Sweet 'n Lowdown Style-Zakki

海外のロマンス小説をメインとした感想雑記です。

あの頃を思い出して 第二部 イヴ&ローク18

ノーラ・ロバーツ&J・D・ロブ共作の新刊。第一部から50年後に舞台を移し、イヴ&ロークが登場です(^^)

作家のサマンサは、50年前に祖父母が体験したダイヤの盗難事件を本にして大反響を呼んでいたが、
本の販売促進ツアーの間、留守番を頼んでいた友人が殺害されてしまった。事件を担当する事になった
イヴは、犯人の狙いが50年前に行方不明になったままのダイヤである事と推測し、捜査を開始するが・・・。

まさにイヴ&ロークらしく、こちらも間違い無しの面白さで読ませますね〜。このシリーズならではの温度感
とペースで展開しつつ、どこを取って見てもよく出来ていて、第一部との繋がり方も自然。大満足でした(^^)

帰宅しようとしたイヴが事件現場に向かうシーンからストーリーは始まりますが、イヴのスマートな活躍振り
は不動ですね(^^)捜査官の試験に合格したばかりのピーボディを休ませてあげたりや捜査を手伝わせて、
ロークの気を紛らわせようと心を砕く様にほっこりとしつつ、スパで休暇中のサマーセットの不在を喜びなが
らも、内心では物足り無くて寂しく感じている部分がちらほらと窺えるのにはニンマリとしたりも(笑)自販機
との相性の悪さやピーボディとマクナブののろけ話やいちゃつきに対する反応も相変わらずだし、「家族」の
前で見せる様々な表情が、イヴのキャラを生き生きとさせていると同時に警官としての勤勉で真摯なスタンス
とそこに映し出されるイヴ自身の在り方が力強く、くっきりと描き出される様が◎。ヒロインとしてこれだけ長く
立ち続けているにも関わらず、色褪せる事も無く、常に鮮明な存在感で魅せるんですよね。凄いなあ〜(^^)

続いて最近はすっかりと民間人コンサルタントの立ち位置が定着した(爆)ロークですが、今回はネタがネタ
なだけに、豊かな人生経験が捜査のお役に立つ事に(笑)事件の話をしつつ、イヴと交わす夫婦漫才のよう
なやり取りも楽しかったし、バリバリの警官モードに突入中のイヴに萌えるお茶目振りも可愛かったわ(^^)
そして「僕のお巡りさん」の一言が今回もまたこの上無く甘く響く中、こんなシンプルな表現に特別な輝きを
持たせるだけで無く、ロークが言う言葉には知性や思慮、そしてローク自身の人間的な深みが見て取れて、
今作においてもしっかりと心を揺さぶられました(^^)イヴ同様にいつもいつも魅了してやまないんですよね。

そしてイヴとロークを囲む「家族」の面々ですが、まず昇進したピーボディは捜査官スタイルを模索中(笑)。
マクナブと揃って妙ちきりんな格好を極める一方で(靴は笑えた!)捜査の中でもイヴの相棒として張り切っ
ていましたね。おのろけも絶好調だし、マクナブとピーボディの二人がやたらと物を食べていたのが微笑ま
しかったりも(^^)バクスター&トゥルーハートの師弟コンビも登場しましたが、トゥルーハート君の爽やかな
キャラはやっぱりポイント高しだな〜。挙手という行為がこんなに魅力的に映るとは(笑)バクスターとイヴ
の師匠会話も良かったですね。休暇を控えたフィーニーとドクター・マイラもお元気で何より。あとサマンサの
キャラも○。とても聡明で雰囲気が良いし、自販機に怒るイヴに同調する唯一の存在でもありましたね(笑)
サマーセットの不在が惜しいけれど、「家族」のメンバーの健在振りを楽しく、また嬉しく堪能出来ました(^^)

サマンサが雇っていた掃除サービスのメイドが殺害され、遺体に塗料が付着していた事が明らかになる中、
50年前のダイヤ盗難事件にまつわる事でサマンサが本には書かなかった事実を知ったイヴは、事件の犯人
クルーについて調べ始め、事件以後行方不明になっているクルーの元妻と息子の居場所を突き止めます。
まずイヴが事実の一つ一つを丁寧に追い、見極めながら事件の真相に迫っていく流れや自分に対する絶対
的な自信が過信となって足元をすくわれる犯人の心情を、今回もまた手堅く読ませましたね。脇役を絡めた
ダイヤのありかに関するやり取りも上手くまとまっていたと思うし、第一部から第二部への繋ぎ方もスムーズ
で、親から子へ伝わる影響や因果を巧みに織り交ぜて人間味を出しつつ、強健なキャラ達とぶれないストー
リー展開等、確固とした筆致で描き抜かれた内容と言えます。第一部と揃って素晴らしい一冊でした(^^)

