Sweet 'n Lowdown Style-Zakki

海外のロマンス小説をメインとした感想雑記です。

愛と罪の十字架

J・クレスウェルはMIRAから出ている二作品を読んだだけですが、どちらも面白かった
ので、この作品も発売早々に買ったのに、お楽しみは後に〜で、お取り置きしておきました。

15歳の時に母親殺害の冤罪を着せられたマギーは、7年前に刑務所から脱獄して以来、
各地を転々としながら逃亡生活を送っていたが、ウェイトレスとして働いている
フロリダのバーで、母親殺害の事件の捜査に加わっていた刑事のショーンと
出くわし、反射的に逃げ出す決心をしたが・・・・。

この本のカバーに書かれているあらすじでは「カリフォルニア州のバーで働く」と
なっていますが、正確にはフロリダです。どうなってんだかなあ・・・( ̄д ̄)

え〜(笑)肝心のストーリーですが、冤罪ものは辛いなあ〜やっぱり。事件当時
新米警官として捜査に加わっていたヒーローが、その時の捜査事情をヒロインに話して
聞かせるのですが、当時有罪確実のレイプ犯が無罪になったばかりで、その事に対する
担当刑事の怒りの矛先がヒロインの事件に向けられたような状況で、入念な捜査も
ろくに行われないまま、目撃者の証言すらその刑事の判断で抹消されてしまい、
結果ヒロインの有罪が確定してしまったという事実のあまりの理不尽さに憤りを
覚えました。ヒーローは当時若くて力の無かった自分の無力さを悔やんでいて、
ヒロインの犯人探しに力を貸す事になりますが、このヒーローも相棒の死と離婚を
経験したばかりの燃え尽き症候群的な状態で、ヒロインを助ける事によって贖罪を
しながら生気を取り戻していく・・みたいな感じなのかな〜となんて思いつつも、
そのあたりは浅い描かれ方だったせいか、ヒーローの個人的な問題はいつの間にか立ち消え
になっていました。キャラ的にも至ってノーマルだし(笑)、何だか呆気ない感じだったなあ。

ヒロインはとても逞しい反面、人生の大半を人に傷つけられてきたので、ヒーローに
対してなかなか心を開けないのですが、失ってしまったものを思って思い切り泣いた後に、
自分の人生を取り戻すべく闘う決心をする一方で、ヒーローを巻き込みたくないと
気遣う優しさ見せたりと、そのあたりはとても良い感じで描かれていました^−^

惜しいのがヒロインを雇うバーの女性オーナーの存在かな〜。存在感があって、どうにでも
活かせそうなキャラだなあ〜と思ったのに、サスペンスが決着に向かうにつれて、犯人の
心理葛藤がメインになってしまったので、全く活躍無しだったのが思惑外れでした。

説得力に欠ける面が少なからず見られるので、サスペンスのプロットそのものは
詰めの甘さを感じちゃいますが、犯人の心理はきちんと描かれているし、全体的には
そこそこ楽しめる内容だと思います。私的には、前半のバーのシーンあたりを削ってでも、
エピローグにもう少しページを割いて欲しかったなあ〜と。ヒロインが冤罪という酷い目
に合っただけに、その後の幸せぶりをしっかりと読みたい気持ちがあって、そのあたり
にも少し物足りなさを残した感じですが、大きく外さなかったのでヨシとしておこう(笑)

愛と罪の十字架愛と罪の十字架
ジャスミン クレスウェル Jasmine Cresswell 米崎 邦子

ハーレクイン 2005-12
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  1. 2006/05/31(水) 20:47:33|
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嘘つきな唇

A・ケントのSG−5シリーズ第一弾。続きが発売になる前に未読本の山から救出しました。

諜報機関SG−5のメンバー、クリスチャンは過去に自分を瀕死の目に合わせた犯罪組織に
捕らわれた人質を救出する為に、高名な科学者の屋敷に身分を偽って滞在する事になり、
科学者の秘書を務めるナターシャを誘惑して情報を得ようとするが、彼女は犯罪に加担
している様子は見られなかった。クリスチャンは思いがけず彼女に惹かれいき・・・・。

ストーリーの3分の1過ぎくらいまでは全然乗れなかったんですよね〜。S・マッケナの
「そのドアの向こうで」とC・アデアのT−FLACシリーズを足して2で割ったような
お話なのですが、それなりにホットではあるけれど、惹き込まれちゃうような奥深さ
に欠ける感があって、普段なら魅力的に映るはずのストイックなタイプのヒーローも
存在感が無いし、雰囲気の良さとかも感じられず。ヒロインも同様に思えました。

ヒーローがヒロインに身分を偽ってという設定が私的にそんなに好きでは無いのですが、
そういう状況下ならではの切なさやもどかしさは是非とも読みたい部分でもあって(笑)
でもそういった要素も(私的に)見られなかったしなあ〜。同じような設定の「危険な駆け引き」
は苦手感覚を吹き飛ばしてくれるくらいの面白さがありましたが、この作品は始終
ストーリーもキャラもイマイチな印象のままでした。完全なスカでは無いのですが(笑)

それでも二人の心情面の葛藤においてはそこそこ読ませてくれたので良かったけれど、
事件の解決も何だか曖昧ですっきりせず。全体的に可も無く不可も無しといった感じかな〜。

私の中で諜報員ものだとどうしてもT−FLACが基準になってしまって、別の作品
を意識してしまう時点で分が悪くなる一方だったかな〜とも。でも面白ければ
他の作品の事なんて思い浮かばないだろうなあ〜と正直思うのですが(笑)
でもこれに懲りずに来月早々には出る続きは読もうと思っていますo(^−^)o

嘘つきな唇嘘つきな唇
アリソン・ケント 上中 宮

ランダムハウス講談社 2006-03-02
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  1. 2006/05/30(火) 20:43:56|
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「哀しい嘘」&「とらわれのエンジェル」

溜め込んでいたS・ブロックマンのLS。残り二冊も近々読破の予定です。

どちらの作品もフロリダが舞台で、刑事がヒーローですが、さすがにTDDを読んだ後だと
見劣りする感は否めませんね〜。作品的には「とらわれ〜」の方が面白いと思いますが、
警察内の裏切り者にはめられたヒーローを信用し切れないヒロインの態度が私的に頂け
なかったです。でも内容的にはどちらもそこそこの水準をキープしているのはさすがですが。

S・ブロックマンの才能が完全に開花したのはやっぱりTDDからなんだろうなあ〜って改めて
思いました。読んでいてインパクトというか、ノリの違いが歴然と感じられるんですよね^^
それにしてもこの「哀しい嘘」の表紙は何とかならなかったのかい・・・( ̄_ ̄|||)

哀しい嘘哀しい嘘
スーザン・ブロックマン 安倍 杏子

ハーレクイン 2002-07
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とらわれのエンジェルとらわれのエンジェル
スーザン・ブロックマン 安倍 杏子

ハーレクイン 2002-08
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  1. 2006/05/28(日) 22:05:42|
  2. LS&LS読破強化中|
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三つの死のアート

