今年の12月(!)に出るマクノートの新作。詳細は不明ですが、コンテンポラリーかな〜?マクノートと
言えば、MIRAから出ている「君に鼓動をかさねて」は未読でして。というのも、マクノートは勿論好きだけ
れど、割とお話の流れが似たりよったりという事や1月に出たヒストリカルを読んでからそんなに間が開い
ていない事もあって、まだ寝かせています。でもマットに会いたい気持ちがひしひしと募っていたりも〜(笑)
- 2008/03/27(木) 23:39:57|
- ジュディス・マクノート|
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ジュディス・マクノートの新刊。やっぱりマクノート作品は気力、体力をもっていかれますね〜(笑)
女伯爵のエリザベスは、財政難の伯爵家を一人で切り盛りしていたが、後見人の叔父によって三人
の花婿候補を決められてしまった。その中に二年前に巻き込まれた醜聞の元凶となったイアン・
ソーントンの名前を見つけたエリザベスは怒りを覚えるが、やむを得ずイアンの元を訪れる事になり・・・。
鮮やかな個性で魅了するキャラ達と様々な感情が深く息づいたストーリー。時代背景がヒストリカルに
なっても、率直に心を打ってくる内容は相変わらずでしたね〜。マクノート節全開の秀逸作品でした(^^)
ヒロインのエリザベスは幼い頃に両親を亡くし、現在は女伯爵として財政難の家計をやりくりしながら
生活していますが、後見人の叔父によって、三人の花婿候補の内の誰かに嫁がなくてはならない状況
に陥ります。絶世の美女で性格も良くて・・・と美点だらけのエリザベスですが、決して嫌味にはならず、
その純粋さが愛らしかったり眩しかったりで、時には痛々しく感じられたりもしたかな〜。素直で優しくて
物の見方が真っ直ぐな一方で領地を切り盛りする才覚があり、交渉上手な倹約家(笑)という実際
的な一面にはくすっと笑いを誘われる微笑ましさがありましたね(^^)また苦労をしながらも、茶目っ気や
明朗さを失わないエリザベスの姿が生き生きと映し出される中、豊かな表情の一つ一つが感情の動き
と共に細やかな筆致で丹念に描き込まれているので、直に心に響いてくるんですよね。花に話しかける
癖もキュート(^^)自分の事だけで無く相手の立場に立って考える事が出来るし、健気な強さとその裏
に見える傷つきやすさのバランス感が絶妙で、守ってあげたいような気持ちになったりも(笑)外見の美しさ
よりもはるかに内面の魅力が前面で輝く様は、まさにマクノート流正統派のヒロインと言えるのでは(^^)
ヒーローのイアンは貴族の生まれですが平民として育ち、貿易商であると同時にギャンブラーとして名を
馳せています。マクノートのヒーローと言うと、「マイ・ベスト・ヒーロー」の双璧の一角でもあるマットを比較
の対象として出してしまうのですが(笑)、イアンはマットに通じるものがあると同時に影が差すような鋭敏
さや複雑さを持ち合わせていて、そういった面はザックを思わせる感じかな〜とも。 シニカルな構えや他人
にどう思われようと気にせず、打ち解けようともしないスタンスには頑としたものだけで無く、どことなく寂しさ
が漂うような印象もアリかな。とりわけエリザベスと再会して以降、イアンの中で様々な感情が揺れ動く
様相や爵位を継いだ事を始めとして、エリザベスの為に起こした行動や言葉の数々から溢れる想いに
胸を打たれる中、愛する者を遠ざけて、傷つかないように自分を守ろうとするイアンの心の閉ざし方や
冷淡で頑なな態度の内にある深い傷が痛切で、愛するにしろ、傷ついて背を向けるにしろ、感情を
揺さぶる事しかりでしたね。何でも後書きによると、ヒーロー人気投票ではマットに次いでの二位という
事ですが、これは興味深いかも〜(笑)私だったら勿論マットに一票を投じますよ(^^)>しつこい(爆)
