Sweet 'n Lowdown Style-Zakki

海外のロマンス小説をメインとした感想雑記です。

嘘つきな唇

A・ケントのSG−5シリーズ第一弾。続きが発売になる前に未読本の山から救出しました。

諜報機関SG−5のメンバー、クリスチャンは過去に自分を瀕死の目に合わせた犯罪組織に
捕らわれた人質を救出する為に、高名な科学者の屋敷に身分を偽って滞在する事になり、
科学者の秘書を務めるナターシャを誘惑して情報を得ようとするが、彼女は犯罪に加担
している様子は見られなかった。クリスチャンは思いがけず彼女に惹かれいき・・・・。

ストーリーの3分の1過ぎくらいまでは全然乗れなかったんですよね〜。S・マッケナの
「そのドアの向こうで」とC・アデアのT−FLACシリーズを足して2で割ったような
お話なのですが、それなりにホットではあるけれど、惹き込まれちゃうような奥深さ
に欠ける感があって、普段なら魅力的に映るはずのストイックなタイプのヒーローも
存在感が無いし、雰囲気の良さとかも感じられず。ヒロインも同様に思えました。

ヒーローがヒロインに身分を偽ってという設定が私的にそんなに好きでは無いのですが、
そういう状況下ならではの切なさやもどかしさは是非とも読みたい部分でもあって(笑)
でもそういった要素も(私的に)見られなかったしなあ〜。同じような設定の「危険な駆け引き」
は苦手感覚を吹き飛ばしてくれるくらいの面白さがありましたが、この作品は始終
ストーリーもキャラもイマイチな印象のままでした。完全なスカでは無いのですが(笑)

それでも二人の心情面の葛藤においてはそこそこ読ませてくれたので良かったけれど、
事件の解決も何だか曖昧ですっきりせず。全体的に可も無く不可も無しといった感じかな〜。

私の中で諜報員ものだとどうしてもT−FLACが基準になってしまって、別の作品
を意識してしまう時点で分が悪くなる一方だったかな〜とも。でも面白ければ
他の作品の事なんて思い浮かばないだろうなあ〜と正直思うのですが(笑)
でもこれに懲りずに来月早々には出る続きは読もうと思っていますo(^−^)o

嘘つきな唇嘘つきな唇
アリソン・ケント 上中 宮

ランダムハウス講談社 2006-03-02
売り上げランキング : 83081

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



  1. 2006/05/30(火) 20:43:56|
  2. ランダムハウス講談社|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

| ホーム |