最近のヒストリカル読書はハイランダー・ヒーローが続いているなあ〜。この間都内で
キルトを履いたスコットランド人の方をお見かけして、感激のあまり(?)必要以上に
ジロジロ見てしまった私。車の窓越しだったので、相手が気がついていなかったのが幸い^^;
16世紀のスコットランド。完璧な美貌と肉体で女性を虜にして止まない伯爵のホークは、
妖精の女王までも魅了してしまった事から、妖精の王の逆鱗に触れてしまった。
王はお抱えの道化に命じてホークの花嫁を20世紀から連れてこさせるが、タイムスリップ
の末にやってきたエイドリアンは美男に騙された苦い経験から、ホークをことごとく拒み続け・・・。
シェイクスピアの「夏の夜の夢」をモチーフにしたようなコミカルな作風が
ストーリーのテンポの良さと相まってとっても楽しく一気に読めちゃいました。
ヒロインのエイドリアンは美男に騙されて散々な目に合った過去から、見てくれ
の良い男は断固拒否な姿勢で、ホークをはねつけまくるのですが、キップが良くて、
口が悪いヒロインが結構好きだったりする私でも、エイドリアンが誘惑しようと
するホークに対して、アダムを使って逃げようとするやり方がいい加減続いてくると、
いささかウンザリもしました。親友を思ったグリムが面と向かってエイドリアン
を非難した時には、ちょっとスッキリしたくらい(笑)まあ簡単に陥落してしまっては
面白くも何とも無いんだけれど、そのあたりの描かれ方ってやっぱり微妙なんですよね〜。
始めは下半身自慢(爆)の女たらしだと思っていたホークが、家や領地の人々の為に
王の言いなりにならざるを得なくて、辛い年月を過ごして来た事や子供部屋を
自分で作り上げて、家庭を持つ事を夢見ていたなんて事実に思わずジーンと
きちゃいました。エイドリアンが肘鉄を食らわすばっかりなので、嫉妬で悶々イライラ
なホークが可愛くてツボであると同時に深みのあるキャラクターとしてしっかりと
描かれていたのが良かったです。惜しいのがエイドリアンにも同じ要素が欲しかった
かな〜って。決して悪くは無いんだけれど(笑)それでもさらっと描かれていた
ホーク母とタヴィスのエピソードも温かい感じで良かったし、とても面白い作品でした♪
この作品を一作目として、ハイランダーを主人公にしたシリーズが合計七作が
出版されていますが、ホークの親友グリムやアダム(!)がヒーローとして再登場
する模様。私的にはアダムがどんなヒーローになるのかがとっても気になります(笑)
キルトって言って連想するものと言えば「キャンディ・キャンデ○」くらいだった
けれど(歳がばれるから止めなさい・汗)、最近ではめっきりハイランダーですね〜(*^^*)
この作品も今年の内には続きが邦訳されるかな?期待しちゃうんだけれど(笑)
- 2006/05/19(金) 12:30:53|
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