エリザベスとイアンのロマンスは、マクノートらしく二年前の出会いと別れのエピソードに始まり、時間が
ゆったりと流れていく感じでしたね〜。ユーモアやウィットが散りばめられた会話や印象深いエピソード
の数々、そしてじっくりと織り成される二人の心模様の描出のどれを取っても秀逸。エリザベスがロバ
ートの言い分を鵜呑みにして逃げ出した事に関しては、基本的にトンズラをするヒロインがダメな私に
とっては、致命的と言えるのですが(笑)、エリザベスの場合は愚かさでは無くて、純真さ、優しさ故の
間違いなのがわかるだけに切なかった。イアンが可哀想で仕方が無かったけれど、その後の裁判での
立ち回りや二人の関係を終わらせまいと踏ん張る強さには、エリザベスの成長振りも含めて感じ入ら
せるものがあったし、まじりっけの無い、深い感情に満ちたやり取りは極上そのもの。感動しました(^^)
脇役陣ですが、まずエリザベスとイアンの友人夫妻のアレックスとジョーダン。この二人も紆余曲折を
経たという事なので、是非「Something Wonderful」は翻訳して頂きたいわ(^^)私的にはイアン
の祖父&伯父コンビがナイス。年寄りらしい味のあるキャラとサポート振りが良かったし、祖父ちゃんが
イアンの成長振りをことごとく追わせていたエピソードは特に印象的で好きだなあ〜。そしてエピローグ
のチェスのシーンにはニンマリでした♪あと気に入らない人間には一服盛る癖がある(笑)エリザベスの
執事や中々の策士でもあるルシンダの存在も忘れがたいかな。キャラ各々の持ち味がしっかりと発揮
されているだけで無く、すれ違う二人を見守ったり、助けたりのスタンスが○。温かくて素敵でしたね。
エリザベスは、義父兄のロバートの行方の調査を依頼した探偵から聞いた話に不安を抱えながらも、
イアンと結婚しますが、ある日ロバートが姿を現し、二年前にエリザベスを置いて姿を消す事になった
要因を知らされ、ショックを受けたエリザベスは、ロバートの言うがままにイアンの元から逃げ出します。
ペースとしては緩やかで、内容的にはマクノートの定番と言えますが、丁寧に作り上げた個々のエピ
ソードや行き届いた描写の素晴らしさは勿論の事、笑いや優しさ、切なさといったあらゆる感情を
繊細かつ豊かに織り混ぜながら紡がれていくストーリーは、魅了しつつ心に深く訴えて読ませますね。
言葉やシーンの数々も印象的で、温かな幸福感に満たされる余韻も申し分無し。大満足です(^^)
次回の翻訳作品は「Whitney,My Love」。作中で名前だけ登場したクレイトン・ウェストモアランドが
ヒーローになるみたいですね。そして↑で触れたアレックス&ジョーダンの「Something Wonderful」
の翻訳が気になる所かな。「Whitney〜」の後で構わないので(笑)、刊行して頂きたいなあ〜(^∧^)
- 2008/02/14(木) 23:30:12|
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3月にMIRAから刊行される「君に鼓動をかさねて」。・・・それにしても出版社が割れますね〜(笑)
コンテンポラリーで、マクノートらしいストーリーみたいですが、内容はさておき(笑)、マットの再登場こそ
この作品の最重要ポイントと思っているのは私だけでしょうか(爆)素敵なヒーローは数多くいますが、
マットに肩を並べるだけのヒーローはまずお目にかかれないんですよね。拝める事を願うばかりです(笑)
- 2008/02/01(金) 23:01:43|
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ついついポチってしまった(爆)原書二冊。どちらも↓と同じ表紙のものが早速到着しました(^^)
海外のサイトでマクノート作品の情報を拾って見たのですが、とりわけAARでの評価はどの作品も
