Sweet 'n Lowdown Style-Zakki

海外のロマンス小説をメインとした感想雑記です。

Don't Hex With Texas

シリーズの四作目。三作目が今月発売になるとの事で、新作待ちの状態にならないのが何よりです。
「おせっかいなゴッドマザー」の発売は上旬との事ですが、となると今週の内に出るのでしょうか・・・(^^)

Don't Hex With TexasDon't Hex With Texas
Shanna Swendson

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  1. 2008/03/02(日) 21:56:38|
  2. シャンナ・スウェンドソン|
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赤い靴の誘惑

最近当たり作家が多くて、カテゴリーが膨らむ一方です。S・スウェンドソンも二作目を読了した
ので、お気に入り作家として独立させました。今後も年一作ペースで読めれば嬉しいですね(^^)

魔法製作会社の「MSI」に転職したケイティは仕事に慣れただけで無く、デートの相手にも恵まれ、
順風満帆な日々を送っていたが、ある日社内でスパイ疑惑が持ち上がり、上司から調査を任され
る事になった。そんな中、両親がテキサスから遊びに来ると言い出し、ケイティは慌てるが・・・。

楽しい〜!一作目も面白かったけれど、二作目も申し分の無い内容でした(^^)今回はケイティが
イーサンとのデートで着る勝負服(?)を買いにデパートへ行き、そこで魅惑的な赤い靴と遭遇
するシーンから始まりますが、オーウェンへの気持ちを抑えて、同じイミューン同士のイーサン
と付き合おうとするケイティを見ていると、何だか甘酸っぱい気持ちになりましたね(笑)26歳という
年齢にしては、恋愛下手なのがまたケイティの可愛い部分でもあるのですが(^^)関係が進展する
前に、イーサンに別れを告げられたケイティの涙なんかも、ケイティのイーサンに対する気持ちを
思えば、悲観するような事では無いし、またイーサンの言い分は正しくもあるのですが、ケイティの
恋愛遍歴を見ちゃうと、自信喪失しちゃうよなあ〜と頷く事しかりでした。前作同様にケイティの内で
しっかりと輝いているものが、感情の動きと共に鮮やかに描き出されていて、BFに振られれば
凹み、本命の相手に片想いを募らせ、自分らしくない赤い靴を前に買うか否か悩むケイティの
普通っぽさには、やっぱり親しみを覚えちゃいますね(^^)今後も応援していきたいヒロインです♪

社内にスパイがいる疑いが持ち上がり、ケイティは上司のマーリンから調査を任され、社内の噂話
や人間関係に目を向けつつ、真相を追いますが、一方で両親が感謝祭に合わせてNYへやって来る
事になり、その対応にも追われます。両親に関しては、まさにケイティの親そのものといった感じ
ですが、イミューンである事が判明したケイティ母と慌ててごまかそうとするケイティ、そして見事な
までに鈍感な(?)なケイティ父のやり取りは笑えましたね〜。レストランの客達が踊り始めた事に
対する母のリアクションと納得の仕方は特におかしかったです(笑)あと前作のカエル男の下りが
大好きな私には、フィリップとジェフの再登場は嬉しかった。でも蝿がいなかったのが残念(爆)
ケイティと友人達のやり取りも気心知れた感じがよく出ていて、歯切れ良く楽しく読ませますね(^^)

両親を無事に接待し終え、仕事に戻ったケイティは自分が魔法に対する免疫を失っている事に
気が付きますが、また赤い靴を履いて出かけた際にやたらとモテたり、行く先々でイドリスに遭遇
したりする中、社内では社員同士の結束力を高めるべく「シークレット・サンタ」というプランが企画
され、ケイティはオーウェンのサンタになります。ケイティが社内の人間に目を向けて、あれこれと
考えながら、スパイの調査をしていく過程も人間観察をしているような感じで面白かったけれど、
ケイティが免疫を失ってしまったという展開が、意外性と相まってストーリーをグッと盛り立てている
ように思えたなあ〜。勢いが一定していて、ページを追うごとに面白さが増していく感じでした(^^)

そしてオーウェンの「二十四時間体制のケイティ・チャンネル」の心憎い事!(笑)里親との関係や
猫を買っている事などオーウェンに関する事実が明らかになりましたが、免疫を失ったケイティと
組んで、犯人やっつけ体勢に入る終盤の下りでは、まさかあんなロマンティックなオチが用意されて
いるとは思いもせずで、要所要所で驚かされつつ、興が尽きずにツボ直撃でした♪しっかし二人とも
鈍すぎでそれがたまらなく可愛い(笑)ティーンエイジャーでもこんなうぶなやり取りはしないだろう
というくらい不器用で微笑ましい二人のロマンスですが、とりあえず気持ちを確認し合ったという事
で、今後の進展が気になりますね。いかにもこの二人らしく、シャイに進んでいくんだろうなあ〜。
オーウェンのロッドを殴りつけた男らしさと猫を引き取り、老婦人に家を提供する優しさにはメロメロ
になります(笑)自分の魅力に無意識なのも◎だし、いまひとつ底が見えないのも良いなあ〜とも。

前作に続いて、捻りのあるプロットや奇抜なアイデアが見事に作品を成していました。ワクワクと
楽しく読ませる一方で、ほんわかとした温かい気持ちになれる、とっても素敵なお話です。次回作は
本国で来月に刊行予定の「Damsel Under Stress」。来年の今頃には読めるかな〜と期待ですね。