↓の「禁じられた黄金」に続いて読みました^−^

工芸店を営みつつ画家を目指すレイシーは、高名な女流画家のスーザが絵画を鑑定する
催しに参加した。持参したレイシーの亡き祖父の作品をスーザは絶賛したが、同時に
祖父が贋作者であった事が判明し、レイシーはショックを受ける。一方スーザの
ボディーガードを務める「レアリティーズ・アンリミテッド」の警備責任者のイアンは、
レイシーが偽名を使っている事に疑念を持ちつつも、彼女に惹かれ始めていた・・・。

「水晶の鐘が鳴るとき」「禁じられた黄金」はテーマが中世の写本、ケルト文化の
黄金工芸品と私の想像力では追いつかないような内容だったので、理解が及ばない
まま終わってしまいましたが、「三つ〜」は絵画をテーマにしているせいか、
絵心は無くとも絵を見るのが好きな私には前二作よりはずっと身近に感じられました。

前二作とは違って手ごたえのある(笑)リアリティを感じさせるストーリーは力強い
と同時にとても読みやすかったです。ヒロインとヒーローそれぞれがクセも無くストレート
な感じで、自然体に描かれていたのも好感度高しだし^−^特にヒーローは
「禁じられた〜」でもなかなかな感じでしたが、スマートで人好きのするチャーミング
なキャラクターが主役になって、更に光っていたのが良かったです♪感情に走るタイプ
では無いけれど、ヒロインの事を大事に思っているのがしっかりと伝わって来たし、
ウィットに富んだ会話センスも魅力的だったなあ〜^−^そしてヒロイン&ヒーロー
と行動を共にする画家のおば様、ラ・スーザがとっても素敵!こういう歳の取り方
が出来たら理想だなあ〜と思わせるキャラでした。そのラ・スーザの子供達のお話も
あるみたいですが、邦訳はされないのかな〜。せっかくスピンを見つけてもラチが明かない(笑)

ヒロインの亡くなった祖父の過去と遺された絵画の真相と絵画を狙う資産家家族
の実情が上手く絡み合いながら終盤まで着々と進んでいきますが、ラストがなあ〜(=_=)
ヒロインとヒーローが襲われてっていうシーンまでは良かったのですが、意外な人物
が出てきたと思ったら、その後の説明が明らかにおざなりというか、尻切れ気味で残念(><)
別の部分を削ってでも、終わりにもっと説得力が欲しかったなあ〜と思いました。

始終丁寧に描かれ続けていた分ラストは惜しいですが、前二作が合わなかっただけに、
今回は思わぬ拾い物をした感じで、全体としては面白く読めたし、まあヨシとします(笑)

三つの死のアート三つの死のアート
エリザベス ローウェル Elizabeth Lowell 高田 恵子

ソニーマガジンズ 2005-10
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  1. 2006/05/27(土) 14:26:05|
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禁じられた黄金

「水晶の鐘が鳴るとき」を読んだのが随分前だったのですが、どうもピンと
こなかったんですよね(笑)なのでこの作品も買ったきりずっと放置状態でしたが、
文庫の未読もだいぶ減ってきたので、ようやく引っ張り出して読む気になりました。

ラスベガスの娯楽施設で黄金を担当する学芸員のライザは、雇い主のシェインに
惹かれていたが、仕事とプライベートを混同しないように気持ちを隠しつつ、シェインが
開催する展覧会用の黄金の工芸品の発掘に勤しんでいた。そんなある日、ライザは
偶然貴重な宝飾品に巡り合うが、同時にその宝飾品を巡る事件に巻き込まれてしまい・・・。

作品そのものの水準はとても高いと思います。ロマンチシズム溢れるストーリーには、
幻想的な要素がほのかに漂っていて、ケルト文化の黄金の工芸品を巡るサスペンスが、
ヒロイン&ヒーローを始めとして、ヒロインの幼なじみとそのろくでなし仲間や
ヒーローを陥れようと企む商売敵など登場キャラそれぞれの視点からテンポ良く
描かれています・・・が!ストーリーに勢いがあるだけで無く、背景も凄く丁寧に
描かれているし、ヒロインとヒーローが今現在の自分を作り上げた事情などもしっかり
と織り込まれているにも関わらず、黄金の工芸品というテーマに圧倒されちゃって、
純粋に楽しめる内容では無くなってしまったのが私的にとっても残念でした。

ストーリーをありのままに受け止められれば良いのだけれど、背景がどっしり
置かれちゃっている分、そう簡単にはいかなくて、読んでいてだんだんと
想像力が衰退してきちゃうんですよね。上手く言えないのですが・・・勿論
それなりに楽しめるけれど、私の理想とする楽しみ方が出来ない本というか(笑)
多分テーマのせいだろうなあ〜って思います。作品の質云々じゃなくて、私の好みの
問題なんですよね。「水晶〜」もそんな感じだったし。決して悪くはないんだけど。

この作品でも出てきた「レアリティーズ・アンリミテッド」の警備責任者のイアンが
ヒーローになる「三つの死のアート」もこれを機に(笑)読破しちゃおうと思います。
イアンのキャラは明るくて中々な印象だったので、ちょっと期待しています♪

禁じられた黄金禁じられた黄金
エリザベス ローウェル Elizabeth Lowell 高田 恵子

ソニーマガジンズ 2003-07
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  1. 2006/05/25(木) 15:32:11|
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雇われた婚約者

アマンダ・クイックの新刊ですが、今まで読んだ作品の中で一番の面白さでした。

投資に失敗した継父の負債のかたに財産を奪われた挙句、婚約まで破棄されたエリノーラ
は、ロンドンで新しい職探しをしていた。そんな時職業紹介所で伯爵のアーサーと出会い、
彼の偽の婚約者の演じるという仕事を提案される。切羽詰まったエリノーラは承諾するが・・・。

とっても面白かったです^−^知的で優しいヒロインと責任感の固まりで冷徹なヒーローの
会話の小気味良さと言ったら痛快そのもの(笑)どちらも頭が切れて議論好きなのですが、
自分の主張だけを押し通すのでは無く、相手の意見にちゃんと耳を傾けているあたりに
それぞれの聡明さが感じられて良かったです。ヒストリカル作品のキャラの性格って、
その時代当時の考え方や価値観の影響が見えたりする事が少なからずあるのですが、
このお話の主人公は世間からも変わり者として見られているせいか(笑)機知に富んで
いるだけで無く、時代の割には(?)言動そのものに柔軟性あって、作者のキャラクター
形成の上手さが凄く感じられました。生き生きとしたキャラがとっても良かったです♪

サスペンスの背景が、ヒーローの大叔父が昔に研究していた科学の発明ネタに絡んだもの
だったのも一風変わっていて面白かったし、ロマンス面は比較的あっさりとした
描かれ方でしたが、ヒロインが責任に縛られて生きているようなヒーローに
「あなたは自分が幸せになるために何をしているのか」という訊ねるシーンは
とても印象に残りました。一見何気ないんだけれど、凄く深いなあ〜って感じで^−^
エピローグでヒーローが生まれたばかりの双子の赤ん坊に投資に関する講義をしている
シーンがありますが、ほのぼのしつつも、あまりにらしくて最後まで笑えました(笑)