「イヴ&ローク」シリーズの新作ですが、今年の11月に「Salvation in Death」が刊行予定で、更に来年の
2月には「Promises in Death」が発表されるそうです。ロバーツ名義と並行している事を思うと、凄すぎる(笑)

あの頃を思い出して 第二部 イヴ&ローク18 (ヴィレッジブックス F ロ 3-18 イヴ&ローク 18)あの頃を思い出して 第二部 イヴ&ローク18 (ヴィレッジブックス F ロ 3-18 イヴ&ローク 18)
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  1. 2008/08/21(木) 22:30:03|
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切り裂きジャックからの手紙 イヴ&ローク17

「イヴ&ローク」の新刊。シリーズも17冊目となりましたね〜。翻訳のペースが上がって何よりです(^^)

街娼が路上で惨殺され、現場には犯人からイヴに宛てた手紙が残されていた。担当捜査官となったイヴ
は「切り裂きジャック」の手口を模倣し、自らジャックと名乗る犯人を追い始めるが、程なくして別の殺人鬼
の犯行を真似た第二の事件が起こってしまう。そんな中母親の夢を見たイヴはロークに言えずにいて・・・。

くっきりと冴えるキャラ達、どっしりとしたストーリー展開、徹底した描写と印象的なエピソードの数々。
毎回楽しみにしていますが、期待は裏切られませんね。まさに鉄板。この信頼度の高さは圧巻です(^^)
以下ネタばれアリな内容で書いていますので、未読の方はスルーかバックされる事をお薦め致します。

今回もまた血生臭い現場のシーンからストーリーは始まりますが、イヴのシャープな頭脳と敏速なフットワ
ークは快調そのもの(^^)憎まれ口を叩きながらも、昇進試験を控えたピーボディの事を気にする優しさや
「家族」との繋がりにおいて見せる表情も生き生きとしていて、相変わらず良い感じでしたね。そして事件
の捜査に当たっていく中、「母親」という存在を意識して考えるようになり、更に自分の母親に関する記憶
の断片を取り戻した心中が痛切な一方で母親の真相を知ったばかりのロークの事を思いやるあたりに
グッときたりも。そして改めて警官としてのイヴの働きに感服するばかりでしたが、とりわけ仕事上の事とは
言え、容疑者のブリーンに対しての尋問における自分の発言を後で顧みれるイヴの内に、真摯な警官と
してのスタンスだけで無く、責任感とか優しさといった、人として大切なものがしっかりと見て取れるのが◎。
頑固で扱いにくい面もひっくるめて魅力として光りを放ちながら、イヴを一本芯の通ったキャラに仕立て上げ
ているな〜と。マイラ家のバーベキューに怯えたりやドーナツ争いのやり取りに笑いつつ(笑)、イヴが未だ
正体不明のキャンディー・バー泥棒の容疑をロークに振ったのにはニンマリ。いつか御用となるのかな(^^)

イヴ同様にロークもまた不動の魅力で魅せてくれましたが、今回はバーベキュー・グリルの下りに尽きました
ね〜(^^)あの何をやらせても完璧にこなしてしまうロークがグリルを扱えずに、黒焦げのポテトや肉を前に
毒づく&設定がおかしいとぼやく様はおかしかったな〜(爆)公共の輸送機関で移動するしないというイヴ
の下手くそな芝居(爆)に付き合いつつ、民間コンサルタントとして大活躍の中、ロークがイヴに見せる愛情
や理解は格別。二人の関係が時間の流れと共に深みを増していくと言うか、円熟していくのが感じられて、
何があってもこの二人は一緒に乗り越えていくんだな〜と確信させる揺ぎ無いものがあるんですよね(^^)
そしてイヴの制服姿に萌えるロークの可愛い事!ロークと言うと、完全無欠な感があるけれど、面白みの
無い出来すぎキャラに映らないのは、こういった表情の豊かさによる所もあるんだろうな〜と思ったりも(^^)

続いてシリーズお約束のキャラ達ですが、まず昇進試験を控えたピーボディは不安や自信の無さがよく
描かれていて、愛情たっぷりにサポートするマクナブとのやり取りもナイス。イヴが独身時代に住んでいた
部屋を借りて(勿論ロークの紹介・爆)同棲する事になり、今後も目が離せませんね(^^)今回はドーナ
ツの運び屋のようだった(笑)ナディーンとイヴの会話は歯切れ良く交わされるし、マイラはバーベキュー・
パーティーを始めとして、今回も存在感アリでした。私的はデニスがロークにグリルの必要性を説く下りを
読みたかったかな〜(爆)サマーセットは休暇中なのでちらっと顔を見せたのみでしたが、バクスターとトゥ
ルーハートのコンビや妊婦メイヴィスの登場も嬉しかったです(^^)ルイーズとチャールズのカップルも順調
な感じで、イヴとロークにピーボディとマクナブといったカップル各々の在り方を興味深く思ったりも。イヴと
ロークを囲んでのカラフルで賑々しくて温かな「家族」の輪は健在で何よりでしたね。楽しませてくれました♪

