Sweet 'n Lowdown Style-Zakki

海外のロマンス小説をメインとした感想雑記です。

孤独という名の仮面

レビュー待ちの本が溜まっているのですが、久し振りという事で軽くジャブ程度にこちらをピックしました。

ステンドグラス作家のエンジェルは、亡き婚約者の弟のデリーが怪我をしたとの知らせを受けた。学費を
作るべく、デリーが所有する島の土地を売ろうとしている相手で実業家のホークに島の案内をする事に
なったエンジェルはホークを段々と愛するようになるが、ホークはエンジェルに対して偏見を抱いていて・・・。

エリザベス・ローウェル定番の古典的ロマンスといった感じでしたね〜(笑)純粋で一途にホークを愛する
心優しいエンジェルに対して何の根拠も無い偏見に凝り固まったホークの言動の馬鹿さ加減もまたお約束
と言うか(^^;)でもホークの根深い不信感が、エンジェルのひたむきな愛情によって徐々に和らいでいく流
れが、大自然の風景や詩情と共に手厚く描かれていて、ローウェルらしいどっしりとした内容だったと思い
ます。性悪女に騙されたというホークの過去とかもありがちなんだけれど、心の痛みや孤独感を確かな筆
でしっかりと浮き彫りにして読ませるんですよね。サンドラ・ブラウン(エリン・セント・クレア)とかを読んでも
思うけれど、近年のHQではこういう内容の厚い、がっちりとした風格のある作品にはお目にかかれないな〜
とつくづく実感。ローウェルのHQ作品の中ではやっぱり「アメジストの瞳」が一番好きなのですが、今作は
好みという点でツボをつく感じでは無かったものの、手ごたえが確かに感じられる作品ではありましたね。

スピンの「時のない楽園」は随分前にD版で読んだのですが、「孤独〜」のカップルの再登場があったような
ないような・・・?内容をろくすっぽ記憶していないのが正直な所だったり(^^;)その程度だったという事か(笑)

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  1. 2008/10/20(月) 23:07:58|
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誇り高き血

リンダ・ラエル・ミラーの「マッケトリック家シリーズ」二作目。備忘録程度にまとめておきますね〜(^^)

新天地で書店を開くべく、インディアン・ロックに引っ越してきたエコーは、着いて早々町の名家の一員である
ランス・マッケトリックとその二人の娘と知り合った。妻を亡くし、娘たちを義母に預けて仕事ばかりしている
ランスの印象は最初こそ悪かったものの、二人は段々と惹かれ合い、やがて関係を持つ事になるが・・・。

何を言いたいのかよくわからなかった一作目(暴言)を読了した時点で、既に新刊入手してしまった事もあり、
正直後悔もしていた二作目ですが(笑)、これが思いのほかまともと言うか、外しませんでしたね。エコーと
ランスのどちらもキャラがしっかりとしていて、エコーは性格的にきつい所も無く、ピンク好きというのも何か
可愛かったりも(^^)対するランスは、エコーへの想いだけで無く、結婚生活が破綻しかけていた亡妻への
罪悪感や娘たちへの愛情を絡めつつ、人間味を出しながら描かれていたと思います。ランスの二人の娘や
縁結びを目論む義理の母親も良い感じだし、エコーと迷い犬のエピソードも○。一作目のヒーローは相変わ
らずふらついていましたが(苦笑)。深みがあるという程では無いけれど、ストーリーもさくさくと読みやくて、
個々のエピソードでちゃんと繋ぎながら、心温まる内容に仕上がっていました。なかなか良かったです(^^)

三作目の「遥かなる心」が発売になっていますが、積読本が増える一方なので、新刊買いはパスします(笑)

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  1. 2008/09/15(月) 23:20:52|
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幸運が瞬く星

リンダ・ラエル・ミラーの「マッケトリック家シリーズ」の第一弾。二作目が出たので着手しました〜。

不動産開発会社に勤めるシャイアンは、コンドミニアム建設の為の土地を買収すべく故郷へ戻った。土地
の所有者で、シャイアンのかつての片思いの相手でもあるジェシーはシャイアンの話を聞き、自分の土地へ
招待したが、買収は断られてしまった。何としても取引をしたいシャイアンはジェシーに食い下がるが・・・。