キャラは魅力的だし、オリジナリティのあるストーリーはテンポも良しで、最初から最後まで
とっても楽しめる一冊。ちらっと気になったヒロインの友人達のスピンは無しみたいです^−^

雇われた婚約者雇われた婚約者
アマンダ・クイック

ソニー・マガジンズ 2006-05
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  1. 2006/05/24(水) 21:33:07|
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SEP作品BEST1投票終了

サイトの方でやっているSEP作品の投票を今月一杯で終了する事にしました。
現在40票ほど集まっています。投票して下さった方々のご協力に深く感謝致します。
最終的な結果は後日サイトの方にページを設けてUPする予定でいます。

次の投票はTDDの予定です(*^▽^*)来月早々には始められたら良いなあ〜。

A・クイックの新刊を読んでいます♪次回レビューの予定です^−^

  1. 2006/05/23(火) 17:36:57|
  2. スーザン・E・フィリップス|
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甘美な報復

最近某社から出る作品に関して購買意欲が萎えつつあるのですが、LSだけは別です(笑)

元CIA局員のエリザベスは弁護士として平凡な毎日を送っていた。そんなある日、
六年前に何も言わずに去った公私にわたるパートナーのレイフが現れ、死んだはずの
テロリストの犯行を模倣した爆破事件が連続して起こっている事を告げた。その翌日に
エリザベスの職場が爆破され、二人は行動を共にする事になるが・・・。

私の中で「孤高の鷲」はロマンティック・サスペンスというよりも、シリーズ
全体を通して漂うクールでストイックな雰囲気に惹き付けられる面が大きい
のですが、今回の作品も儚い感じの切なさが色濃く感じられました。これって
G・ウィルソンの作品ならではの感覚なんだよなあ〜って思います。

サスペンスもなかなかでしたが、ヒーローとヒロインの関係の方がより良かったな〜。
フラッシュバックに苦しむあまりあえて自分を孤立させているヒーローとそんなヒーロー
に対してポジティヴに向き合っていくヒロインがとても魅力的だったし。グリフと
ホークが再登場していましたが、ホークのセリフが意外に多くて思わずニンマリ(笑)
G・ウィルソンのヒーローもまた正義感の強いタイプが多いけれど、コチコチでは無いし、
そのあたりのバランスが上手いんだよね〜。今回はヒーロー、ヒロイン共に素敵で何よりでした♪

「さまよえる令嬢」は発売になっていますが、来月は「幻を愛した夜」。
特殊能力を持つヒロインが主人公になるそうです。まだまだ続くんだよね〜。嬉しいな♪

甘美な報復―孤高の鷲甘美な報復―孤高の鷲
ゲイル ウィルソン Gayle Wilson 黒木 恭子

ハーレクイン 2006-04
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  1. 2006/05/22(月) 20:54:35|
  2. 孤高の鷲|
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さよならジェーン

お久しぶりのエリカ・スピンドラーですが・・・これからこの本を読もうと思って
いらっしゃる方は、レビューを読まれないようにお薦め致します。はっきりとした
ネタばれを書くわけでは無いのですが、ネタばれに繋がってしまう事は間違い無しなので(笑)

ジェーンは16歳の時に湖で泳いでいた所をモーターボートに襲われて片目を失い、
顔に醜い傷痕が残ったが、幾度かの再建手術を経た今はアーティストとして成功し、
形成外科医と順調な結婚生活を送っていた。そんなある日高級ホテルで殺人事件が
起こり、被害者が夫の患者だった事からジェーンの日常は暗転し始め・・・。

ジェーンにはダラス警察の殺人課に勤める異父姉のステイシーがいるのですが、
姉妹の仲はジェーンの事故の責任に対するステイシーの罪悪感や始めはステイシーと
デートしていた相手がジェーンに乗り換えて結婚してしまった事などの事情から
ぎくしゃくしています。心の底ではお互いを思いやっているのに中々素直になれない
姉妹の感情の機微が細やかに描かれていましたが、私的には姉のステイシーの立場
の方がより身近に感じられたかな。ステイシーがジェーンに対して抱いている
感情は人間としてごく当たり前のものだと思うし、表向きは男勝りな刑事として
頑張っていても、内面は葛藤で一杯で、妹の幸せを喜びたいのに心からそう思えない
自分を恥じたりと彼女の心理に見えた普遍的な部分に共感を覚えました。

エリカ・スピンドラーの作品はジェットコースターのようなサスペンスだけで無く、
ありのままの女性の内側を浮き彫りに描き出す事が多いので、私はいつもそのあたりに
より着目しつつ読むのですが、この作品で描かれていた姉妹のすれ違った心模様も、
変にドロドロしたりせずに、率直な感じで描かれていたのがとても良かったです^−^

いやいや・・でもねえ・・・このラストのどんでん返しは正直痛い。後味悪すぎ( ̄□ ̄|||!
ストーリーの中でそれは要らないんじゃない?っていう要素もあったりだけれど、
プロットそのものは悪くない。でも面白く読み進めちゃった所であのオチはなあ・・・。
展開上あのオチはあって然るべきなんだろうけれど、黒幕があれじゃあ人間不信
になるぞ、絶対に( ̄д ̄)・・・・・と思い切り後味悪く読み終えた所で調べて見たら、
ステイシーをヒロインにしたスピンオフ「Killer Takes All 」を発見。これでどうにか
不満が納まりました(笑)あのまま終わったのでは、ステイシーのキャラがあまりに惜しい
と思うので、スピンは朗報。万年邦訳待ちなこの状況ですが、何とか年内には読みたいなあ〜(願)

さよならジェーンさよならジェーン
エリカ スピンドラー Erica Spindler 平江 まゆみ

ハーレクイン 2005-07
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  1. 2006/05/21(日) 11:23:08|
  2. MIRA|
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ハイランドの霧に抱かれて

最近のヒストリカル読書はハイランダー・ヒーローが続いているなあ〜。この間都内で
キルトを履いたスコットランド人の方をお見かけして、感激のあまり(?)必要以上に
ジロジロ見てしまった私。車の窓越しだったので、相手が気がついていなかったのが幸い^^;

16世紀のスコットランド。完璧な美貌と肉体で女性を虜にして止まない伯爵のホークは、
妖精の女王までも魅了してしまった事から、妖精の王の逆鱗に触れてしまった。
王はお抱えの道化に命じてホークの花嫁を20世紀から連れてこさせるが、タイムスリップ
の末にやってきたエイドリアンは美男に騙された苦い経験から、ホークをことごとく拒み続け・・・。