現場に残されていた手紙に使われた便箋を手がかりに、イヴは数人の容疑者を絞り込みながら聞き込み
を始めとした捜査を続けますが、やがて第三の事件が起こり、かろうじて逃げ出した被害者の証言が決め
手となる中、既に第四の被害者に狙いを定めている犯人を逮捕すべく、イヴは作戦を立てて実行します。

ストーリー運びの巧妙さは言わずもがな、捜査の段階で出てくる情報量や一つ一つの聞き込み等イヴが
捜査していく過程を丹念かつ細やかに描き込みながら展開していきますが、捜査官を目指すピーボディ
への振りも盛んだし、捜査線上に浮かび上がる被害者や容疑者を取り巻く人間模様の描出やあらゆる
事がハイテク化した近未来を舞台に、当然のようにコンピューターを利用する一方であくまでも現場主義
と言えるイヴの捜査姿勢をメインとしながら事件を追いかけ、そして読ませていく手ごたえは抜群ですね。
事件の関係者との対話を通して描かれるイヴの視点の鋭敏さや深い洞察力もいつもながら申し分無し。
あとイヴの母親に関する記憶が蘇った事と今回は様々な母親像がストーリー上で描かれているあたりも
ちょっと考えされたかな〜。更に事件解決後のピーボディの合格や式典の下りにホロリとさせられつつ、
ロークの「お巡りさんと泥棒ごっこ」のセリフがツボ直撃だったり(笑)どこを取っても◎な完成度の高い一冊
です。今回新たに一歩前進したこのシリーズを、今後も愛着たっぷりに追いかけていきたいと思います(^^)

次回作は「Remember When」。ノーラ・ロバーツ名義とのセットで読めるそうで期待大(^^)ちなみに
シリーズの最新刊は「Strangers in Death」。更に11月には「Salvation in Death」が発表予定です。

切り裂きジャックからの手紙 (ヴィレッジブックス F ロ 3-17 イヴ&ローク 17)切り裂きジャックからの手紙 (ヴィレッジブックス F ロ 3-17 イヴ&ローク 17)
J.D.ロブ 小林 浩子

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  1. 2008/05/09(金) 23:08:23|
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弔いのポートレート イヴ&ローク16

今年3冊目の「イヴ&ローク」。理想的なペースで刊行されていますが、原書に追いつくにはまだまだ(笑)

NYの路上のゴミ容器に若い女性の死体が捨てられ、イヴの友人のレポーター、ナディーンの元には被害
者の生前の写真が送りつけられていた。イヴは捜査を担当する事になるが、程なくして第二の殺人が発生
してしまう。一方ロークは、ある人物から自分の生い立ちに関する事実を知らされ、激しく動揺するが・・・。

翻訳者が初めての方という事で、微妙に心配になりましたが、そのあたりはまあOKかな〜。厚い内容で
展開していく事件面や「家族」の面々が見せるカラフルな個性とやり取り等シリーズならではの魅力で
楽しませてくれますが、今作はまさしくロークの物語。涙を誘われましたね〜。とっても良かったです(^^)

サマーセットが三週間の休暇を取る事になり、すっかりと上機嫌でルンルンなイヴの姿からストーリーは
始まります(笑)毎回イヴがどんな表情を見せてくれるのかを楽しみにしていますが、まずキャンディーバー
泥棒に対抗すべく、天井に隠すとは思いもせず(爆)勝負に勝ったと至福に浸る様は笑わせて貰ったし、
最早お約束とも言える、ピーボディとマクナブのあれこれに対する拒否反応(笑)は期待通りでニヤリと
させられました(^^)家で一人でいたくない、なんていう心境に陥ったりやマイラやメイヴィスに悩みを
話したりと自分から他者に心の内を見せたり、頼ったりするイヴの姿が益々しっくりというか、自然に
映るのも良い感じで、「家族」との結びつきによって愛情や友情、信頼といった素晴らしいものを得る事
でイヴ自身が満たされていくのには格別な嬉しさを覚えますね、やっぱり。あと今回はロークに対して
見せたスタンスだなあ〜。イヴの深い愛情や成長振りを重ねて実感させながら、感動を貰いましたね。

