リンダ・ハワードのHTP。作家
凶作競作(笑)による、「光と闇の覇者」シリーズの一作目ですね〜。
数字を先読み出来る特殊能力を持つローナは、その能力を使ってカジノを渡り歩きながら日々の生活費
を稼いでいた。そんなある時、カジノ「インフェルノ」のオーナーで、超能力を持つレイントリー一族の長でも
あるダンテに呼ばれたローナは、いかさまの嫌疑を掛けられるが、突然「インフェルノ」が火事になって・・・。
↓の作品もそうですが、近年のリンダ作品はいま一つではあっても、普通に読めてはいたんですよね〜。
でも今作は最初から最後までよくわからなかったと言うか、リンダらしさが全く感じられない内容だったかな。
まずローナ、ダンテ揃って魅力が感じられない上にキャラの描写やロマンス面のやり取りも希薄だし、レイン
トリー一族とアンサラ一族との敵対関係及びパラノーマルとしての背景や土台、更にローナが母親に虐待さ
れて育った事は描かれていたものの、特殊能力に関する諸々が曖昧なままなのが気になったりも。ストーリ
ー自体も漫然としていて、面白みに欠いた感は否めず。しかもあの終わり方に至っては何だかなあ〜と(笑)
いくら作家競作で続きがあるとは言え、ちょっと呆気に取られてしまいました(^^;)一読のみの作品でした。
このシリーズの続きが8月、9月と連続刊行されていて、あらすじをチェックして見たのですが、特に興味を
惹かれないな〜(苦笑)そういえばHQ社もカテゴリーがまた変更になるそうですね。ついていけないわ(^^;)
- 2008/09/10(水) 23:32:36|
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ジェイン・アン・クレンツのHA。ステファニー・ジェイムズ名義ですが、良さげだったので読んで見ました(^^)
両親の亡き後、弟たちを育て上げたデボンは牧場主のガースからのプロポーズを受け入れるが、ガースが
求めるタイプの妻になれるとは思えず、ガースの気持ちが冷める事を期待しつつ、一年の猶予期間を貰っ
て都会で生活をしていた。だがガースは一年後にデボンを迎えに現れ、二人は一緒に故郷に戻るが・・・。
最近のHQ萎えについて、このブログでも何度か言及していますが、この作品は○でしたね〜。ステファニー
・ジェイムズ名義という事で警戒心はあったものの、読まれた方の感想を拝見しつつ、良さそうだったので
着手した次第です。聡明でファニーなしっかり者のヒロインと断固として結婚を主張するメロメロヒーローの
どちらもクレンツらしいキャラだし、相手に対する向き合い方や二人が関係を確かなものにしていくやり取り
の一つ一つがクレンツならではカラーで色づけされていて、その微笑ましくも間の抜けた、温かな温度感が
良いんだなあ〜。ジェイムズ名義ですが、限りなくクレンツ名義の作品に近いものを感じましたね。こってり
と重そうな料理に対するヒロインの反応やお洒落な家具を置く置かないの下りもナイスで、頭が固い一方
で思いやりあるヒーローがヒロインに懐柔されていく様の楽しい事!クレンツ節に満足した作品です(^^)
- 2008/07/20(日) 23:54:47|
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↓のクレンツに続いて着手したのがスーザン・マレリーの「The Buchanan Restaurant Series」の
二作目。前作が不発だった事もあり、シリーズの続きを読むか否かはこの作品次第なんですよね(苦笑)
シングルマザーのエリッサは、パンクした車のタイヤ交換に手こずっている所を、元海兵隊員のウォーカー
に助けられた。エリッサのアパートの上の部屋に越してきたばかりだと言うウォーカーにエリッサは惹かれる
ものを感じるが、他人には借りを作りたくないエリッサは、ウォーカーの厚意を突っぱねようとして・・・。
そんなに作品を読んでいないものの、ラズベリーさんから出たシングルタイトルを始めとして、読んだ作品