シェイクスピアの「夏の夜の夢」をモチーフにしたようなコミカルな作風が
ストーリーのテンポの良さと相まってとっても楽しく一気に読めちゃいました。

ヒロインのエイドリアンは美男に騙されて散々な目に合った過去から、見てくれ
の良い男は断固拒否な姿勢で、ホークをはねつけまくるのですが、キップが良くて、
口が悪いヒロインが結構好きだったりする私でも、エイドリアンが誘惑しようと
するホークに対して、アダムを使って逃げようとするやり方がいい加減続いてくると、
いささかウンザリもしました。親友を思ったグリムが面と向かってエイドリアン
を非難した時には、ちょっとスッキリしたくらい(笑)まあ簡単に陥落してしまっては
面白くも何とも無いんだけれど、そのあたりの描かれ方ってやっぱり微妙なんですよね〜。

始めは下半身自慢(爆)の女たらしだと思っていたホークが、家や領地の人々の為に
王の言いなりにならざるを得なくて、辛い年月を過ごして来た事や子供部屋を
自分で作り上げて、家庭を持つ事を夢見ていたなんて事実に思わずジーンと
きちゃいました。エイドリアンが肘鉄を食らわすばっかりなので、嫉妬で悶々イライラ
なホークが可愛くてツボであると同時に深みのあるキャラクターとしてしっかりと
描かれていたのが良かったです。惜しいのがエイドリアンにも同じ要素が欲しかった
かな〜って。決して悪くは無いんだけれど(笑)それでもさらっと描かれていた
ホーク母とタヴィスのエピソードも温かい感じで良かったし、とても面白い作品でした♪

この作品を一作目として、ハイランダーを主人公にしたシリーズが合計七作が
出版されていますが、ホークの親友グリムやアダム(!)がヒーローとして再登場
する模様。私的にはアダムがどんなヒーローになるのかがとっても気になります(笑)

キルトって言って連想するものと言えば「キャンディ・キャンデ○」くらいだった
けれど(歳がばれるから止めなさい・汗)、最近ではめっきりハイランダーですね〜(*^^*)
この作品も今年の内には続きが邦訳されるかな?期待しちゃうんだけれど(笑)

ハイランドの霧に抱かれてハイランドの霧に抱かれて
カレン・マリー モニング Karen Marie Moning 上條 ひろみ

ソニーマガジンズ 2005-07
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  1. 2006/05/19(金) 12:30:53|
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ナイトクラブの罠

「嵐の予感」も面白かったけれど、第二作目のこの作品は更に上をいく面白さ。
現時点では新作の発表待ちです。二冊しか出ていないのに、こんなにペース良く翻訳
される場合もあるのね〜。待たされっぱなしの他のシリーズを思うと思わずため息ヽ('ー`)ノ 

著名なスポーツ選手にレイプされたと言う少女を保護した検察官のテッサは、捜査に
乗り出そうとしない警察を当てにせずに、周囲から薦められた民間の探偵事務所に
協力を依頼する事にした。保安官事務所で働いていた元SWAT隊員のルークと共に
捜査を開始したテッサは、少女が勤めていたクラブ内で売春や賭博が行われている
事実を突き止めるが、そんな時保護施設に居た少女が拉致され、テッサも命を狙われて・・。

まず物語の始まりが凄く滑らかで、入りやすかったです。ヒロインがレイプされた
少女を保護した過程などの事件の状況説明は簡潔だけれど、要点をしっかりと
押さえた形で描かれていたし、同時にヒロインが少女の事をとても気遣って
心配している気持ちがとても伝わってきました。私の中で読み始めって結構大事
だったりするので、自然とストーリーに引き込まれていく感じが良かったです。

ヒロインは元FBI長官の父親が、母親が亡くなった直後に若いモデルと付き合い始め、
寄宿学校へ追いやられた過去から立ち直れずにいて、その後そのモデルと再婚した
父親が和解を求めてきても応じる気になれないでいます。レイプされた少女を
信じて救おうとするヒロインの態度が、熱心過ぎるように思えるのですが、ヒロイン
の過去が少なからず影響している事を考えると、決して悪くは取れないし、真面目で
優しくて頑固過ぎないキャラはとても好感が持てました。ヒロインと年の離れた弟
の関係もとても微笑ましくて良かったです。この弟君がチャーミングなんですよ〜。
頭は切れるわ、ルックスは良いわ、腕っ節は強いわ。でも十代らしいあどけなさ
みたいなものも感じさせるんですよね〜。出番が少なかったのがつくづく残念なくらい(><)

ロマンス面においては、関係を築く事に慎重なヒロインに対して、ヒーローの
押し引きの上手さが感じられましたが、中でも印象的だったのが、ヒーローが
どんな時でもヒロインの気持ちを気にかけて、言葉でも行動でも思いやりを
見せていた事だなあ〜。自分を庇って殺されてしまった刑事さんを思って泣く
ヒロインにヒーローが言うセリフにはジワっときちゃいました。優しくて、真摯で
度量が広くて、勿論マッチョ(*^^*)。 とっても清々しくて、ポイント高しです♪

他の司法機関との駆け引きや内情等が手堅く描かれているサスペンス面も内容が
深くて読み応えがあったし、ストーリーそのものは、公私におけるヒロインの
成長ものといった感じの印象も残っています。ヒロインが父親のように慕っていた
刑事さんがとっても魅力的だったので、殺されてしまったのは哀しかった〜(><)
展開上の事とは言え、良いキャラの死は読んでいて辛かったです(><)

現実でも酷い事件が起きている事を考えると、一人の少女を救おうと頑張ったヒロインの
熱意や優しさは得がたいものだなあ〜とつくづく思いました。そしてラスト。
早速指輪を買って、結局ヒロインにルール・ブックを捨てさせたヒーローの行動には
思わずニンマリ♪チャンスを逃さず、かつ迅速に立ち回る男はやっぱり良いもんだ〜(笑)

ナイトクラブの罠ナイトクラブの罠
ヘザー・ローウェル 仁木 めぐみ

ランダムハウス講談社 2006-05-01
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  1. 2006/05/17(水) 19:30:10|
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愛の円舞曲

「三人の求婚者」シリーズの二作目。夫を亡くした未亡人と前作「愛のソネット」
のヒロインの兄の物語ですが、ストーリーも中身があって良いし、どうにかして
ヒーローを陥落させようと頑張るヒロインの茶目っ気たっぷりな行動がなかなかでした^−^
調子良く続きの「愛の足かせ」に進もうと思ったのですが、コミカルな恋のやり取り
を連続で読むと、段々と集中力が薄れて、終いには退屈に感じてしまうので、また少し
経ってから読もうかなあ〜と思います。どっちかが中世ものだとまた違ってくるんだけど。

何度も書いていますが、蔵書の整理が進んでいます。お友達曰く私の未読本は
お宝の宝庫だそうです(笑)確かにあれこれ寝かせたままだもんなあ〜^−^;
買ったはいいけれど、全く食指が動かないのがプリンセスもの。だったら何で買った
んだっていう突っ込みが入りそうですが、その当時はあれもこれもっていう乱読状態
だったので、自分の好みも何も無かったんですよね。プリンセスに夢を見れないなんて、
ある意味哀れでもあり、終わってもいるなあ〜と実感(笑)ドレスや舞踏会にも
それほど惹かれないし。根っからのドンパチ体質なんだなあ〜、自分(呆れ)