高いですね〜。そして「Every Breath You Take」の前に発表された「Someone To Watch Over Me」
にもファレル夫妻&ジョーが顔を見せるみたいです。「Every〜」のような詳しい関連性は不明です
が、いつか読めると良いなあ〜と思います。villageさん、次の翻訳予定は無いのかな?(笑)
- 2007/08/27(月) 22:46:06|
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J・マクノートの新刊。予想通り泣きまくりで、読了後は目が真っ赤(苦笑)凄く良かったです〜。
ザックは俳優兼監督として活躍していたが、監督作品の撮影中に実弾が発射され、主演女優である
妻が死亡する事件が起こり、殺人犯の濡れ衣を着せられて投獄されてしまった。五年後、助けを
借りて脱獄したザックは、偶然出会ったジュリーを人質にして、コロラドの山荘に潜伏するが・・・。
前作同様に上下巻で合計約1000Pの大作ですが、じっくりと紡がれていくストーリーは、あらゆる
感情が凝縮されていて、思い切り心を揺さ振られます。涙無しには読めない感動作品でした(泣)
以下
暑苦しい・しつこい・鬱陶しい長文になります。免疫のある方のみお進み下さいね(爆)
ヒロインのジュリーは小学校の教師。生後まもなく親に捨てられ、以後里親と養護施設を行ったり
来たりしていましたが、11歳の時に養父母の元に引き取られる事になります。読み書きが出来ず、
幼いなりに突っ張りながらも、11歳のジュリーの純真ないじらしさや優しくて勇敢な資質が窺える様
には早くも涙腺が緩み始めたり(苦笑)他者の痛みに敏感で、思いやりに満ちた姿も極々自然に
映るし、可愛くて茶目っ気たっぷりかと思えば、頑固に踏ん張って強さを見せたりといったジュリー
の表情の一つ一つが温かく輝いていて、とても・・・優しい気持ちにさせてくれるんですよね。素直で
真っ直ぐな分だけ傷つきやすかったりするあたりもグッときたなあ〜。落ち着かなかったり、気になる
事があると物を整理整頓する癖なんかも微笑ましかったり(^^)あと「満点(Perfect)」な良い子で
あろうと努力し続けてきたという、とてもジュリーらしいエピソードには思いがけずほろっとしました
が、理想や目標を叶えようと一生懸命に頑張る、生き生きとした朗らかな魅力が抜群でしたね(^^)
ヒーローのザックは両親を亡くして以降は兄妹達と共に祖父母の下で育てられましたが、18歳の
ある日を境に祖母に勘当され、無一文でハリウッドに渡って俳優兼監督として大成功を納めます。
「パラダイスを〜」のマットは、ある意味到達点にいるキャラと言えて、そんなマットの唯一の泣き所
がメレデスという部分に泣かされるわけなのですが、それはさておき(笑)、ザックはマットに比べると
より厳しく、また難しいタイプと言えるかな。確固とした意志と他者にセカンド・チャンスを一切与え
ずに切り捨てるだけの非情さを持つ一方で気持ちの優しさや高潔さを見せたり等の様々な要素が、
ザックというキャラを形成していて、その複雑さが何とも痛切(><)人に請う事が出来ないプライド
の高さや赦さずに背を向けてしまう頑なさが、ザックの奥深い部分にある孤独感を一層深めている
んですよね。苦悩を内に閉じ込めたまま、自分自身を確立してきたザックの強いながらも孤高な
生き方に寂しさを感じつつ、感情が揺れ動いていく過程や心がむき出しになる瞬間の描出が素晴ら
しくて、惹き付けられると同時に強く感じ入ったなあ〜。琴線に触れてくるヒーローでした。◎です。
何とか逃げ出そうと知恵を絞るジュリーと逃がすまいとするザックのやり取りを経て、山荘に辿り
着いた二人は潜伏生活を送る事になります。共に過ごす内に相手を知り、理解を深めていく中、
明るくも切ないエピソードや会話の一つ一つを通して、感情面の触れ合いや機微が微細に描き出さ