休暇に出かける予定のサマーセットが骨折するという突然の事態に、心配や不安を募らせているローク
ですが、ある時亡き母親と知り合いだったという人物が現れ、実の母親が別にいた事や実は父親が
母親を殺害したという事実を知らされます。過去に苦しむイヴを常に大きな愛情と献身で包み込んで
見せながらも、いざ自分の問題になると混乱して、分かち合う事をせずに閉じこもってしまうロークの姿
が何とも痛切だし、自分ではどうしようも無かったにも関わらず、罪悪感や無力感に苦しんでしまう事も
またロークの受け止め方だよな〜と理解する一方で、戸惑いや苦悩を通して、ロークというキャラの新た
な側面を映し出しているようにも思えました。アイルランドに着いて以降のロークは涙無しには読めなか
ったです。そしてロークの揺れ惑う胸中が、イヴに会った瞬間に落ち着きを取り戻すあたりに、洗われる
ような幸福感や感慨を覚えつつ、二人の間に息づくかけがえの無いものを改めて感じたりも。相手あって
こそ・・・なんですよね、イヴとロークは。この二人ならではの関係性に、またしてもしかと魅了されました。

そして「過去」という要素では、ロークもまた暗いものを抱えていますが、これまではイヴの方がはるかに
辛く重く読ませてきた中、今回二人の関係においてイヴが見せる踏ん張りや理解が物を言うというか、
あっぱれでしたね。イヴとロークの関係を始めとして、ロークとサマーセットの絆やロークを間に繋がって
いるイヴとサマーセットのやり取り、そして新しい家族の存在等、このエピソードから語られるものの
大きさや深さには思い切り心を揺さぶられたなあ〜。私的にはイヴがシニードに言った、「彼はもうあなた
を愛しているんですよ」という言葉が印象深くて、こういう事を言えるイヴが良いなあ〜とグッときたりも。

さてお馴染みの「家族」のメンバー達ですが、まずは我が世の春を謳歌中のピーボディとマクナブから(笑)
同棲話も出ているこの二人のネタを、イヴからふられたフィーニーの嫌そうな態度がおかしかったです(^^)
この二人の恋愛話を喜んで聞くのはロークだけらしい(爆)そんなフィーニーは、イヴにとって公私共に
頼れる存在としてナイスなサポート振りを見せてくれたし、バクスターとトゥルーハートの師弟関係は、
今後の注目要素の一つですね。メイヴィスの飛び跳ねたような快活さも健在・・と相変わらず個性様々
な賑やかさで盛り上げてくれますが、私的に今回は、ロークの件ではシリアスに構えていたものの、
ギャラハットに躓いて骨折するわ、介護人に食ってかかるわの厄介振り(イヴと似てるんだ・笑)を露呈
した挙句、トリーナによるトリートメントの犠牲者になったサマーセットに尽きましたね(笑)ツボ直撃(爆)

事件の関係者達も数人登場しますが、インパクトで言うと、写真家のヘイスティングスかな〜。天才肌
の変わり者なのに、どこか人間的に深いものを感じさせるキャラが○。あとはイヴの知り合いのクラックが
見せた別の一面には切なくなったなったし、背景も含めて、物悲しさを漂わせている犯人像もよく描か
れていましたね。ただロークに真相を告げたおばさんに関しては、後悔こそ感じるものの、何となく微妙
な感じはしました。とは言え、個性の描き分けや立ち位置も抜群で、毎度の事ながらさすがですね(^^)

被害者達に共通する情報や手がかりを追いかけるイヴ達は、犯人が犯行の際に利用した駐車施設を
突き止め、監視体制を取るものの、警察の動きを見ていた犯人に裏をかかれてしまい、第三の犠牲者
が出てしまいます。勘を働かせつつ、情報や事実を丁寧に洗い出しながら、地道に犯人を追いかけて
いくサスペンス面の面白みに、ロークの生い立ちのエピソードを絡める事によって、ドラマ性を色濃く出し
ながら展開していきますが、鮮明なキャラ達、骨格の太いストーリー、そして細部にまで行き届いた描写
が、作品にずっしりとした重量感を与えているだけで無く、情感溢れる内容として仕上がっていて、シリー
ズとしてまた一歩前進した事を感じさせつつ、読後には何とも深い余韻が残りましたね。今回もピカいち
の出来映え。申し分の無い秀作です(^^)これだからこのシリーズはやめられないんですよね(笑)

次回作は「Imitation in Death」。こちらも楽しみですが、さすがに来年かな〜。待ち遠しいです(^^)