愛の円舞曲―三人の求婚者〈2〉愛の円舞曲―三人の求婚者〈2〉
ステファニー ローレンス Stephanie Laurens 吉田 和代

ハーレクイン 2006-02
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  1. 2006/05/16(火) 19:15:21|
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薔薇色の恋が私を

「薔薇の狩人(ローズ・ハンター)シリーズ」の第一弾。ライムブックスの
来月の新刊はリサ・クレイパスだそうです。ヒストリカルが続きますね〜^−^

19世紀初頭。軍人だった父親と夫を亡くしたケイトは、姉と妹と実家で暮らしながら
家計を何とか切り盛りしていたが、家財一式のほとんどは売り払われ、生活は
貧窮する一方だった。意を決したケイトは、いとこが嫁いだスコットランドの
貴族の元へ援助を申し出る為に旅に出たが、召使は途中で奔走してしまい、
最悪の状況の所へ三年前にケイトの屋敷を訪れた事のあるクリスチャンが現れ、
同行を申し出た。やむを得ない状況にケイトは承諾するが・・・。

セントブライド大修道院で共に成長した三人の青年が、三年前にフランスで処刑寸前
だった所をケイトの父親に救って貰った恩を返す為に、黄色い薔薇の苗を持って
ケイトの家を訪れ、自分たちの助けを必要とする時には、この薔薇を修道院宛
に送るようにと伝えて去っていきますが、それから三年後に黄色い薔薇が届けられて、
ケイトの旅に同行するように手紙が添えられていた事からキットは偶然を
装ってケイトに近づき、結果目的地まで旅を共にするようになります。

二人の旅路はじっくりと描かれていく感じです。スコットランドの大地の荒涼とした
雰囲気が淡々と伝わって来る中、行動を共にするケイトとキットの心の機微が
断続的に描かれていますが、二人の再会がロマンスだけでは無く、それぞれの人生観
にも大きな変化をもたらしていくように描かれているのが、とても興味深くて、ロマンスも
勿論良いけれど、「ロマンスだけでは無い」っていうポイントに凄く惹かれると同時に
思わず唸ってしまう上手さを感じつつ、キャラに共感を覚える事が出来たのが良かったです。

仲間の裏切りに合ってから、自分の心すら信じられなくなってしまったキットの
葛藤と孤独がとても切なかったし、グッとくるものがありました。キットが
三年前からケイトに惹かれていて、それからずっと想いを温めていても、態度は
あくまでもストイックなのも私的に◎でした。ドッカーンと弾けちゃうような
ロマンスでは無くて、時間を共にしながら、手探りするようなゆったりとした
ペースで高まりつつ、想いはとっても熱くて(笑)っていうバランスがしっくりくるし、
説得力があって良かったです^−^いやあ〜、良いわ〜ハイランダーは(笑)

父親が亡くなる以前のような、経済的にも精神的にも満たされた安定した生活を
取り戻したいと願っているケイトを思って、あえて身を引いたキットが、
自分自身もボロボロな状態なのに、ピンチに陥ったケイトを救いに駆けつける
シーンはとってもかっこよかったです〜(*^^*) 状況に流されないで、
自分の意志をしっかりと持ったケイトもとても魅力的でした。やっぱり私の中では、
ストーリーは勿論の事、キャラの魅力って大きいなあ〜とつくづく実感しました(笑)

セントブライド修道院で育った四人の内、仲間の誰かの裏切りによって一人が処刑され、
キットは裏切り者を突き止めようとしていましたが、近くに居たにも関わらず、
犯人は早々にトンズラしてしまったので、事件は未解決のまま次回作に持ち越し
という形で終わりました。難破船のお宝を巡る事件の諸々はその裏切り者が、
宝のありかの鍵を握っていたケイトと邪魔者のキットをおびき寄せた結果の
出来事だったのですが、そのあたりも自然に過不足無く流れていくし、終盤あたり
になるとよく見られるバタバタした感じが無いのがお見事。全体的に上手く
まとまっているし、華やかさや甘さはほとんど無いけれど、ストーリーそのものが
率直な印象で、読み手にページを追わせる力を持っているのが凄いと思います。
薔薇に関するエピソードが、お話に様々な要素を与えているのも、とても印象的でした♪

次回作の「My Pleasure」は「薔薇色〜」のケイトの姉とキットの仲間の一人が
主役になります。三部作最後の作品「My Surrender」は末の妹がヒロイン。
事件の解明も最後まで引っ張るんだろうなあ〜。何となく犯人は見えているような
気も密かにしていますが(←ホントかい・笑)。ライムさんは翻訳のペースが
良いので、続きもそんなに待たされないで読めそうな気がしています^−^

薔薇色の恋が私を薔薇色の恋が私を
コニー・ブロックウェイ 数佐 尚美

原書房 2006-05
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  1. 2006/05/15(月) 20:46:07|
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追いつめられて

何度も手に取っても読まずに未読本コーナーへ戻していた作品ですが、いざ読んで見たら
これがなかなか良かったです。SEPからも賞賛のコメントが寄せられていました^−^

カーリーは六年前にロングビーチの御曹司のリックとひと時の恋に落ちて妊娠したが、
リックは結婚の約束をしてすぐに事故で他界してしまった。以来カーリーは亡き息子
の子供の親権を求めるリックの両親から逃げながら、あちこちを転々として暮らしてきたが、
三年ほど前から住んでいるカリフォルニアの小さな町でウェイトレスをしながら
画家として売れ始めたカーリーの前に、リックの親友で私立探偵のジェイクが現れて・・・・。

とても優しい作風でしたね〜。登場人物は皆それぞれ喪失を経験し、孤独を抱えながら
生きていて、その孤独を愛情で埋めようと必死になっている姿が、穏やかにしっとり
とした感じで描かれていました。愛情を知らずに育ち、過去から逃げ続けながら、
息子だけを心の支えに生きてきたヒロインが、頑なな殻の中で葛藤を繰り返した末に
他人を愛し、受け入れ、信頼する事を学んでいく姿が印象的でした。ヒロインを
取り囲む人々が、小さな町にありがちな詮索とか噂好きとかいった要素は一切無しで、
率直で思いやりのある、善良な形で描かれていたのもとても良かったです^−^

「家族とはDNAや結婚許可書や裁判所命令とは何の関係もない。愛だけの問題なのだ」
心を打つ言葉でした。人は生きていく上で愛情を必要とし、また愛情によって人と人は結びつく。
そんな不変の真理に心が温められるお話でした。シリーズ化されているので、次回作に期待です♪