がハズレ続き(苦笑)のマレリーですが、この作品でも浮上はならずでしたね(^^;)とりあえずウォーカーは
割りと良かったかな〜。過去や心の傷を背負った元海兵隊員で、マイペースに自分の人生に向き合って
いく様を雰囲気良く読ませてくれたし、エリッサの娘のゾーイとのやり取りもほっこりとしてナイス。でも前作
同様にブキャナン家の人々の魅力の薄さが致命的と言うか、一人一人の個性に光りが見えてこないん
ですよね。エリッサと家族の仲直りに関しても特筆するようなものは無くてストーリー自体も凡庸。ウォーカ
ーを除けば興味をそそられたり、心に響いたりといったチャームポイントが見当たらない作品でした。「シャン
パン・ロマンティック」の時にも触れましたが、マレリーが描く家族の温度感が合わない事を再認識しただけ
で無く、このシリーズの続きからの脱落が決定しました(^^;)こうして私のHQ萎えは続く一方・・・。おそらく
次回のHQ関連のレビューはリンダのHTPになると思いますが、これがまた作家
凶作競作だしな〜(^^;)
- 2008/06/30(月) 23:39:07|
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最近はすっかりと「買わない・読まない」な状態にあるHQですが、少し前に押さえたものだけでも読んで
おこうと思い、ジェイン・アン・クレンツのHAを手に取りました。ステファニー・ジェイムズ名義のタイトルです。
八ヶ月前、ヘザーは離婚直後で疲れていたボスのフリンを愛して関係を持ったが、程無くしてフリンから
一方的に別れを告げられた。その後職場を変え、家を購入して新しい生活を始めていたヘザーの元に
海外勤務から戻ったフリンが現れ、過去の自分の行いを反省してヘザーに結婚を申し込むが・・・。
クレンツとは言っても、あまり相性の良くないステファニー・ジェイムズ名義なので(笑)、さほど期待をせずに
読み始めたのですが、やっぱりイマイチでしたね〜(^^;)バツいちのフリンがシングル・ペアレントだったりと
いつものクレンツの型とは違う要素が使われていたりしつつ、過去の一件から警戒するヘザーに対してフリン
の押せ押せモードがメインのやり取りが交わされますが、フリンにしろヘザーにしろキャラの魅力がもう一つ
と言うか。クレンツらしいファニーで間の抜けたカラーに欠くような感じだなあ〜と。フリンの両親も魅力無し
だし、全体的に大味な感じは否めずでしたね。読むのに苦では無かったけれど、一読のみと言った所です。
- 2008/06/30(月) 23:37:56|
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7月にMIRAから3ヶ月連続で「マッケトリック家シリーズ」が刊行されるリンダ・ラエル・ミラー。village
さんから出ている「ラスト・チャンス・カフェ」しか読んだ事が無いので、最近再販されたHQの作品を
お試しして見ました(^^)以下二つまとめてのレビューになりますので、あらすじはスルーしますね〜。
「あの小川のほとりで」
離婚後おばが遺した家に引っ越してきたエリザベスと1800年代に生きるジョナサンのお話。幽霊が出る
とか噂のあるおばの家の中で、昔に焼け落ちてしまった部分に繋がる扉が過去に繋がっていて、おばの
ペンダントを使って時間旅行をするという設定になっていますが、エリザベスとジョナサンの娘との間に芽生
える雰囲気はほんわかと良い感じで○。ストーリーそのものもさくさくと読めました。ただジョナサンの元妻
のエピソードは何か中途半端な気もしたので、別に無くても良かったと思うし、ヒーローとしてのジョナサン
の魅力の無さがちょっと気になったりも(^^;)それなりに楽しめたけれど、本棚に残す程では無いかな〜。
「とっておきの微笑みを」
エリザベスのいとこのルーとエリザベスとジョナサンが住む町の保安官のファーリーのお話。タイムスリップ
したエリザベスが残した手紙を読んだルーが後を追いかけますが、前半は「あの小川の〜」と似たような