う〜ん・・・(笑)最初の方は割と良さげな感じではあったような・・・?でもロマンスもいま一つ盛り上がって
こないし、ストーリーの中ですっきりとしない部分が幾つかあり、全体的に物足りない印象でしたね(^^;)

ヒロインのシャイアンは不動産開発会社の社員。コンドミニアム建設用の土地を買収すべく、故郷に戻って
土地の所有者のジェシーに会いに行きます。このシャイアンですが、凄く現実的なヒロインではあるけれど、
魅力的という感じでは無かったですね〜(^^;)貧しい生い立ちと苦難続きの人生のせいで、物事の見方が
ネガティヴな方向に向いてしまうのは仕方が無い事だけれど、ジェシーとの関係でそういった部分に変化が
生じるかと思えば、そうでもなく・・・(苦笑)二股勤務(?)に関してはバレる前に自分でちゃんと決着つける
べく動くし、基本的に真面目で正直な性格なのはわかるのですが、何かこう・・・光るものが無いと言うか。
特に語るような特筆ポイントや魅力が見当たらず、どうにもこうにもキャラが薄くて冴えなかったですね(^^;)

ヒーローのジェシーは地元の名家マッケトリック家の息子で、ポーカーの世界チャンピオンにもなった事が
ありますが、定職に就かずに日々ポーカーをして過ごしています。性格的には大らかで優しいし、ミッチに
対して示す親切や思いやりも○。ジェシーの人柄自体はとっても良いのですが、キャラがぼやけているのは
否めずだったかな〜と。ジェシーが定職に就かない事や一族の仕事を手伝わない理由が見えてこないし、
シャイアンとの出会いを機に何か目的を見つけたのかと思えばそんな感じも無く、地に足が着かない状態
のままお話が終わってしまったのが何だかな〜と。何となく肩透かしを食らった感じと言うか(苦笑)まあ、
本人が幸せなら別にいいんだけれどね(^^;)あとシャイアンのどこに惹かれたのかもよくわからなかったり
と人の良い、自由気ままな遊び人以外の表情や内面的に掴んで読ませる部分が無いのが残念でした。

スパイ行為を強要する上司に契約履行で訴えると脅されたシャイアンは、会社を辞めていない事を秘密に
したままマッケトリック社での仕事を始めますが、罪悪感に耐えかねてジェシーに話そうと決めた所、ジェ
シーの元妻と鉢合わせた挙句、真相を知ったジェシーの怒りを買ってしまいます。まずメインのロマンスは、
シャイアンとジェシーの間にケミストリーが感じられないし、感情のやり取りもイマイチ平淡な感じでしたね。
唯一良かったのが、シャイアンの弟のミッチかな。ハンディキャップに負けず、前向きに頑張ろうとする姿勢
は印象に残りました。あと狡賢いシャイアンの上司の立ち位置の曖昧さも気になったし、受付の盗聴器の
件とかも私的には嫌な気分になって笑えず。更にたかが一週間結婚していただけのジェシーの元妻が、
いくら困窮しているとは言え、自分の事情も話さずに、情報を教えた見返りとして財産分与を要求した事も
後味が悪いように思えたりと読めば読むほど温度差を感じてしまったな〜。一読のみの凡作でした(^^;)

このシリーズは原書はHQだそうですが、もし二作目も外したら、三作目の新刊買いはパス決定です(苦笑)

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  1. 2008/08/24(日) 23:09:02|
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気高き心は海を越えて

K・マーティンの「Heart Trilogy」一作目。新刊買いはしませんが(笑)、評判が良いので着手しました。

伯爵の孫娘で女性向けの新聞を発行しているクリスタは、取材で訪れたサーカスで鎖に繋がれ、見世物
として酷い扱いを受けている男性リーフを見つけた。リーフが話す古ノルド語が理解出来るクリスタは事情
を聞き、早速父親の手を借りてリーフを救い出すが、生活を共にする内にリーフに惹かれていって・・・。