その次回作「Heat Wave」ですが、「Twilight Cove trilogy 」の第二作目にあたり、
「追いつめられて」のヒーローの共同経営者がヒロインになります。第三作目の
「Heartbreak Hotel」は意外な人物がヒロインになりますが、ネタばれになるので
詳細は控えます・・・。このシリーズも勿論二見さんから続きが出るんだよなあ〜
とやや疑いつつも、首を長ーーくして(笑)邦訳されるのを待っています^−^

追いつめられて追いつめられて
ジル・マリー ランディス Jill Marie Landis 橋本 夕子

二見書房 2005-03
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  1. 2006/05/14(日) 20:14:20|
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女性検事補

「ナイトクラブの罠」とどちらにしようか迷った結果の選択でしたが、これが大当たり。
この作品がデビュー作なんて凄い〜!シリーズものなので、続きが気になって仕方が無い(笑)

連邦検察官のメラニーは、マンハッタンの高名な弁護士の惨殺現場に居合わせた事から、
キャリアアップを目指して、上司に談判した結果事件の担当を任され、FBI捜査官のダン
と共に捜査に乗り出した。ヒスパニック系ギャングの一味の犯行と考えられる中、
目撃者達が次々に殺害されていき、メラニーは内部からの情報漏洩を疑い出すが・・・。

ストーリーとしてはサスペンスが8割くらいを占めますが、このサスペンスがとにかく巧み。
登場人物の何人かが何かしらの形で事件に関わっている雰囲気が描かれているので、
犯人の意外性は無いのですが、物語の過程で提示されていく事実の一つ一つが、
きちんと結果に繋がっていくのには大いに納得させられたし、とにかくめっちゃ面白い!
弁護士が殺害された事件を発端に、弁護士事務所内の不正取引やヒスパニック系
ギャングの麻薬戦争へと繋がっていく流れが、とても自然で、また細部までしっかり
と行き届いた描かれ方なので、読後は申し分の無い満たされ方だし、面白いだけで無く、
きちんと組まれた流れの中で、納得のいく解決に結びつくサスペンスってそうは
無いので、ロマンティック・サスペンス好きとしては大いに満足させられました♪

キャラのロマンス面ですが、主人公のメラニーは、NYの荒れた地域で育った
ヒスパニック系の出身で、エリートの夫とは彼の浮気が原因で別居中。一人で生後6ヶ月に
なる娘を育てながら、検察官としてのキャリアアップを目指していますが、このメラニー
がとても魅力的なヒロインでした^−^それなりの野心は持っていても、出世欲で
ガチガチな感じでは無いし、夫婦生活に問題を抱えていて、仕事と家庭の間で悩む
一人の女性として等身大の描かれ方をしているのが、とても自然な感じで良かったです。
事件に対しても真摯に取り組んでいるし、曲者の上司に怯む事無く立ち向かう姿も
かっこよいし。勝ち組で、一見何の問題も無いように見える人生が実は混乱を極めていて、
何とかバランスを取ろうと必死なメラニーの姿には思わずエールを送りたくなります^^

そしてヒーローのダンですが、FBI捜査官でアイルランド系(この部分強調・笑)。
警官一族の出身で、幼なじみと結婚後、仕事に明け暮れる夫を見捨てる形で妻が
出て行って離婚。メラニーに出会った瞬間に惹かれて、思わず赤面してしまったり(笑)
と素朴で親しみやすくて、とにかく・・・可愛い(爆)不思議と可愛いんですよね〜。
仕事面ではメラニーにおいしい部分を持っていかれちゃいましたが(笑)、酔っ払った
挙句の一夜の情事の後は、必ず落ち込んでしまったりっていう真面目さにも
思わずニンマリで、私のツボにはまりまくりなキャラです(*^^*)

ダンはメラニーの結婚指輪を見てショックを受けつつも、その後結婚の実情を知って
からは、決して押しつけたりはしないのですが、自分の気持ちをさりげなくアピール
したりして、そのスタンスも好感度大でした♪メラニーも夫に対してまだ
気持ちが残っていて、中々離婚に踏み切れないのですが、ダンがメラニーに
「俺たちの事は旦那に対する復讐なのかな?」って訊くシーンが切ないの何のって(><)
内部からの情報漏洩を疑うメラニーは、行動がイマイチはっきりとしないせいもあって、
ダンの事も信じきれずにいて、その事でダンが傷つく姿も可哀想で仕方が無かったし(笑)

最終的に二人のロマンスはメラニーが夫との事を片付けなきゃいけないし、暫くは仕事仲間
として様子を見ましょうという流れに落ち着きますが、この時にダンがこちらの期待通りに(笑)、
あきらめない&待っている宣言をしたのにも感動(涙)こんなに愛されて
いるんだから、浮気夫とはさっさと別れちゃえーー^−^;なんて思ったりも
するんだけれど、父親が不在だったメラニーの過去の事やらを思うと、そう簡単に
次の恋愛に飛びつかないのもまたヨシで^−^ダンの気持ちを思うと早くハッピーエンド
になって欲しいなあ〜と願いつつ、持ち越しになった二人のロマンスが次回作で
進展が見られる事を大いに期待しています・・・・それもやっぱり一年後?(汗)

サスペンスとロマンスについて書き散らしましたが(笑)ヒロインのヒスパニック系を
筆頭に登場キャラの人種も様々で、そのあたりもアメリカ社会のリアリティを感じさせる
ものが見られたし、人間の強欲さは勿論の事、それぞれに共通して描かれている
孤独とまたそこに付随する弱さが言動に結びついて、結果キャラの個性に一貫性を
生み出している事もこの作品の大きなプラス要素だと思います。「火災捜査官」
シリーズや「ロザリオの誘惑」に次いで、このシリーズも続きが待ち遠しい限り♪
こういう作品をもっと読みたいなあ〜ってつくづく思う今日この頃です^−^

女性検事補女性検事補
ミシェル マーティネス Michele Martinez 松井 里弥

二見書房 2006-04
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  1. 2006/05/11(木) 13:20:05|
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サイト一周年

メインサイトの「Sweet And Lowdown」が一周年を迎えました♪

一年前に漠然とBlogだけ始めて、途中何度も放置状態になったりと、
いつ閉鎖になってもおかしくないような状態でしたが、一年経って、
ようやくサイトの方向性が見えてきた感じです。一年経ったような
内容のサイトでは無いのが恥ずかしい限りですが(><)

お声を掛けて下さる方々を始めとして、ゲストの皆様に深く感謝致します。
ありがとうございます。これからもマイペースでロマンス小説ネタを語って
いきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

SEP作品のアンケートも順調に(?)票が集まっている模様です。
「ロマンティック・ヘヴン」が快調にトップをぶっちぎっていますが(笑)
う〜ん、恐るべしボビー・トム(*^^*) 私も「ロマンティック〜」は大好きな
作品なので、迷ったのですが・・・ヒーローの懇願振りだけを取り上げたら、
間違い無くボビー・トムが他のあらゆる作品のヒーローの中でも一番である事
は確信していますが(笑)ご協力頂きありがとうございます。投票システムはしばらく
置いておきますので、まだ投票されていないSEPファンの方の一票をお待ちしています♪