れていましたが、感情のやり取りが細やかなだけで無く、とても豊かなんですよね。ザックのシニカ
ルな構えが、ジュリーの明朗さや純粋さに触れていきながら段々と解けていって、無実を信じて
欲しいと思う無防備な胸の内には切なさで一杯になるし、ジュリーが好きな俳優に嫉妬する姿は
可愛かったりも(^^)追いやろうとして、わざとジュリーを傷つけたザックが引き止めるシーンで落涙
しつつ、ザックがジュリーへの想いを綴った手紙ではひたすら号泣しましたが(苦笑)、二人の間を
流れるものが透徹しているのが凄く印象深かったなあ〜と。あと逃亡しているという現状が影を落と
す一方で重い現実感の中でしっかりと光る笑いや温かみには和らいだり安らいだりの想いでした。
ジュリーの決断については、とても辛いし、痛ましくもあるけれど、例えザックが殺人犯でも、ジュリ
ーの愛情が揺らがないという部分に尽きるかな。家に戻って以降一人で世間に立ち向かった事は
まさにあっぱれだし、傷ついたり、傷つけたりに切なくなりながらも、ジュリーがザックの人生に差し
込んだ一条の光と言うか、希望であるという事に癒されつつ、深い感動と充足感を見出しましたね。
そして脇役陣ですが、まずマットですよ〜(^^)もう大好きです(笑)ザックの親友として、無実を
信じてサポートし続けますが、相変わらずどっしりとした男っぷりが良くて、かっこいいんだ〜(^^)
ザックとの男の友情は素晴らしいし、メレデスとの幸せ一杯の結婚生活も甘くて素敵。マリッサに
メロメロなパパ振りやパーカーを悪者(笑)にした御伽話にはニンマリでした。マットと共にメレデス
もまた大きな役割を果たしていましたが、同じ女性としてジュリーを信じてあげた事は嬉しかったし、
ザックにビデオを見させる為の手際良いやり取りもナイス。ジョーも元気そうで何よりですが(笑)、
マリッサをお昼寝に連れていくシーンにはほっこりとしましたね。とっても嬉しい再登場でした♪
他の脇役陣では、ジュリーの兄のテッドと元妻キャサリーンのお話がサイドロマンス的な内容で
盛り込まれていましたが、二人とも未練アリだったし、誤解が解けた後はすんなりとハッピーエンド
に納まりましたね。とりわけキャサリーンのはっきりとした個性が立っていて○。ジュリーに惚れて
しまうFBI捜査官のリチャードソンは中々魅せてくれて、片思いという立ち位置やジュリーの事を
思ってこその行動はちょっとツボにきたかな(^^)いつの間にかフェードアウトしちゃったのがちと
残念でしたが(笑)ジュリーの両親や町の人々各々の個性も気持ちが良かったし、人情や善意が
ストーリーをより温かく、味わい深いものにしていたと思います。あと周囲の人間を遠ざけてしまう
ザックの祖母には、メレデスの父親を思い出したりも。それからジュリーの生徒が書いた詩は、希望
や光明と共にジュリーが持つ優しさや良心を映し出していて、率直に心に響いて残ったなあ〜。
ジュリーを解放したザックは南米に出国しますが、一方ジュリーは世間から共犯者扱いされながら
も、記者会見を開いてザックを擁護します。ザックからの手紙を受け取ったジュリーは生活を捨てて
ザックと一緒に生きる決意を固めますが、ザックの祖母を訪ねた際に、ザックの兄の死にまつわる
事を聞かされ、更にザックの亡妻の浮気相手の俳優が殺害された為に気持ちに迷いが生じます。
キャラの過去のエピソードから始まるストーリーは、穏やかな筆致で丹念に描かれていきますが、
二人が出会って以降は程よい緊迫感を保ちつつ、個々の会話やエピソードを積み重ねる事によっ
て、じっくりと展開していく感じで、要所要所で情感を深く込めながら盛り上げる様はまさに秀逸。
事件の真相は簡単にオチがつきますが、二人が再会して以降のザックの求婚(禁欲)期間(笑)が
ゆったりと描かれていたのが良かったですね。凪いだような穏やかさを感じたりも。また識字活動