弔いのポートレート (ヴィレッジブックス F ロ 3-16 イヴ&ローク 16)弔いのポートレート (ヴィレッジブックス F ロ 3-16 イヴ&ローク 16)
香野 純

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  1. 2007/10/23(火) 23:59:54|
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汚れなき守護者の夏 イヴ&ローク15

3ヶ月に1冊のペースで順調に翻訳されているイヴ&ローク。本国では今年の2月に新作が発表
済みで、更に11月にはアンソロジーとまたしても新作が刊行予定との事です。凄すぎる〜(^^;)

子供を傷つけていた犯罪者達が、発狂の末に他者に襲い掛かったり、自殺したり等の不可解な死
を遂げ、イヴは事件の捜査を担当する事になった。被害者達の脳が異様に肥大していた事実が
判明し、イヴ達は被害者達が使用していたコンピューターにその原因がある事を突き止めるが・・・。

事件の場に居合わせたトゥルーハートから連絡が入り、ロークの仕事絡みのビジネス・ディナーに
行きたくなくて、署でグズグズとしていた(笑)イヴは現場へ直行し、結果事件を担当する事になり
ますが、今回もまたイヴの人間味溢れるキャラが深く描き込まれていましたね〜。真摯な姿勢
でタフに捜査を続ける一方で、トゥルーハートやマクナブに対してかける思いやりや優しさが、そう
いった感情をさらすのが苦手だったイヴの内から自然に表へと出ているのが良いし、集まっている
面々を前にして、「家族」を意識するイヴを思うと感慨深いものがあって、頑なで不器用な生き方
しか出来なかったイヴの人としての成長振りや変化の中に見える明るさが何よりも嬉しいなあ〜と。
イヴにとって大事な人が一人一人増えていく事が、イブ自身の豊かさに繋がっていくんですよね。
そして暗い背景の中、こうした温もりが存在する事に、嬉しさや安堵を覚えてほっこりとしたりも(^^)

イヴとロークのロマンス面については、相変わらずの安定振りでしたが、今回は被害者達が悪人
だった事から、そういった連中に関しては同情しかねるというロークの意見と例え悪人であっても
被害者として扱う警官としてのイヴの考えが微妙に衝突したりという事もありますが、当然この二人
の関係には、根底の部分において、相手に対する絶対的な理解や信頼があるし、今回もしっかりと
した絆が感じられて良かった(^^)私的に嬉しかったのが、ロークがイヴのスーツのボタンをお守り
として持っているシーン。一作目からのお気に入りのエピソードなだけに、ご機嫌になりました(笑)

そしてイヴとロークの「家族」ですが、今回は揃って事件に巻き込まれます。最初の被害者のユニッ
トからウィルスに感染したEDDの捜査官にマクナブが撃たれ、フィーニーを人質としてオフィスに
立てこもるシーンは、まだストーリーの序盤とは言え、緊迫感溢れる内容で、助けに行くイヴや部下
二人の身に起こった事に対するフィーニーの胸中も着実に描いて読ませましたね。そしてその後の
マクナブの件に関してはホロっとさせる部分もあったりで、ピーボディとの関係もより深まった事を
思うと、この二人の今後にも更に注目かも(笑)それから民間人コンサルタント(爆)が連れてきた
助手のジェイミーにはニンマリ(^^)とんでもない頭脳の持ち主で、生意気な事を言ったりやったり
するけれど(ロークを出し抜こうとする大胆不敵さはあっぱれ・笑)、やんちゃな子供っぽさはやっぱ
り可愛いし、将来が楽しみなキャラですね。今回は妊娠宣言をかました(爆)メイヴィスとジェイミー
のまじりっけの無い個性が、ストーリーの中でとりわけ輝きを放っていたなあ〜と思いました(^^)
あとホイットニー部長が登場すると空気が締まりますね。上に立つ者としての威厳と同時に懐の
深さを感じさせるなあ〜と。イヴと二人で街中を歩きながら、話し合うシーンは好きです(^^)
それからトゥルーハート君の今後も登場機会が増える事を期待だわ〜。可愛いんだもん(爆)

単発登場(?)の脇役達に関しては、ユニットを調査中に感染してしまったEDD捜査官の母親を筆頭
にNY市の副市長やその腰巾着、分署の巡査部長等各々に考えや感情をきっちりと注ぎ込んで描き
抜かれているので、キャラ立ちも抜群。細やかで抜かりの無い描写はさすがの一言に尽きました。