  1. 2006/05/10(水) 11:50:53|
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「騎士と修道女」&「恋に落ちた七日間」

ヒストリカル未読山の一番上にあった二冊をチョイス。下の方に埋もれている本の
運命は神のみぞ知る^−^;読んでも読んでも、同じくらい買うからちっとも掃けないなあ〜。

まずは「騎士と修道女」から。舞台は中世で、30歳を目前に修道院へ入る決意をした貴族の
令嬢のヒロインとヒロイン父に仕える騎士のロマンスですが、ヒロインの年齢やヒーロー
が5歳年下という設定に結構期待感が高まって、読み始めはスムーズだったのですが、
ヒロインの言動にだんだんとイライラ指数が上昇。これがマズイ傾向なんだなあ〜(笑)

自分とヒーローとの年の差を気にするのはわかるのですが、十代の時に婚約者を失い、
その後母親を亡くした為に結果人を愛する事を恐れているっていう割には、
そのあたりの事情が描かれていないせいか、葛藤が全然伝わって来ないし、
求婚してくるヒーローを財産目当てと言ったり、終いには父親の死までヒーロー
のせいと疑ったり(この事はかなり後まで疑っていた)とすっかりうんざりさせられ
ました。父親の死に関して疑われたヒーローが怒りのあまりヒロインを平手打ち
するのですが、いつもだったら「女に暴力はいかーん!」な私なのに、正直気にも
留めなかったくらいです^−^;この時点でこの作品は私の中では終わったも同然(苦笑)

ヒーローは一途だし、不器用ながらも頑張っている感じでしたが、ヒロインの
魅力の無さに加えてストーリーそのものも面白みに欠けたなあ〜。中世ものは
好きなのに〜!残念です。日本初登場の作家さんだそうなので、次回作に期待・・・かな?

続いて「恋に落ちた七日間」。これはとても面白かったです♪家業の海運会社を
切り盛りする実業家のヒロインがヒロインの家の元使用人で、アメリカで財を成した
ヒーローと婚約者のいる異母妹の仲をどうにか裂こうとするのですが、二人の会話が
小気味良くて楽しかったし、ヒーローにずっと片思いしていたヒロインの気持ちの切なさ
やヒーローがヒロインに惹かれていく過程が丁寧に描かれていたのもナイス^−^

こういう設定だと(ヒーローがヒロイン以外の女性を愛していると思い込むパターン)
ヒーローの鈍感さにイライラさせられる場合が、少なからずあったりもするのですが、
このヒーローは自分の感情をきちんと理解しているまともなタイプだったので(笑)
そのあたりもポイント高しでした。それなりにすれ違いもあったりだけれど、終盤近く
からは、ヒーローのヒロインに対する接し方がとても可愛かったりで(*^^*)
心が温まる素敵なお話でした♪こっちを後に読んで良かった〜(笑)

騎士と修道女騎士と修道女
キャサリン マーチ Catherine March 辻 早苗

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恋に落ちた七日間恋に落ちた七日間
デボラ ヘイル Deborah Hale 杉浦 よしこ

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  1. 2006/05/09(火) 15:12:44|
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ささやきの囚われ人

正直、途中何度かしんどかったのですが、何とか読み終えました(笑)

幻視能力を持つネルは、亡くなった父の遺産の整理という名目で12年振りに故郷へ
戻ってきたが、本当はFBI捜査官として、町で連続している殺人事件の捜査を極秘で
進める為だった。昔の恋人マックスと再会したネルは死んだ父親や駆け落ちした
はずの姉の幻視を見るようになったが、すぐに新たな殺人が起こり・・・。

ストーリー全体のテンポはとても良いです。犯行現場に行くと見える幻視を利用して
捜査を続けるヒロインと彼女を心配しながら行動を共にする元恋人のヒーローの
カップルと対照を為すように、事実を地道に一つ一つ追求して歩き回る、カメラマンでもある
ヒロインの旧友とヒーローの友人で、実は保安官事務所に潜入している私立探偵との
やり取りもとても丹念に描かれていたし。ただヒーローがヒロインの能力を理解しようと
あれこれと質問をぶつけるのですが、その度に答えるヒロインの口から出る超感覚に関する
専門的な事があまりに続くと、私自身は読んでいてだんだんと置いていかれるような
感じになってしまうんですよね。ヒロインが12年前にヒーローを捨てて故郷を離れた理由を
始めとする二人の関係の諸々も、再会というパターンから、こちらが期待してしまうような
感情的な盛り上がりはほとんど無かったです。サスペンスというよりは、サイキックな
内容をメインにページを取られているせいか、ロマンス面においては、ヒーローに対する
ヒロインの想いの描かれ方が明らかに足りないように思えました。いくらヒロインが
自分の感情を表に出すのが苦手なタイプとは言え、それならもっと内側での葛藤を
読みたかったです。あっさりとしたロマンスもそれはそれで勿論良いのですが、
当然ながらそれなりの納得が欲しいんですよね。ヒーローは悪くないだけに残念。

専門的な内容に遅れを取りつつも、それでも捜査の過程はよく描かれていて面白いし、
過去のヴィジョンが見えるっていうのも、地道な捜査ではあり得ない事なので、そういう要素
が捜査の役に立つっていうパターンも興味深いのですが、ヒロインが自分の内に流れている
と信じている邪悪な血の真相の解明を含めたオチは意外性はあるけれど、何だかなあ〜
と思ってしまう面もアリで。犯人もヒロインと同様に超能力者である事は、伏線が張って
あるのですぐにわかりましたが、私的にほとんど印象の無いキャラだったので、
自分の読解力を疑いつつもちょっとがっかりしてしまったり(笑)ラストで判明した
FBIの覆面捜査官の正体に全く気がつかない私ってやっぱり鈍いなあ〜と思う(汗)

キャラの超能力が事件解決の大きな鍵を握るみたいなパターンはS・サラを始めとして、
それなりに読んでいますが、S・サラの超感覚物の場合はとても入りやすいというか・・・
やっぱり作風なんでしょうね。サイキックでガチガチな感じじゃないのが、私には
読みやすくて難なく楽しめてしまうのですが、K・フーパーのこのシリーズはより専門的で
故に奥が深いので、決して面白くないわけで無いのですが、気力と体力が特に充実している
時に読むのがベストだな〜と改めて実感。サイキックものでは無い、K・フーパーの
作品を読んでみたいなあ〜と思います。きっと面白いと思うんだけれど(笑)

ささやきの囚われ人ささやきの囚われ人
ケイ フーパー Kay Hooper 長島 水際

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  1. 2006/05/08(月) 18:35:58|
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優しい絆をもう一度

養子斡旋がらみのノーラ作品ですが、ネタは同系統でもリンダの「悲しみにさようなら」
とは全く毛色が違う内容。「優しい〜」はやはりノーラらしい特色を感じさせる作品でした。

