Sweet 'n Lowdown Style-Zakki

海外のロマンス小説をメインとした感想雑記です。

暁には涙をふいて

引き続き「狼たちの休息」のレビュー。来月にDから出る作品のカップルも登場しています。

放送局の局長を務めるエルザは犯罪撲滅を目的とした慈善活動に勤しみ、地域でも人望を
集めていたが、エルザの活動をよく思わない何者かによって脅迫が相次ぐようになった。身の
危険が迫ったエルザは雇い主を通じてダンディ・エージェンシーに身辺警護を依頼するが・・・。

前作で伏線が敷かれていたエルザとレイフのお話と同時進行の形で、次回作の主人公カップルと
エルザの弟と町の名士の娘のロマンスが描かれますが、そのせいで詰め込み過ぎになっている
というわけでも無いけれど、メインのロマンスは何となくパっとせず。それぞれの想いがいまひとつ
伝わってこないし、キャラの魅力も足りなかったかな。前回のトラブルメイカー振りからすっかりと
改心して、純愛している弟の方が印象があったくらい。サスペンスは悪人が見え見えでありゃりゃ・・
な内容でした(^^;)来月と5月(だっけかな?)にDから出るシリーズの続編はあらすじを読んだ
限りでは微妙な感じがしているので、こちらは即読みはしないと思います。・・・・多分、きっと(笑)

何だか冴えないレビューですが、いつも長々と書いてばっかりなので、たまには良いよね(^^;)

暁には涙をふいて暁には涙をふいて
ビバリー・バートン 川上 ともこ

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  1. 2007/02/26(月) 21:09:29|
  2. 狼たちの休息|
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砕かれた永遠

未読本の山を前にして、悠長にお取り置き宣言なんて言ってられず(爆)まずはこのシリーズから。

自動車事故で家族を失って以来、仕事を拠り所にして生きてきたグレースは、五年前の事故が実は
知事と繋がりのある犯罪組織が仕組んだ他殺であった事が綴られている、差出人不明の手紙を
受け取った。真相を明らかにすべくグレースは、ダンディ・エージェンシーに調査を依頼するが・・・。

シリーズもここまで続くとパターンも決まっていて、大きな驚きや発見は無いけれど、某大作家と
違って決してマンネリ(笑)では無いんですよね、私にとっては。まあもう少し刊行のペースを落と
してくれた方がありがたみを感じるとは思うのですが(^^;)と自分勝手な事を言って見たり(笑)

シングルタイトルで刊行された事もあって、メインのロマンスにプラスして、犯罪組織のボスの妻
と組織に潜入しているFBI捜査官のサイドストーリーや次回作への伏線もしっかりと敷かれた盛り
沢山の展開でした。ヒロインの過去が痛いけれど、その部分を引きずるような描かれ方がされて
いないせいか、ヒーローの生い立ちの件があるとは言え、ロマンスも自然でありのままに納まって
いく感じ。ヒロインも癖が無くて良いけれど、終盤近くで思いがけず涙したヒーローには胸キュン
でしたね(^^;)サスペンスは裏切り者がへなちょこなのですぐに予想が付きますが、全体的に
まとまった内容だと思います。ネタのスケールや感情的に入れ込むとなると、「傷ついた薔薇」
なんかの方が上だと感じますが、この作品も中々でした。素直に楽しめて何よりです(^^)

砕かれた永遠砕かれた永遠
ビバリー・バートン 村上 あずさ

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  1. 2007/02/24(土) 23:15:26|
  2. 狼たちの休息|
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星降る夜の出来事

「聖なる夜に口づけを」に収録されている「狼たちの休息」の短編。カップリングされている、
リアン・バンクスの作品のレビューは、また後日改めて取り上げる予定です(^^)

孤児のフェイスは、以前に巻き込まれた大富豪の子供の誘拐事件の際に救出に来てくれた
ボディーガードのワースと愛し合い、二ヵ月後のクリスマスの日に再会する約束をして別れた。
そしてクリスマス当日、フェイスは何時間も待ち続けるが、結局ワースは姿を見せず・・・。

クリスマス作品にしては、ヒロインの設定がちょっと痛いのでは・・・( ̄_ ̄|||)というのがまず
第一印象。約束当日、ヒーローのワースは仕事で負傷して入院していたとは言え、約束を
すっぽかしてその後も電話一本入れないし、その十ヵ月後には殺人犯に襲われて、意識不明に
なっちゃうってさ〜(^−^;)さすがにヒロインが気の毒で仕方が無かったです(><)この
シリーズにサスペンス要素は不可欠だし、事件性の挿入は然るべきだと思いますが、もう少し
優しいというか、手緩く(?)してくれても良かったかも・・と思わずにはいられなかったですね(^^;)