赤い靴の誘惑赤い靴の誘惑
シャンナ・スウェンドソン 今泉 敦子

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  1. 2007/04/09(月) 18:38:57|
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ニューヨークの魔法使い

まずは一作目を読了。またしても続きが楽しみなシリーズを抱え込む事になりました(^^;)

テキサスの田舎町からNYへ出てきて一年経つケイティは、上司のいびりに耐えながら、友人二人と
アパートメントをシェアする平凡な日々を送っていたが、街中で妖精やカーゴイルを見かけては、NY
という街のおかしさに驚いていた。そんなケイティの元にある日転職を勧めるメールが届くが・・・。

面白かったですね〜(^^)あらすじを読んだ限りでは、どんな内容なのかイマイチ想像が付かなか
ったのですが、奇抜なセンスと軽快なストーリー展開に惹き込まれて、楽しく一気読みでした♪

ヒロインのケイティはテキサス出身の極々平凡なタイプ。大学卒業後は実家の飼料店の経営を
手伝っていましたが、NYへ出てきてからは友人二人とアパートメントをシェアしながら、いびりの
酷い上司の元で働く日常を送っています。そんなケイティが、羽をつけた妖精や屋根の上にいる
カーゴイルを見る事が出来る、非魔法的な「免疫者」だった事から、「MSI」という魔法を製作する
会社にヘッドハンティングされるのですが、このケイティの素直な温度感が可愛いやら親しみが
わくやらで、素敵なヒロインでしたね(^^)平凡とは言っても、頭の回転の良さは十分に感じられる
し、転職後に水を得た魚の如く仕事に励むケイティを見ていると、能力を発揮するチャンスが
無かっただけなんだなあ〜と感心したり。友人達とのブラインドデートや日常のありふれた会話
にクスっと笑いを誘われつつ、隣のお嬢さん的なケイティの素朴なキャラの内にあるものが、
ストーリーの流れと共に段々と輝きを増していくのが、印象深かったですね(^^)存在感ありました。

ケイティを囲む脇役達も個性様々に描かれていましたが、とりあえずミスター・ライトのオーウェン
はケイティとの今後の関係も含めて一番気になる存在だな。「MSI」の研究開発部の責任者で、
極端にシャイな性格ですが、実は強烈な魔法力の持ち主で、すぐに赤面しちゃう姿にはニンマリ
です(笑)可愛いんだけれど、かっこいい要素もしっかりと持っているし、一般的なロマンス小説の
ヒーローとはまた違うキャラがツボなんですよね(^^)孤児として育ったという過去の持ち主だそう
ですが、シリーズの進行と共にそのあたりも明らかになっていくのかな?楽しみだなあ〜。

オーウェン以外では会社のCEOのマリーンや外見をよく見せる魔法のせいでやたらとモテるロッド
や警備担当のカーゴイルのサムあたりのキャラも巧みに描かれていて、申し分の無いキャラ立ち
でしたね。あとケイティの元上司のミミも(笑)はた迷惑女なんだけれど、滑稽で憎めないような
キャラに仕立て上げられているあたりも作品のカラーに合っていましたね。私的にお気に入りなの
が、カエル男のジェフ(爆)キスをしてくれたケイティに惚れて、あちこちに神出鬼没しては愛の
アリアを歌い出すのには大爆笑。ケイティの友人二人が元カエル男のジェフとフィリップと付き合い
始めたというユーモラスなオチに笑いつつも、上手いもっていき方に思わず唸ったりでした(^^)

あとニューヨーカーでは無いケイティの目線に映し出されるNYの実情が、全篇に渡って、生き生きと
ユニークに描かれていたのが私的に凄く楽しかったです(^^)エネルギッシュな大都会ならではの
街並みは勿論の事、地下鉄代を浮かす為に徒歩で帰宅したり、お昼を持ってバッテリー・パーク
へなんていうケイティの日常の中の小さなひとこまなんかもNYという街が好きな私にはツボ!
でしたね(^^)そしてNYの街と魔法という組み合わせの何とも絶妙な事!この作品は西海岸や
フロリダが舞台ではあり得ないと言ったら言い過ぎかもだけれど、NYが舞台だからこそ面白さが
際立つんだろうなあ〜とも。NYという街がキャスティングとして欠かせないように感じました(^^)

「MSI」に転職したケイティは、順調に仕事をこなしていきますが、元社員が在職時の研究を元に
黒魔術を売りに出そうとしている事が発覚し、やがて魔法戦争に巻き込まれます。ストーリーは、
ケイティの職場での活躍やオフでの諸々を軽妙に描き出しながら、オーウェンに対する恋心を優しく
織り交ぜつつ、ウィットに富んだ会話やファンタジー要素を随所に効かせた内容で最後まで楽しく
読ませます(^^)戦争と言っても血生臭いようなものでは無いし、そのあたりも上手くまとめてある
なあ〜と思いました。この奇抜さには感服です。今後も順調に続きを読んでいきたいですね。

今二冊目に取り掛かっています♪読了後にレビューしますね〜(^^)さあ、読もうっと。

ニューヨークの魔法使い <(株)魔法製作所>ニューヨークの魔法使い <(株)魔法製作所>
シャンナ・スウェンドスン 今泉 敦子

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  1. 2007/04/04(水) 22:47:21|
  2. シャンナ・スウェンドソン|
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