巷での評価は上々みたいなのですが、私的にはイマイチでしたね〜(^^;)まずヒーローのリーフはまあ、
良かったかな。クリスタにメロメロな猪突猛進型ヒーローで、強引なやり方に出たりはするものの基本的に
誠実だし、自己基準みたいなものがしっかりと根付いているあたりも中々。ただ一緒に航海に出て死んで
しまった仲間の家族に対するあっさりとしたやり取りは微妙な感じだったかな。対するヒロインのクリスタは
令嬢なのに職業婦人として社会に出ているという設定で、普段なら好感を持てそうではあるのですが、
特に何が悪いというわけでは無く、かといって何が良いのかわからず、不思議と存在感が無かったな〜(笑)

そして私的に一番気になったのがストーリーでして、リーフがクリスタに救われて以降、「マイ・フェア・レディ」
の男性版に始まり故郷に戻るリーフがクリスタをさらったかと思えば、ロンドンに戻ったりと、展開がくるくると
よく動くのですが、一つ一つのエピソードに深みが無いんですよね〜(^^;)ドラマティックに詰め込んだ内容
の割には物語としての面白みに欠くのは否めず。そういう深いものを求めずに、ヒストリカルらしい王道的な
ロマンスとホットなラブシーンを楽しみたい方にはお薦め出来るかも知れませんが。ただストーリーとしては
いま一つな部分があっても、キャラの魅力やユーモアや茶目っ気で楽しませるジュリー・ガーウッドや(私的
に激ツボでは無いけれど)主役の二人が結ばれていく過程のしっかりとした感情のやり取りやエピソードの
描出が良かった、サマンサ・ジェイムズの「理想の花嫁」とかに比べると、突出した要素や深く読ませるもの
が無い大味な作品ではあるかな〜と(^^;)機知や洒落っ気に富むわけでも無いし。前作のトリロジー物も
イマイチだった事を思うと、どうやら私には合わない作家さんみたいです(苦笑)←今頃気がついたのか(爆)

好き勝手に書きましたが、一個人の感想に過ぎませんので〜。この作品をお好きな方はゴメンなさい(^^;)

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  1. 2008/08/13(水) 22:55:30|
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霧の宮殿と真珠の約束

クリスティーナ・ドットの「The Governess Brides Series」の二作目。パメラのお話ですね〜(^^)

友人と一緒に家庭教師斡旋所を経営するパメラは、ヴィクトリア女王のご機嫌を取る為に孤児を引き取
ろうとしている伯爵のデボンからの仕事を引き受けた。年配の不美人である事を家庭教師の条件とする
デボンの意向に従い、冴えない服装と厚化粧で美貌を隠したパメラはデボンの目を欺いて仕事に就くが・・・。

前作よりも今作の方が断然好きですね〜。ストーリーの面白さに加えて、個性が冴えるキャラ達の歯切れ
の良いやり取りが楽しくて一気読み。そしてヒーローのアホさ加減(爆)もまさに期待通りで大満足でした(^^)

ヒロインのパメラは友人と家庭教師の斡旋所を経営していますが、集金したお金を強盗に盗られてしまい、
財政難に陥った事からデボンの仕事を引き受ける事に決め、美貌を隠して年配の家庭教師に扮装しま
す。美人なだけで無く、頭が良くて実際家でもあるパメラですが、舌鋒の鋭さと歯切れの良い言葉の数々
が小気味良い事この上無しでしたね(^^)経済的に苦しい状況を乗り切るべく、機転を利かせて踏ん張
ろうとする根性はあっぱれだし、才色兼備ではっきりきっぱりとした性格の持ち主である一方で頭に編み棒
を挿した(笑)野暮ったい家庭教師として、デボンに言いたい放題出来るのを楽しんでいたり、また幼い頃
の自分をベスに重ねながら、優しさや思いやりを見せたりするパメラの姿に隙が見えると言うか、解れたよう
な快活な表情が魅力たっぷりで良かったです。遠慮の無い話し方をするけれど、尖った感じがしないし、
地に足の着いた強さは、やっぱり好感が持てますね(^^)そしてデボンとの関係においても、大胆かと思えば
愛情に対しては臆病に構える様が、感情のやり取りを絡めつつ描かれていると同時にパメラが内で抱える
心の傷や難しさが着実に見て取れるのも○。終始しっかりとした存在感で魅せてくれたと思います(^^)