メリーランドの田舎町で新石器時代の人骨が見つかり、発掘プロジェクトのリーダー
として呼び寄せられた考古学者のコーリーは、プロジェクトに元夫で人類学者の
ジェイクが参加すると知り、心中穏やかでは無かった。そんなある時ホテル
の部屋にやって来た見知らぬ女性から、「あなたは誘拐された私の娘だ」と言われて・・・。

二十九年前に生みの親から誘拐されたヒロインが養子斡旋の真相を追求しつつ、
生みの親と育ての親の間で葛藤を繰り返しながら、自分自身の「発掘」を続けていくの
と同時に約一年前に別れた元夫のヒーローと復縁がメインで描かれていきますが、
ヒロインがいかにもノーラの描く女性といった感じの強情で勝気なタイプで、
このお話もヒーローの理解や包容力が際立って見られました^−^

愛情表現が豊かな家庭で育ったヒロインがそうでは無い家庭で育ったヒーローの
愛情を信頼出来ずに離婚に至ったのですが、過去の失敗を顧みて、今度こそ
やり直そうと頑張るヒーローの姿が真摯で素敵でした。自分の感情に対して率直で、
ヒロインの全てを理解した上で愛しているというヒーローの想いが優しく描かれていて、
すれ違ってしまったとは言え、二人の関係には愛情が基盤として根付いているせいか、
ロマンスというよりはお互いに対する理解や受容が前面に押し出されている感じ
の流れが、とても爽やかで良かったです♪ノーラ作品のヒーローって、しっかりと
ツボを刺激してくれる事が多いんですよね〜(笑)あ〜幸せだわ〜^^

サイドストーリーとして描かれているヒロインの実の両親の関係や兄と夫を亡くして
女手一つで子供を育てている弁護士のロマンスも華やかさは無いものの、それぞれが
しっとりと味わい深い感じで描かれていました。ヒロインの兄が彼女を愛する事によって、
母親に心を開いていく様もとても感動的でした^−^個性豊かなキャラの面々の中でも、
古書店を営むヒロイン祖父が私的にお気に入り。チャーミングな年寄りにやっぱり弱いです(笑)

娘との29年間という時間を失ってしまったヒロインの実の両親とその時間をまるまる
得た育ての親の両方を思うと、何とも表現しがたい気持ちになりますが、長い時間を
経てようやく娘を見つけ出した実母が、連れ去られた当時の赤ん坊としてでは無く、立派な
大人の女性に成長した現実のヒロインを受け入れる事が出来るようになったのが、とっても
辛い事とは言え、過去を乗り越える事が出来て良かった〜と感じさせてくれるエピソードでした。

事実を一つ一つ丁寧に追っていくものの、サスペンス的にはありゃりゃ(笑)的な
オチが残念でしたが^−^;それでもこちらの期待通りに、愛と絆がしっかりと描かれた
「優等生」的(勿論良い意味で)な作品と言えるかな。やはりノーラは大きく外さないです。

優しい絆をもう一度〈上〉優しい絆をもう一度〈上〉
ノーラ ロバーツ Nora Roberts 岡田 葉子

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優しい絆をもう一度〈下〉優しい絆をもう一度〈下〉
ノーラ ロバーツ Nora Roberts 岡田 葉子

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  1. 2006/05/07(日) 19:23:03|
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やっぱり新刊山積み

ネット復帰しました♪GWも残り一日となりましたが、明日の関東地方のお天気は雨
みたいですね〜。私も家でのんびりと家事を片付けたいと思っています。

旅行のお供のN・ロバーツは無事読み終えたので、明日レビュー予定です。
今取り掛かっているのが、ケイ・フーパーの「ささやきの囚われ人」。これまたサイキック^−^;
前作の「あやつられたスケッチ」はサスペンス面は、サイキックな要素に少々疲れを
覚えつつもなかなか読み応えがありましたが、取ってつけたようなお粗末なロマンスが
マイナスだったのが印象に残っています。「ささやき〜」はどうかな〜?

先月末に二見さんから出た「女性検事補」。入荷が少ないのか(?)どこの本屋さんへ
行っても在庫が少ないのですが(在庫切れの本屋さんもアリ)、売れているのかな?
未読本の一番上に置いてありますが、そんなに面白いなら早々に読もうかな〜。
H・ローウェルの「ナイトクラブの罠」はあの分厚さで後回しにしてしまいそうな気も(笑)

ヒストリカルの新刊がまただいぶ溜まっています。お薦めを頂いたものも幾つかあるので、
こちらも読まなきゃね〜。LSから出ている「キャバノー家の真実」は三作全部出揃ったら
一気に読む予定です。M・フェラレーラって今まで読んだ作品が結構イマイチだった
事が多いので、ちょっと勇気が要るかな?でも今回はがっつりといきたいと思っています。


  1. 2006/05/06(土) 20:47:20|
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素敵なGWを!^^

N・ロバーツが読み終わらずに残念です。上・下巻で合計800ページ以上だもんね(笑)

明日より留守にしますので、ネット復帰は週末になります。
ノーラの感想レビューもその時に^^寝る前のお供に何冊か小説を
持参しますので、せっせと読みたいと思っています♪

皆様も素敵なGWをお過ごし下さいませ^−^

  1. 2006/05/02(火) 19:40:02|
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ミモザの園

「ミモザの園」は「風の谷の約束」より先に読みました。今はN・ロバーツの作品を
読み始めた所です。「風〜」で溜め込んだ、ロマンス面においてのストレスを
解消してくれる事を思い切り期待しています(笑)頼むよ〜ノーラ^−^

持って生まれた予知能力の為に周囲から疎外されて生きてきたローレルは、亡くなった
母方の祖母から遺された土地に移り住んだ。ルイジアナ州の美しい町の「ミモザの園」
という屋敷の女主人となり、町の人々から温かい歓迎を受けるが、そんなある日、
町の少女が行方不明になり、ローレルの予知能力によって救出された。そして
その少女の伯父こそ、毎晩ローレルの夢に出てきた空想の恋人だった・・・。

ワシントンDCからルイジアナ州へ引っ越してきたヒロインの日常に並行して、
連邦検察官のヒロイン父が担当する事になった軍事機密売買事件に絡んだ犯人の
陰謀(っていう程のものでも無いけれど)や最終的に明かされるヒロインの
祖先で、予知能力を持っていた「ミモザの園」の初代の女主人の身を起こった
真実などが丁寧にテンポ良く描かれていますが、D・マコール(S・サラ)の他の
作品に比べると、エピソードそれぞれの詰めがやや甘い気もしましたが、相変わらず
の優しい作風が、超感覚ものに遅れを取る事が多い私を難なくストーリーに引き込んで
くれました^−^全体的にまあまあといった感じで、D・マコールらしいスタイルが
楽しめた作品です♪しっかし敷地を孔雀が練り歩いたり、パンサーがいるってねえ・・凄い(苦笑)

ミモザの園ミモザの園
ダイナ マコール Dinah McCall 皆川 孝子

ハーレクイン 2005-09
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  1. 2006/05/01(月) 11:07:01|
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