を通して温かな視点で描かれている、世界や可能性の広がりとその重要性も、とても印象深いもの
でした。優しさやユーモア、切なさ、癒し等様々なニュアンスが絶妙に織り成して魅せる秀作です。
新潮文庫から出た「夜は何をささやく」に続くのが、昨年に刊行された「Every Breath You Take」。
この作品のヒーローがマットやザックの友人との事ですが、翻訳される事を願うばかりだわ(^∧^)
- 2007/08/25(土) 23:42:24|
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来月の新刊の私的大本命、マクノートです(^^)前評判によると、この作品も泣けるとの事なので、
前作の「パラダイスを君に」でも泣きまくった私は、またしてもハンカチを用意して読まねばいけない
かも(笑)マットの再登場(してくれる事を願うばかりです)も含めてとっても楽しみですo(^−^)o
- 2007/07/10(火) 22:53:29|
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上下巻合わせて1000P超えの作品。新潮文庫から出た「夜は何をささやく」を読んだのが
1年半くらい前になりますが、今ひとつ手ごたえが無かったせいで、(再読すればまた違う
感想を持つかもね)、どうも読む気がしなかったのですが、やっとこさ読了しました(^^)
シカゴにある老舗デパート「バンクロフト」の跡取り娘メレデスは、18歳の時にパーティーで
工員のマットに出会った。身分の違いを乗り越えて二人は恋に落ち、メレデスが妊娠すると
極秘に結婚をするが、メレデスの父親に仲を引き裂かれ、メレデスは流産してしまう。
そして11年後、幼なじみと婚約したメレデスは実業家として成功を収めたマットと再会し・・・。
とても感性の豊かな作品でしたね〜。メレデスの子供時代から始まるストーリーは穏やかで
丹念な筆に自然と惹き込まれるいく感じで、デパート業界の内情など実際的なビジネスの背景
が厚く織り込まれているけれど、ロマンス面に水を差しちゃう事は無いし、これだけ長いのに
ストーリーが弛まないのが凄いなあ〜って。ヒロインとヒーローを取り巻く魅力的な脇役達も
それぞれがちゃんと光っていて、切なくも優しい色合いで魅せる素晴らしいお話でした(^^)
メレデスは良い面とそうでは無い面がしっかりと描かれていたせいか、美人で有能なだけ
では無い、とても存在感のあるヒロインでしたね。妊娠してマットと結婚する下りでは、
若さと不安故に勝手な事を言ったりもするけれど、何とか現状を乗り切ってマットと幸せ
になろうと思う姿はとてもいじらしかったし。万引きをしたシングルマザーに子供用のコート
やぬいぐるみを持たせたりと、とても思いやりのある気持ちの優しいキャラで、ちょっと
鈍感だったりするのも、メレデスの人の良さの表れなんだろうなあ〜と思いました(^^)
ただマットを信じるべき時に信じなかった事はマイナスだったなあ〜っていうのは私的に
否めず。それが気持ちを確かめ合った後だっただけに余計にね(苦笑)途中頑なな面も
感じられましたが、マットと一緒に居るときのメレデスは茶目っ気があって可愛かった
ですね(^^)二人がマットの昔の家で過ごすシーン(過去と現在共に)はエモーショナル
で印象に残っています。あとパーカーをもう少し早く解放してあげても良かったのでは・・・(笑)
とも思いますが、似非弁護士の件を考えると展開上仕方が無いのかなと勝手に納得(笑)
父親に関しては、あれだけの酷い事をしでかしたにも関わらず、冷静に理解を示して接する
態度は立派としか言い様が無かったなあ。中々出来ない事だと思いました(私じゃ無理だ)
そしてマットですよ〜。惚れちゃいましたよ(爆)この作品における絶対の特筆ポイント!