ヒーローのデボンは伯爵兼銀行家で、孤児を引き取って家庭教師に教育させる事でヴィクトリア女王の
ご機嫌を取ろうと計画し、パメラを雇い入れる事になります。常に偉そうで傲慢かつ利己的でありながらも、
中身はガキそのまんまなデボンの愛すべき事!(笑)オレ様主義丸出しな言動が何とも憎めないんです
よね〜(^^)尊大に振る舞う一方で鈍感でどこか間が抜けているし、壊れた藤棚から下半身丸出し状態
で逆さ吊りになったというアホ極まりないエピソード(爆)に大爆笑しながら、初恋の相手でもあるパメラの
面影を追いかけている事や(でも無自覚だったりするのが笑える)じいちゃん子な一面も微笑ましかった(^^)
また父親の死後、恋人をとっかえひっかえした母親の名誉を守ろうとして、結局は傷ついてしまった少年の
部分がデボンの中に残っている事やパメラに対して自分の想いを率直に言えない不器用な様を、もどか
しさや純粋さを映し出しつつ、感情面の動きも含めてデボンらしい温度感で巧みに読ませていくなあ〜とも。
じいちゃんには素直に話せるのも可愛いしね(笑)お茶目なガキ大将振りがとってもチャーミングでした♪

続いて脇役メンバーズですが、ベスとデボンの祖父のレイナード卿の二人に尽きましたね。賢くていじらしい
ベスとデボンを並べると、正直ベスの方がよっぽど分別があるようにも思えたりも(笑)更に私的には茶目
っ気たっぷりで大らかなレイナード卿がツボ直撃(^^)好々爺然とした感じだけれど、物事の本質を捉える
視線は確かだし、愛情豊かで素敵なんですよね。ほんわかと心温まるベスとのコンビネーションも良いし、
まさに理想のじい様像だったな〜。あとハナは最初と最後にちらっと登場したのみだったので、やっぱりベス
とレイナード卿の、魅力溢れる個性とキャラの立ち具合が◎。助演賞に相応しいサポート振りと言えるかな。

ベスを孤児院から引き取り、早速仕事を始めたパメラは段々とデボンに惹かれていきますが、一方偽金作
りをしているまたいとこを監視しているデボンはパメラの外見や素振りに疑問を覚え始め、そんな中外で雨
に降られた事でパメラの厚化粧が流れてしまい、デボンに正体を悟られてしまいます。まずペースが滑らか
でしたね〜。パメラとデボンのロマンスは、コミカルでパンチのきいたやり取りが楽しいし、心情描写も申し分
無し。下半身丸出しの件の発覚を恐れるデボンと真相を知りながらもあっさりとしているパメラの温度差に
ニンマリとしつつ、パメラにきちんと(笑)プロポーズする下りで見せる、デボンの真摯さが印象的だったりも。
あと偽金作りを盛り込んだ展開はメリハリがあり、オチの付き方も上手くて、純粋に物語としての興が尽きな
い内容だったと思います。キャラ、ストーリー揃って鮮やか。明朗な気分で楽しめる優良な一冊です(^^)

次回作は「Rules of Attraction」。ハナのお話ですね。こちらも年一ペースかな?早く読めますように・・・。

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  1. 2008/06/07(土) 23:27:18|
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「川面に揺れる罠」&「愛と赦しのはざまで」

カーラ・ネガーズの3月刊とシャロン・サラの4月刊。備忘録程度にまとめてのアップとさせて頂きますね〜。

「川面に揺れる罠」 カーラ・ネガーズ

連邦保安局に勤務する弟が狙撃された事を知らされたサラはニューヨークへ飛んだ。そこで弟の同僚で、
同時に撃たれて負傷したネイトに出会い、惹かれるものを感じるが、サラの一家と大統領が親しい関係に
ある事が知られた為、早々に故郷のテネシーに帰されるが、そんな中サラの元に脅迫状が届いて・・・。