子供を食い物にしていた犯罪者達がウィルス感染の末に連続して死んでいく中、「ピュアラティ」と
いう組織から犯行声明文がマスコミに発表され、イヴは大衆に対するイメージや認識を優先させ
ようとするNY市長側の政治的な思惑に巻き込まれそうになりながらも、チームを率いて捜査に
当たりますが、サスペンス面は、法というシステムから逃れている悪人にターゲットを絞って犯行を
繰り返す事で正義を説く組織や事件を解決する為に、犯人グループの人間を取引せざるを得なく
なり葛藤するイヴの姿を通して、「正しさ」の意味を考えさせられる内容で、犯人逮捕までの過程に
社会性や政治色を巧みに織り交ぜながら、重量感を持たせつつ、読ませるなあ〜といった感じで、
最後まで興が尽きなかったですね。ストーリーの流れも安定していて、脇役達の絡ませ方や各
エピソードに(ロークはしっかりとツボを押さえた立ち位置で良いんだなあ〜)事件のオチまで、
トータルで大満足な内容でした。あっ、サマーセットがおとなしめだったのがちと残念かな(笑)

ノーラ名義を大して読んでいないにも関わらず、私にはロブのサスペンスの方がツボだなあ〜と
改めて実感。犯人像や展開の意外性よりも、警察側の動きの充実振りや捜査過程の面白みが
勝る方が断然好きなんですよね。なので、そういった面が多分に楽しめるだけで無く、ロマンスや
キャラ同士の味わい深い繋がり合いにおいても出色を極めるこのシリーズの成長力を今後も
堪能していきたいですね(^^)次回作は「Portrait in Death」。秋あたりに読めたら嬉しいなあ〜。

汚れなき守護者の夏 (ヴィレッジブックス F ロ 3-15 イヴ&ローク 15)汚れなき守護者の夏 (ヴィレッジブックス F ロ 3-15 イヴ&ローク 15)
青木 悦子

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  1. 2007/06/25(月) 20:37:40|
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イヴに捧げた殺人 イヴ&ローク14

来月のTS読了後のグロッキー状態に備えて、「慰め本」(笑)としてお取り置きしておこうかと思った
りもしましたが、やっぱり読まずにはいられませんね(^^;)という事で「イヴ&ローク」の新刊です。

誕生日パーティーを楽しんでいたNYの実業家が、シャンペンを飲んだ直後に死亡した。事件の担当
になったイヴは、実業家に毒入りのシャンペンを渡した人物が、かつて夫を毒殺した容疑で逮捕した
ジュリアナである事を突き止めるが、ジュリアナはイヴに復讐する為にロークの命を狙っていて・・。

毎回感じている事ですが、今回もまた十分に水準に達した内容でしたね〜。割とのんびりとした
始まりで、休暇を終えて充電完了したイヴが仕事に復帰すると、実はマクナブと一緒にロークの
別荘で休暇を取っていたというピーボディの話を聞かされたり、ピーボディの両親の登場等賑やか
なやり取りが、楽しくスムーズに流れていく感じ(^^)超能力の持ち主だというピーボディ父や透視眼
で相手を思うままにしてしまう(笑)ピーボディ母ですが、特に母の方は優しくて感じが良いけれど、
どこか達観したような雰囲気を醸し出していて、不思議な存在感がありましたね〜(笑)あのローク
にまで効果てきめんの呪いとは(爆)そんなやり取りの中で人付き合いが苦手なイヴの成長振りが
見えたし、特にピーボディ母にピーボディの事を語るイヴは良かったなあ〜。いかにもイヴらしい
言葉であると同時にイヴにとってのピーボディの存在の大きさがしっかりと感じられて○でした(^^)

今回はイヴとロークの結婚一周年という事で、言うまでも無く(笑)、二人の仲はこれ以上はない程
の安泰を極めています(^^)そんな中イヴが捜査の為にテキサスのダラスに行かなければならなく
なり、当然ロークも同行する事になりますが、幼い頃の自分がいた場所を辿り、過去と向き合うイヴ
の痛ましい姿には胸が苦しくなる一方でイヴの苦しみや痛みを前にして、自分の無力さに苛立ち、
激しい怒りを覚えるロークの姿がまた痛切でしたね(><)ロークがイヴに抱く愛情の深さだけで
無く、ロークというキャラの本質的な部分を強く物語ってもいたし、ロークの内でうねる様々な感情の
中でも苦悩が特に重かったなあ〜、やっぱり。イヴの苦しみとはまた別に印象深くもあり、イヴだけ
じゃなく、ロークもまた人から無償の愛を差し出される事に慣れていないっていう部分にグッと
きました。シリーズを通して、二人のロマンスや脇キャラとの絡みを楽しむ一方で、イヴの過去
という影が常に付いて回る中、その暗さや重さがまた今回色濃く余韻として残った感じですね。