事件を知ったヒーローが慌てて駆けつけ、発見後ヒロインは記憶喪失になっていて、深く後悔
したヒーローは、献身的にヒロインと娘の面倒を見ながら、野放しになっている殺人犯から
ヒロインを守ろうとしますが、「傷ついた薔薇」の中でも二人の関係の下地はある程度描かれて
いたし、不幸な家庭環境や特殊部隊の任務等のせいでヒーローが心を閉ざしている事はわかる
んだけれど、そのあたりの描写がいまひとつ足りないと感じてしまうのは、短編故に仕方が
無いのかな〜と。ヒロインと娘と共に過ごす内にヒーローの気持ちが解けてきて、愛情が募って
いく内面の動きなんかもそれなりに伝わって来たけれど、出来れば通常のLSで読みたかった
なあ〜っていうのが本音(笑)ストーリー自体はペース良く流れていくけれど、あくまでも
短編的な流れなんですよね。純真なヒロインの大きく真っ直ぐな愛情に尽きるお話でした(^^)

「狼たちの〜」の続きが来年早々に刊行されますが、やたらと気前の良い出しっぷり(笑)なので、
新作待ちになるのも時間の問題ですね〜。まずは来月の新刊「燃えつきた絆」が楽しみです♪

聖なる夜に口づけを聖なる夜に口づけを
ビバリー バートン リアン バンクス Beverly Barton

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  1. 2006/11/20(月) 19:47:50|
  2. 狼たちの休息|
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傷ついた薔薇

書店に駆け込み状態で購入し、早々に取っかかりましたが、やっぱりグッと来ました(><)
なのにTSを入手した途端レビューは後回し。好きだっていう割には何てヤツだ(苦笑)

ダンディ・エージェンシーのCEOを務めるエレンは、娘を誘拐された大富豪の依頼を受け、
地中海沖の島ゴルナーに飛び、そこでかつての恋人ニコスと再会した。エレンが大学の
卒業旅行でゴルナーを旅した二週間の間二人は付き合ったが、ある朝置手紙を残し、ニコスは
エレンの元を去った。再び二コスを前にしたエレンは冷静な態度で接しようとするが・・・。

TSを読んでしまった後は暫くの間他の作品を読む気になれなくなってしまうのですが、
今回もまさにその状態真っ盛り。でもこの作品はシリーズの中でも以前から気になって
いたタイトルなので、インパクトが残っている内にレビューしますが、以下ネタばれアリです。

前作「プリンセス〜」からの続きのような始まりで、マットを通じてテオから依頼を受けた
エレンは過去に誘拐事件の交渉人の経験がある事から自らチームを率いて現地に飛びますが、
そこでかつての恋人ニコスと再会し、過去が一気に蘇ります。エレンのこの過去が重い(><)
「最後の夜を忘れない」で、ヒーローの息子が誘拐されてしまう中、過去に子供絡みで
エレンに何かあったんだなあ〜と匂わせる節があったのですが、復讐の為にニコスを探す
テロリストに捕まって拷問された挙句、生まれたばかりの息子を殺害されて・・・っていう
事実はとにかく重かったなあ・・・。あまりに辛くて涙無しには読めなかったくらい(><)
今回はヒーローがヒロインを追いかけるロマンスでしたが、この過去の重さが私の中で最後
まで残ってしまった感じはちょっと否めず。エピローグでも少し泣いてしまったし(苦笑)

人質が捕まっている場所を突き止めて救出作戦を実行するも、ナニーしか救い出せず、
最終的に犯人の条件でもある、刑務所に居るテロリスト3人を脱獄させて人質との交換する
事になりますが、展開のペースも良いし、シングルタイトルのせいかサスペンスの密度や
スケールも通常の作品より一回り大きい感じで、緊張感が続く充実した内容は読み応え
たっぷりでした(^^)次回作に持ち越しとなったワースとフェイスのロマンスや前作から
登場していたディアとテオの夫婦愛も程良く描かれているし、ヒロインの過去が何とも辛い
けれど、でもロマンス、サスペンス共にバランスの取れた、十分に満足を得られる作品です。

ただ15作も読んできて、未だに1作目のアシュを超えるヒーローにお目にかかれない
んだよね(笑)ホークとかもいい線いってるけれど、それでもやっぱりアシュがベスト。
この評価は今後もずっと変わらないような気がするなあ・・・きっと(^^;)

傷ついた薔薇―狼たちの休息〈15〉傷ついた薔薇―狼たちの休息〈15〉
ビバリー バートン Beverly Barton 中野 恵

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  1. 2006/09/19(火) 21:37:30|
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プリンセスと野獣

気になって仕方が無い「傷ついた薔薇」の発売に備えて(笑)読んだシリーズ14作目。
ダンディー・エージェンシーも遂に王室ご用達かあ〜。グローバルだわね〜(^−^)

ヨーロッパの小国の王女アデルは、王国の乗っ取りを企む婚約者から逃げ出し、友人に
かくまって貰っていた所を父親である国王が雇ったアメリカ人のボディーガードのマット
に見つかってしまった。危うく国へ連れ戻されそうになったが、婚約者が雇ったと思われる
襲撃者が現われ、マットに救われたアデルは自分を国に帰さないように説得を試みるが・・。

