその最期は切なかったなあ〜(涙)殺し屋が憎らしかったです(怒)

隠れ家が殺し屋に見つかってしまい、襲撃を受ける終盤のシーンもびっくりするくらい激しい
ドンパチが繰り広げられて、子供を一人ずつ抱えたヒロインとヒーローで応戦しますが、緊迫した
内容はハラハラしっぱなしで盛り上げ十分だし、中でも生きる為に銃を持って戦うヒロインの勇敢
な姿はあっぱれでしたね〜。最後には情報を漏らしていた汚職警官も捕まり、コロンビア人の流儀
を通した決着の付け方に驚きつつも、過去にワールドカップでオウンゴールをした選手が、帰国後に
殺されちゃうような国だしなあ・・・・と思うと納得出来たり(^^;)あと捨て鉢な人生を送っていた双子
の父親が改心した事も、子供達だけで無く父親自身にとっても良かったなあ〜と。死んでしまった
キャラを思いつつも、ロマンスもちゃんと実ったし、すっきりと温かなエンディングでした(^^)

サスペンスの面白さは勿論の事、気持ちの良い主人公達と味のある脇役もヨシの、ドラマ性の
高い秀作でした。やり取りされる人情がさりげなくて良いんだなあ〜。お薦めに感謝です(^^)

逃走逃走
ベサニー キャムベル Bethany Campbell 北沢 あかね

講談社 1997-05
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  1. 2006/12/07(木) 18:49:17|
  2. 文庫その他|
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天使のたくらみ

最近は全然読んでいないけれど、D・マッコーマー作品は「求む、花嫁!」が一番好きですね〜。

あらすじをはしょると、結婚を考えていた恋人が自分の父親に乗り換えてしまい、その結果両親
の離婚まで招いてしまった事に傷ついて、心を閉ざすヒーローと父親がヒーローの会社の警備員の
職に就いているヒロインのロマンスなのですが、息子を心配するヒーローの母親が神様に祈った
事から、三人の天使がヒーローとヒロインをくっつけるべく下界へ降りてきて、あーだこーだと
策を練ったりするコミカルな要素もアリ・・・だけれど、まずヒーローがねえ・・・私的にダメ(^^;)

傷ついているとは言っても、こちらの気持ちが全く動かされないんですよね(苦笑)何かにつけて
ヒロインの言動を女は皆金目当てと言わんばかりに受け止めるし、まあヒロインもヒロインで悪く
は無いけれど、あまり光らないタイプで、どちらも魅力に乏しく、始終キャラ立ちせず。唯一の
救いは、ヒーロー母が離婚で酷い目に合っても、独力で画家として成功を収めた事かな〜。天使
の一人がわざと姿を見せてヒーロー母に絵を描かせたエピソードは素敵でしたね。ストーリーは
ヒロイン、ヒーロー、ヒーロー母に天使達という視点から描かれていましたが、全体的にメリハリ
の無い、ピントがボケた作品といった感想です。天使の登場とかクリスマスらしくて良いんだ
けれどなあ〜。原書はSという事ですが、ページ数が長めなのも、作品のぼやけた印象をより強く
したような感がアリ。D・マッコーマーの新作は久しぶりだっただけに残念でしたね〜(><)

天使のたくらみ天使のたくらみ
デビー マッコーマー Debbie Macomber 柿原 日出子

ハーレクイン 2006-11
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  1. 2006/12/05(火) 20:30:01|
  2. HQ&SIL系他読書雑記|
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