実業家を毒殺した犯人が、かつて自分が刑務所へ送り込んだジュリアナだと知ったイヴは、巧みに
姿を変えて殺人を続けるジュリアナのターゲットがロークである事を掴みますが、殺害された実業家
の元妻やジュリアナの義父等登場シーンの少ない脇役ながらも、味わい深く描き込まれていたのは
印象的でしたね(^^)刑務所の奇抜な実態も、近未来ならではと言えて面白かったし、イヴがピー
ボディに未解決事件の担当を任せるエピソードはとても興味深くて、犯人逮捕のお祝いにどっか
から花束をかっぱらってきた(笑)マクナブの可愛さにはニンマリ。あとサマーセットがイヴの古い
Tシャツを雑巾にして、これみよがしに掃除していたシーンも、お約束ながらおかしかったです(爆)

サスペンス面は前作の緻密さが私的に印象深いせいか、今回は妥当な感じがしましたが、
展開としては流れも良いし、犯人の病んだ心理なんかもバックグラウンドと共にしっかりと描写され
つつ、いつもながらの手堅さと勢いで最後まで面白く読ませるのはさすがといった所でした(^^)

新しい物に触れた時のような新鮮さは無くても、イヴとロークの揺ぎ無い関係はいつ読んでも
素晴らしいし、豊かな脇役達の存在を始め、すっかり馴染んだこの空気感が大好きなんです
よね。シリーズ物ならではの変化や発見を今後も楽しみたいですね♪今年は何冊読めるかな。

イヴに捧げた殺人イヴに捧げた殺人
J.D.ロブ 中谷 ハルナ

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  1. 2007/03/22(木) 22:36:51|
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薔薇の花びらの上で イヴ&ローク13

嬉しくて嬉しくて、読んでしまうのが勿体無いような(笑)「イヴ&ローク」シリーズの最新刊です。

NYの高層マンションから女性が転落した。捜査を担当する事になったイヴは、被害者の体内
から麻薬が検出された事や被害者が事件当夜、ネットを通じて知り合った相手とデートをして
いた事実を突き止めるが、容疑者に結びつかないまま、やがて次の殺人が起こり・・・。

前々作、前作同様今回も読み応え十分な厚い内容でしたね〜(^^)ネットを通じて知り合った
デートの相手にドラッグを飲ませ、レイプして殺害する事件が起こり、イヴが捜査を担当する事
になりますが、イヴにとってはただでさえ向き合うのが辛いレイプ事件なのに、ロークの不在時
に父親の夢を見てしまった事もあって、夢の残像を払い除けるように、ボロボロになるまで捜査
を続ける姿が今回も痛切で、イヴを心配し、優しく強く思いやるロークはいつもながら素晴らしい
の一言(笑)ロークが口にする、簡潔な言葉に込められたイヴへの底知れない愛情にはやっぱり
ガツンと貰いましたね(^^)相手を愛する強さに驚いたり、戸惑いを覚えたりする中、本質的には
相手がいて、支えて合ってこそ自分自身で在れるっていう、二人の関係が、シリーズが進んでいく
毎により深く揺ぎ無いものになっていくのが感じられて、相変わらずしっかりと感動致しました(^^)

前作の痴話喧嘩以来(爆)気になっていたピーボディとマクナブですが、今回はマクナブと
恋敵(笑)のチャールズのご対面もアリで、ガキ丸出しの言動が何ともまあ哀れで可愛くもありで。
愛すべき男だよなあ〜。ピーボディがチャールズと付き合うのもムカつくけれど、チャールズが
別の相手と付き合って、ピーボディを傷つける事も許せないって事で終いには殴りこみに行っちゃ
うし(笑)典型的なメロメロ君( ̄m ̄*)でもロークに指摘されて初めてその事に気がついたって
いう間抜け振りもアリで(^^;)すったもんだの末に二人は一応元サヤに納まりましたが、それ
までの過程でイヴは相変わらずの「聞きたくない・聞こえない」状態で、ピーボディがマクナブ
のネタを振ると、「顔が痙攣する」発言も飛び出したり。でもイヴなりにピーボディの愚痴の相手
をしてあげて、しかも意外にもまともな指摘をしていたのには思わずニンマリでしたね( ̄ー ̄)

シリーズ当初のビターな暗さオンリーの雰囲気を思うと、(当然死や暴力の匂いは尽きないし、
付いて回るイヴの過去の事もあるれど)最近の作品に見られる、色彩豊かな空気感は本当に
良い感じで、読み手としてもシリーズならではの喜びというか醍醐味が味わえて何よりだなあ〜
と思いました。今回やたらと印象に残ったのは、赤いハート模様のパジャマ着用のフィーニー
ですね(爆)さすがにイヴは突っ込みを控えていたけれど、反応を是非見てみたかった(^^;)
あと渋さで魅せるホイットニー部長とロークの食事風景も密かに気になりました(笑)