「霧にひそむ影」のスピンで、前作のヒロインの兄がヒーローとなっていますが、相変わらず何が言いたいのか
よくわからない(苦笑)、ピントのぼやけた内容でしたね(^^;)登場人物を多数用いて展開していく事件面
は、作中で描かれている複数の要素が活かし切れていない感じで、何かこう・・・盛り上がらないと言うか、
平坦なんですよね。よくある添え物サスペンスよりもお粗末かもな〜。更にヒロインとヒーローの魅力の無さ、
味も素っ気も無いロマンス、ヒーローの同僚の女保安官のキャラに時折イラっときたりとどこを取っても見所
の無い退屈な作品でした。どうやらスピンが続いているようですが、次回はオチでも買わないな〜(^^;)

「愛と赦しのはざまで」 シャロン・サラ

レポーターのジャニュアリーは、臨死体験の後に布教活動をしているシンナーと名乗る男の存在を追って
いた。情報を集める内に連続しているホームレスの失踪話と一件の殺人事件がシンナーと関連している
事に気がついたジャニュアリーは、顔見知りの刑事ベンに相談するが、シンナーの犯行は続いていき・・・。

シャロン・サラの作品は大きく外さないという事もあり、こちらは新刊買いしました。本来ならいつものように
ピックしてレビューしたい所なのですが、これがまた評しがたい(^^;)キャラはいつもながら好感度高しだし、
作品自体はテーマ性があって良いとは思うものの、余命少ない犯人が、臨死体験をして地獄を見た事
を機に、キリストと同じ道を歩む事によって赦しを得ようと犯行を重ねていくのに対して、ヒロイン及びヒー
ロー側の状況があまりに普通過ぎるように思えて、違和感みたいなものを感じてしまったと言うか。狂気
が深まっていく犯人の心理や監禁された人々の痛ましくて悲惨な様子が克明なだけに、主役二人との
温度差がやけにリアルで、居心地の悪さみたいなものが最後まで拭い切れなかったんですよね。あと警察
の動きの無さが気になってしまったりも(笑)そういう面で読ませようとしている作品で無いのはわかるけれど、
被害者の事を思うとやっぱり・・・。出来の良し悪しは別にして、何とも微妙な読後感が残った作品でした。

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  1. 2008/05/23(金) 23:12:14|
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「風の町にふたたび」&「プリンセスの復讐」

かなりお安く落ちていたので拾ってみた(笑)、ジョアン・ロスの昨年12月の新刊とノーラの再販作品。
ノーラの方はMIRA文庫版が何年も不良在庫化していて、ようやく着手しました(笑)正直どちらも
わざわざ書く事も無いなあ〜といった感じなのですが、一応読んだので備忘録程度にUPしてみました。

まずは「風の町にふたたび」から。ラジオのDJのヒロインと保安官のヒーローの再会物ロマンスにフィギュア
スケートの有名選手の殺害事件がサスペンスとして絡んでくる内容ですが、これがまた何とも・・・(笑)
ヒロインとヒーローのワケありの過去のロマンスやヒーローと息子のこじれた親子関係、更に偽名を
使っているヒロインの悲惨な生い立ち、別居中の暴力夫の存在等複数の要素を盛り込んで描かれて
はいるものの、どの要素を取って見ても深い掘り下げが無く、あっさりと薄味に落ち着いちゃっているん
ですよね〜。中でも逃げ出した妻に対して恨みや執着を抱いているといった、いかにも悪人っぽい印象
だったヒロインの夫の実際の良い人振りには拍子抜けのあまり言葉も出ず(苦笑)サスペンスも想定内
の展開だったし。何を言いたいのかよくわからず、ロマンスも含めて読ませ所の無い作品でした(^^;)

続いて「プリンセスの復讐」。某王国のプリンセスとして生まれ、その後宝石泥棒をしながら父親への
復讐を計画するヒロインと元泥棒のインターポール捜査官のヒーローのお話ですが、こちらは作品の
良し悪しはさておき、好みでは無かったと言うか。ヒロインとヒーローのキャラはノーラらしいカラーだし、
ストーリーも力があるな〜と思うのですが、終始尖ったものが引っ掛かる感じで、心から楽しめず。
泥棒ものって、もっとコミカルかつ粋なテイストで描かれている方が私には合うみたいです。長編だけに
読んでいて疲れたかな(^^;)確かノーラの泥棒ものがまだあったと思うけれど、どうなんだろうな〜(笑)

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  1. 2008/01/28(月) 23:07:17|
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