流れなので、盛り上がりに欠いたかな〜。中盤から展開に変化が出てきたものの、ルーとファーリー揃って
キャラに吸引力を感じないせいもあってか、面白いとまではいかず・・・でしたね(^^;)設定とかは良かった
けれど、作品そのものは可も無く不可も無し・・・かな。この二作品は巷では評価されているみたいですが、
私的にはよくわからず(苦笑)期待していたので残念なものの、7月にMIRAから出る作品は買いです(^^)
- 2008/05/07(水) 23:47:28|
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バーバラ・マコーリィとナリーニ・シンのD作品をまとめてレビュー。あらすじはスルーさせて頂きますね。
「変わらぬ口づけ」 バーバラ・マコーリィ
このシリーズは大きく外さない定番ものとしてチェックし続けているけれど、今回は一番萎えたかな〜(^^;)
八年前に周囲に内緒で結婚したものの、数時間後には意見が合わずに衝突して別れる事になった二人
が復縁するお話ですが、言動に可愛げが無い上に、上手くいかなくなるとすぐに感情に走って逃げ出す
ヒロインが私的に好かないだけで無く、最後の最後までヒーローが歩み寄るのがどうもフェアじゃない気が
して納得がいかず。二人が再会して以降のやり取りも漫然としていて、ロマンスとしても薄めと言うか、
全体的に味気無くて内容に欠くように思えましたね。これは一読のみで終わりだな〜。残念でした(^^;)
「情熱の烙印」 ナリーニ・シン
両親が遺した牧場を守ろうとするヒロインとヒロインの隣人で牧場主のヒーローの契約結婚話ですが、これ
が何ともまあ・・・(^^;)子供に関する発言を筆頭にヒーローの言動全般が何だかな〜だし、ヒロインの幼な
じみに対する煮え切らない態度にもイライラしたりとキャラにストレスが溜まる一方で、ベッド以外に二人が
分かち合うものとか相手に惹かれる理由といった精神的な部分がまるで見えてこないんですよね(苦笑)
ナリーニ・シンらしい良さ(キャラの素直さとか)が欠けた不発作品でした(^^;)ナリーニ・シンと言えば、
Berkley Sensationから出ている「Psy-Changeling Series」の翻訳を期待しているのですが・・・(^∧^)
- 2008/04/14(月) 23:59:06|
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N・ウォレンのHA。NYのホテルを舞台にしたお話ですが、別作家による関連作が刊行されているみたいです。
キットは三年前の結婚式当日に花婿のピーターに式をすっぽかされて以来、友人が経営するホテルの
広報の仕事を生きがいにしていたが、ある時ホテルのイベントを通じてピーターと再会した。一方キットに
謝罪すべく、イベントに参加したピーターは自分の気持ちを自覚し、キットを取り戻そうと決心するが・・・。
あらすじを読んだ時点で私的に地雷系かも・・・と思いつつも、ナンシー・ウォレンの作品なので読まず嫌い
はせずに試して見ましたが、やっぱりヒーローがダメでした(^^;)結婚式当日にヒロインに後始末を丸投げ
して、自分はトンズラという行動が許せない上に三年も経ってのこのこと姿を現した挙句、ヒロインに「ウエデ
ィング・ドレスを燃やしたのか」などと訊く神経が何だかな〜と(呆)反省しているとは到底思えずだし、「愛し
ている=結婚」とヒロインが一人突っ走ってしまったとは言っても、やっぱり許し難い。性的なファンタジーを
実際に試して見るというTやBZでよく使われるネタはまあ良いのですが、ヒロインも何だか芯が通っていないし
と主役の二人に好感を持てないので如何せん不発でした(^^;)そんな中ホテルのゲストの女性コメディアン
とヒーローの知人のイギリス人貴族のサイド・ストーリーが救いと言えたかな(笑)次回作に期待です(^^;)
- 2008/04/10(木) 23:59:49|
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