もうシリーズ14作目になるんですね〜。刊行ペースが良いので、あっという間に全タイトル
の翻訳が完了して新作待ちになってしまいそう(^^)シリーズの中で「聖女と堕天使」
を筆頭に南米を舞台にした作品が続いた時がありましたが、今回の「プリンセス〜」は
舞台がヨーロッパで、しかも「傷ついた薔薇」への伏線がしっかりと張ってあって、
肝心の内容よりも正直そちらに関心が移ってしまった感じは少なからずありました(笑)

でもストーリーはペースも良く描かれているし、王国の王女を守るという今までに
無かった設定が作品の雰囲気を違ったものにしている印象も見受けられました。王女
という生まれのせいかヒロインの高飛車な物言いがちょっと気になったりもしましたが、
話のわかるヒロイン友人夫婦のディアとテオ(主役カップルより印象的)の存在が
光っていたし、犯人も目星はつくけれど、最後までピッチが衰えず、着実に描かれて
いたので、全体的にまずまずの内容だなあと思いました。ディアとテオは「傷ついた〜」
でも再登場するので楽しみですが、シングルタイトルで発売されていて、ページ数も
通常のLSよりも多いし、内容的にも切なそうなのでかなり気合が入るかも(苦笑)

何度も書いているようにこのシリーズは安定した面白さが期待出来るし、何と言っても
ヒーローの結婚退職後が描かれる幸せ一杯のエピローグが温かくて良いんですよね〜。
今回は元国王が自ら孫のベビーシッターをしている姿が微笑ましかったです(^^)

「傷ついた薔薇」の次はHTから刊行されますが、ヒーローは「プリンセス〜」のプロローグ
で登場した無口で無愛想なワースとディアとテオ夫妻の娘のナニーを務めるフェイス
のお話。LSからは他にもフィオナ・ブランドやルース・ランガンの作品が刊行される
ので、この秋は益々充実した読書生活になりそうです。嬉しいな(^−^)

プリンセスと野獣―狼たちの休息〈14〉プリンセスと野獣―狼たちの休息〈14〉
ビバリー バートン Beverly Barton 宮崎 真紀

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  1. 2006/09/14(木) 11:35:48|
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あなたが遠すぎて

シリーズ第13作目。本国でもまだまだ順調に続編が出ている模様です^−^

トークショーの人気司会者のペギー・ジョーは、離婚後亡き友人の娘を引き取って
育てながら平穏な日々を送っていたが、以前から悩まされていたストーカーが楽屋に侵入
したのを機にボディーガードを手配する事にしたがやってきたボディーガードのジャック
はプレイボーイの典型的なタイプで、ペギー・ジョーはその魅力に抗おうとするが・・・。

父親と前夫に裏切られたヒロインと酷い母親のせいで父親が自殺した過去を持つヒーロー
のお話ですが、ストーカー事件の犯人はすぐにわかるし、キャラの感情描写も他の作品
と比べるとゆるく感じる描かれ方で、全体的に極々普通の出来だと思います。
でもヒロインの5歳になる娘の存在がとても愛らしかったし、クリスマス・シーズンの
お話という事もあって、温かで夢のある雰囲気が感じられたのが良かったかな〜。

最近「孤高の鷲」がちょっとテンションが下がり気味なので(笑)図抜けた面白さや
目新しさは無くても、大きく外さない安定感を得られるこのシリーズはやっぱり必要
不可欠です^−^来月に出るLS300号記念号も勿論楽しみですが、9月にページ増量で刊行
される「傷ついた薔薇」には特に期待ですね。「罪深き守り手」と同じくシングルタイトル
として書かれた作品なので、サスペンス、ロマンス共に充実していると良いなあ〜と
思っています。更にその続きは11月にHQスポットライトから刊行予定との事です^−^

あなたが遠すぎて―狼たちの休息〈13〉あなたが遠すぎて―狼たちの休息〈13〉
ビバリー バートン Beverly Barton 藤峰 みちか

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  1. 2006/07/23(日) 17:48:20|
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狼たちの休息シリーズBEST5

順位は無いです(笑)でもやっぱり泣いた作品ばかりですね^−^

裏切りの一夜―狼たちの休息〈1〉裏切りの一夜―狼たちの休息〈1〉
ビバリー バートン Beverly Barton 小山 マヤ子

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天使と野獣―狼たちの休息〈2〉天使と野獣―狼たちの休息〈2〉
ビバリー バートン Beverly Barton 辻 早苗

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聖女と堕天使―狼たちの休息〈6〉聖女と堕天使―狼たちの休息〈6〉
ビバリー バートン Beverly Barton 竹内 栞

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最後の夜を忘れない―狼たちの休息〈9〉最後の夜を忘れない―狼たちの休息〈9〉
ビバリー バートン Beverly Barton 川上 ともこ

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罪深き守り手―狼たちの休息〈12〉罪深き守り手―狼たちの休息〈12〉
ビバリー バートン Beverly Barton 風音 さやか

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  1. 2006/04/10(月) 17:16:53|
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