サスペンス面は二人組の犯人が初めからわかる描かれ方で、犯人が残した手がかりを追いながら
増えていく膨大な情報をふるいにかけつつ、被害者の体内に残っていたドラッグから、何十年も
前に大手の製薬会社が手がけた性的機能障害と不妊症に関するプロジェクトに結びつきますが、
ゲーム感覚で犯罪を続ける犯人の心理もしっかりと挿入されていたし、驕り故に踏んだドジも
犯人のキャラならありえる事だなあ〜といった感じで。事件に関する情報の多さに私の頭の中も
混乱しそうでしたが(笑)その情報を整理しながら、イヴが丁寧に事件を追っていく過程が
がっちりとした手ごたえで描き抜かれていたし、力強く引っ張り込んで読ませる事しかりで(^^)
トータルで見て、満足度の高い充実した内容でした。このシリーズはやっぱり外さないなあ〜。

イヴとロークの関係は確固と揺るがずだし、お騒がせの二人にやれやれと安堵し(笑)、新しい
カップルも誕生したロマンス面も◎。期待通りの面白さでお腹一杯の読後は至福の限りです♪

薔薇の花びらの上で薔薇の花びらの上で
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  1. 2006/10/21(土) 21:00:29|
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春は裏切りの季節 イヴ&ローク12

カテゴリーを作るべきなくらい大好きなシリーズなのに、まともなレビューは今回が初めて。
本国では秋に23作目が出版になるそうです。翻訳のピッチが上がりつつあるのはナイス♪

ロークが所有するホテルで、伝説的な女優のコレクションの大掛かりなオークションが
催される事になり、イヴはロークと共に記念パーティーに出席していた。だがその
最中にホテルのメイドが絞殺され、捜査を担当する事になったイヴは殺し屋の犯行と
断定するが、真のターゲットはロークと思われた。そして第二の殺人が起こり・・・・。

「ラストシーンは殺意とともに」「ユダの銀貨が輝く夜」と私的に凄く満足度の高い
作品が続きましたが、今回も事件の背景やイヴとロークの関係は勿論の事、ピーボディと
マクナブの微妙な(?)事情に動きアリで(笑)またまた大満足な内容でした。

今回のイヴはどちらかというと癒し&慰め担当(笑)で、自分の下で働いていた事が
原因で殺された被害者を悼む気持ちと犯人への怒りに燃えるロークをイヴが受け止める
シーンは激しさと優しさが合い混ざったとても印象深いものでした^−^
ロークの相変わらずの非の打ち所の無さには、ただただうっとり。ロークって
やっぱり夢を見させてくれるヒーローだなあ〜ってシリーズを読むたびに実感です♪

私に某シリーズのカップルを何となく思い出させる(深刻さが全然違うけれど)
ピーボディとマクナブですが、イヴとフィーニーをうんざりさせる(笑)ほど
調子良くいちゃついていたのに、ピーボディとチャールズの事が原因でついにマクナブ
が嫉妬&怒り爆発で喧嘩勃発。仕事中に泣き出しそうになっているピーボディを
一旦はばっさりと切ったイヴもロークに忠告されて、結局はアイスクリームを食べながら
話を聞く事に。それがまたいかにもイヴらしい聞き方でおかしかったです(笑)
その後二人は仕事上は協力し合おうという事で一時休戦しましたが、最終的に
明確な仲直りは描かれていなかったので、「マクナブしっかりしろ〜\(`o'゛;)」
と思わずどつきたくなるような感じ(笑)この二人の今後がますます気になる〜!

ラストはかなりしんみりとした感じに落ち着きましたが、このシリーズってやっぱり
凄いなあ〜って思いました。キャラの成長と一緒にストーリーそのものも前進している
んですよね。イヴのキャラが苦手って人もいるみたいだけれど、私はシリーズを読み
重ねていきながら、イヴの魅力を把握したというか・・・吸収した感じです^−^
イヴのキャラがあって初めてロークのキャラもまた輝くっていうバランスもまたツボです。

シリーズものって良い意味で定番(「FBIシリーズ」みたいに)の面白さを期待して
読むところがあるけれど、「イヴ&ローク」はそれだけじゃなくて、また違う
位置にあるんですよね。このシリーズのように、安定した面白さとキャラの心理面に
おける成長と変化(主にイヴ)を同時に期待出来るのって中々無いなあ〜って思います。
今年に入ってもう2冊発売になりましたが、次はいつでしょう?楽しみです♪


春は裏切りの季節春は裏切りの季節
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  1. 2006/04/23(日) 01:10:51|
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