まず26歳のマットが素晴らしいんだなあ〜。とにかく懐が深い。ヒロインの妊娠に逆上する
バ○ヒーローが多い中(最近も読んだばかり・笑)、マットの態度の潔さと内面に根ざした
強さにはただただ感動。家族を背負いながらも、自分の夢を諦めないガッツもかっこいいし、
再会後に誤解が解けてから、メレデスを取り戻そうとするマットが言うセリフったら
もう・・・(笑)グッと胸に迫るんですよね〜。メレデスを自分のオフィスに呼ぶ際に
部屋の内装を気にしたりと可愛いかったなあ(^^)ただ行動派だし、慎重になっている
せいか、はっきりとした自分の気持ちを伝えないので、メレデスはイマイチ量りかねていて、
そのあたりはちょっとヤキモキしちゃいましたが(笑)でも憎んでいると思っている時ですら、
優しさがこみ上げて来たりとメロメロ君の典型でしたね(笑)パーカーにはパーカーの良さが
あるだろうけれど、でもマットが相手じゃ明らかに分が悪い(^^;)あとマットは私が散々
サイトで好きだとこぼしている「めぐり逢う時はふたたび」のヒーロー、イーライと似た温度感
があるのも大変ツボで。愛情深くて、献身的で思いやりに満ちたヒーローに大満足でした♪
11年前の真相を知ったマットのお父さんとメレデスが抱き合うシーンは思いがけず涙が
こみ上げちゃいましたが、脇役も良く描かれていましたね〜。メレデスの親友のリサが
パーカーの事を好きなのは見え見えでしたが、サイドストーリーとしては描いてもらう
展開でも良かったなあ〜と私的に感じました。リサの溌剌としたキャラがナイスだったし、
そうすればパーカーの個性ももっと描かれただろうし。でもラストで二人が納まる所に
納まっていたのは嬉しかったですね。妊娠したメレデスを気遣って急に安全運転になった
ジョーには笑わせて貰いました(笑)マットの妹が最後にちらっと登場しただけなのが残念
だったなあ。スチュワートと上手くいくのか興味深々だし。メレデスの父親に至ってはムカつく
けれど、娘や元妻が優しいせいで、最後の方は哀れさが勝るキャラに思えましたね。
二人の再会後、誤解が解けてから、離婚を進めようとするメレデスに対してマットは、11週間の
期限を設けて復縁を目指した付き合いを求めますが、極秘結婚の事がマスコミにばれたり、
「バンクロフト」の株の買占めを巡る不穏な動きや各支店に爆発物が置かれたりなど様々な
事が連続して起こる中、二人の距離が狭まって、想いを確認し合いながらも、マットがメレデス
には言わずに「バンクロフト」の株を買い占めていた事が発覚し、マットは自分を信じるか否か
決断を迫ります。最終的に大株主でもあるメレデスの母親が真相を告げて事件は落着
しますが、メレデスがマットを信じなかった事が何ともやるせなくて(><)株の件を
言わなかった事を割り引いても、信じてあげて欲しかったよなあ〜とマットの心情を思っちゃ
いましたね。なので、メレデスが勇気を見せてマットの所へ行くラストは、「やっと・・・」な思いで
ホロホロときちゃいました(笑)メレデスはメレデスなりの立場や事情があるので仕方が無い
とは思うし、気持ちは分かるけれど、トータルで見ると、マットの出来た人柄が際立っていた
というか、やっぱりマットに尽きるよなあ〜(私的ツボキャラだし)という感じでしたね(笑)
二人が別れてしまう展開はパターンとしてよくあるけれど、再会後に深まる二人のロマンスは、
周囲の動きに翻弄されつつもしっとりと優しくて、そしてマットの魅力がピカイチ(←しつこい・笑)。
大人のロマンスらしく理解と愛情が高まっていく過程がじっくりと描かれている様は、切なく静かに
感じ入るものがあって、とても素敵でした。事件面もいろいろと起こるけれど、ストーリーの流れ
は良いまま、雑然とした感じが全く無くスマートにまとまっていたし、勿論キャラの感情面も
巧みに描かれていて◎。趣は穏やかなんだけれど、しっかりと芯が通った、深く心に響いて残る
作品でした(^^)お気に入り作品のリスト(?)入り決定のタイトルです!凄く良かったあ〜。
この作品と「夜は何をささやく」の間に「Perfect」がありますが、こちらも是非読みたい
ですね〜。今度は絶対に寝かせないぞ(^^;)出版社が違うから順番の云々は今更どうにも
なりませんが(笑)、「Perfect」だけで無く、マクノートの最新刊でもマットとメレデスの
その後が見られるとの事。いつか読めるでしょうか?「夜は何をささやく」も再読しようかな(^^)
- 2006/10/01(日) 23:07:41|
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